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死者・不明者1万900人=関東大震災に次ぐ規模−東日本大震災
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031600119
東日本大震災の被害は発生6日目の16日、警察庁のまとめで死者・行方不明者は1万931人となり、1923年9月の関東大震災以来初めて1万人を超えた。今後、さらに増えることが予想され、死者・行方不明者が10万人を超えた同震災に次ぐ大惨事となることは確実な情勢となった。
同庁の同日午前0時現在のまとめによると、死者は宮城県が1619人、岩手県で1193人と、いずれも1000人を超えた。次いで福島県が506人で、12都道県で計3373人。行方不明者は岩手県が3318人、福島県2220人、宮城県2011人など6県で計7558人となっている。
各県災害対策本部の15日夜までのまとめでは、避難している人も宮城県で約31万人、福島県約10万人、岩手県も約4万5000人など。水や燃料、食料品のほか、医薬品などの不足も深刻化している。(2011/03/16-06:26)
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死亡・不明、1万人を超す 関東大震災以来の惨禍に :河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/2011031501000650.htm
東日本大震災は16日午前0時の警察庁まとめで、死亡は12都道県の3373人、行方不明は7558人で計1万931人となった。気象庁によると、地震や津波による死亡、行方不明が1万人を超えたのは、10万5千人以上だった1923年の関東大震災以来。
被災地では15日、92時間ぶりに女性が救出されるなど、これまでに約2万5千人が助け出された。依然として連絡が取れない安否不明の住民は数万人に上っている。
15日午後10時31分ごろには静岡県富士宮市で震度6強の地震があった。
警察庁によると、死亡は宮城県1619人、岩手県1193人、福島県506人など。行方不明は岩手県3318人、福島県2220人、宮城県2011人。津波で壊滅的な被害が出た沿岸部で多数の遺体が見つかっており、死者数はさらに増える見通し。
自衛隊や警察は約8万人態勢で救出活動を続けている。津波のため町民のほぼ半数、8千人の安否が分かっていない岩手県大槌町では、大阪市消防局の隊員らが発生から92時間ぶりに民家から70代の女性を救出した。宮城県では約1万人が安否不明になっていた南三陸町で約2千人の無事を確認した。
東北地方は15日夕から寒気が入り込み、16日から真冬並みの寒さとなる見込み。約53万人が7県、2600カ所以上の避難所で生活をしているが、食料や毛布が十分に行き渡っていない。政府は食パン42万食、即席ラーメン10万食、毛布12万枚を各地に運ぶなど救援物資の輸送を急いでいる。
震度4を超える強い余震は減ってきているが、気象庁は「活動は活発で引き続き警戒は必要」と注意を呼び掛けている。
2011年03月16日水曜日
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