http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/430.html
Tweet |
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120290.html
不安抱え「とにかく西へ」 福島原発周辺4万人超避難
2011年3月12日12時7分
印刷
全町民に避難指示が出たため、避難所から町外へ向かう住民たち=12日午前6時7分、福島県大熊町、水野義則撮影
大熊町の西隣の田村市は被害が少なかったため、公共施設20カ所を大熊町民の滞在先として開放することを決めた。
大熊町の北に隣接する双葉町も、放射能漏れの危険を避けるため、全町民約6800人が町外に避難することになった。町役場によると、午前6時に防災無線で避難するよう放送をした。
同9時ごろから希望者には内陸の川俣町にマイクロバスでのピストン輸送を開始。自力で町外に出る住民もいるという。職員の一人は「どれぐらいの住民がバスに乗るのかも、住民がどうやって町外に行くのかも分からない」と慌てた様子で話した。
福島第二原発がある楢葉町役場では、午前8時ごろから南のいわき市に向けて町民の避難が始まった。
同町の町民は約7800人。町では放送のほか、消防団が町内を回って避難を呼びかけた。前日の夜から町が把握している集合場所にいた約1500人はバスで、そのほかの町民には自家用車などで、いわき市内の学校施設に避難するよう呼びかけた。現在、避難中という。
同じく福島第二原発がある富岡町も、全町民約1万6千人が町外へ退避することになった。町役場によると、隣の川内村に避難先を確保し、防災無線で避難を呼びかけた。町内外からかき集めたバスで朝から避難所に輸送している。
◇
東京電力は12日未明、福島第二原発で協力会社の作業員が死亡し、第一原発で社員2人が行方不明になっていると発表した。
死亡したのは国勇(こくゆう)工業(同県相馬市)の男性作業員ハヤカワオサムさん(54)とみられる。クレーンで排気筒の耐震工事中に操縦室に閉じこめられたという。行方不明の2人は第一原発第一運転管理部の社員で小久保和彦さん(24)と寺島祥希さん(21)。第一原発4号機から蒸気を受けて電気をおこすタービン(羽根車)の建屋にいたらしい。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。