★阿修羅♪ > 自然災害16 > 305.html ★阿修羅♪ |
|
チリ地震はプレート境界型、日本の東海地震や東南海、南海地震と同じ。そうであれば、どんな前兆があったのか? http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/305.html
日本では東海地震予知のためにすでに数千億円規模の金が使われている。しかし、その根拠は、 「東海地震が予知できる可能性があるとする根拠は、東京帝国大学地震学教室の今村明恒主任教授が行っていた静岡県掛川市〜御前崎間の水準測量から始まった。今村教授は、宝永、安政地震など、この地域で発生する巨大地震の予知を試みた人である。その測量を開始したのがちょうど昭和の東南海地震(1944年)が発生する一ヶ月前であった。地震発生当日も測量を行っていて、この時の測量結果から、地震前日から当日にかけて地震発生時とおなじように御前崎の方が持ち上がる動きが確認できた。もしも、このような動きが次の東海地震の前に現れれば、現代の観測機器なら確実にとらえられるに違いない。という考えが基本となって現代の東海地震予知体制がつくられたのである。」http://www.bo-sai.co.jp/toukaijisin.htmより引用 ということなのだ。しかし、読めば分かるように、1944年には東海地震は起きていない。こんなあいまいな根拠で現実はまだ起きていない地震に対して金を使うよりも、現実に世界の方々で起きてきているM8以上の地震で、どんな前兆現象があったのか、それを調べることをするべきだ。 少なくと、先行して近隣地区でどの程度の地震があったのか、それを調べて報道することはかなり簡単にできるはずだ。 日本でも、阪神大震災以来、各地で数年おきにかなり大きな被害を与える地震が起きてきている。これらの地震が浜岡原発のある静岡を襲う東海地震の前兆現象である可能性が高い。 世界中で起こっている地震の1割から2割は日本で起こっている。そして、地震銀座である日本には原発が50基以上あるのだ。世界中、どこを見ても、原発が地震頻発地区にこれだけの密度で建設されている例はない。 そして、原発を東海地震のようなM8規模の地震が直撃するような事態は世界中どこを見てもまだ起こっていない。つまり、日本が最初のケースになるはずなのだ。 耐震設計をしているから大丈夫だと政府や電力会社は言っているが、耐震設計の計算は経験値を用いて行われる。つまり、このような建物がこのぐらいの地震に襲われると今までの例から言ってこのような被害になり、このような補強をしたら大丈夫だったという経験からそれをシュミレーションして新しく建物を作っている。しかし、原発が巨大地震に襲われた例は今までないのだ。 つまり、今行われている耐震設計は単にこのくらいの地震なら原発という特殊な建物がこのような被害を受けるだろうと「想定」したものでしかない。だから、中越沖地震の時、柏崎刈羽原発は想定外の被害に見舞われ、原発の原子炉建屋のすぐ外側にある変圧器の土台が1m以上も持ち上がってしまったり、変圧器の絶縁オイルが漏れだして火災を起こしたりしている。中越沖地震はあくまでも活断層が起こした地震であり、東海地震のようなプレート境界型地震ではない。プレート境界型地震のほうがずっと大型なのだ。 自分がチリ国内にある英語メディアにアクセスしようとしても、エラーになってしまってみることができない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 自然災害16掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |