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http://www.nhk.or.jp/news/html/20101024/t10014788351000.html
日本列島の下の岩盤に裂け目か
10月24日 17時25分
日本列島の下に沈み込んでいる「フィリピン海プレート」という岩盤が、西日本の地下深くで大きく裂けているとみられるという研究結果がまとまりました。専門家は、こうしたプレートの形状が、内陸で起きる大地震に影響を与えている可能性があるとみて、分析を進めています。
「フィリピン海プレート」は、東海から西の太平洋の海底で日本列島が乗った陸側の岩盤の下に毎年数センチずつ沈み込み、東海地震や東南海・南海地震などの要因となっています。東京大学の井出哲准教授の研究グループは、地震活動や地震波の速度の違いなどから、「フィリピン海プレート」の構造を分析しました。その結果、和歌山県沖の紀伊水道から兵庫県付近にかけてを境に、東側が深く沈み込んでいるのに対して、西側は比較的浅い角度で沈み込むなど、東西でプレートの形状が異なり、プレートが大きく裂けているとみられることがわかりました。また、15年前に起きた阪神・淡路大震災の震源地は、ちょうどプレートの裂け目付近に当たるほか、昭和23年の福井地震や平成12年の鳥取県西部地震といった、内陸で起きたマグニチュード7前後の大地震の震源地は、東西それぞれのプレートが地下およそ75キロまで沈み込んだ付近に特に集中していることがわかりました。井出准教授は「阪神・淡路大震災は地下深くから上昇してきた水の影響で起きたという考え方があり、プレートの裂け目が水の通り道になっている可能性が高い。プレートの構造と内陸の地震との関係について分析を進め、将来の地震の予測につなげていきたい」と話しています。
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