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東日本巨大地震で被災し、運転を停止した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)について、経済産業省原子力安全・保安院は12日、建屋内の中央制御室で通常の1000倍の放射線量を観測したと発表した。直ちに健康に影響を及ぼす数値ではないが、原子炉建屋から放射性物質が漏れた可能性があるという。
東電によると、1号機は12日午前、原子炉内の冷却水位が低下し、一時燃料棒の頂部が水面より上に露出。同社は消防車を使って水を炉内に注入したが、燃料棒が一部損傷した可能性もある。
また、福島第2原発(同県富岡町、楢葉町)でも原子炉格納容器の圧力が上昇する恐れがあり、政府は既に半径10キロ以内の住民5万1207人に避難指示を出した福島第1原発に続き、同第2原発にも半径3キロ以内の住民8049人に避難を、同3〜10キロ以内の住民2万4377人に屋内待機を指示した。
運転中だった同第1原発1〜3号機は、地震直後に自動停止。原子炉格納容器内の圧力が上昇する恐れがあり、東電は12日午前9時すぎから、1号機の弁を開放して、圧力を逃がす作業を開始。二つあるうちの弁一つを開放した。
東電は同様の作業を福島第2原発1〜4号機でも開始。この作業を行うと、微量の放射性物質が大気中に放出される可能性があるが、東電によると、実質的に人体に影響のある量にはならないという。
一方、経産省は放射線医学総合研究所に要請し、医師や看護師、放射線測定士からなる緊急被ばく医療支援チーム(REMAT)を自衛隊ヘリで派遣した。(2011/03/12-13:52)
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