http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/299.html
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［戦争版」で原田武夫氏による 「ハイチ巨大地震の犯人は地震兵器？」が紹介されている。
http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/109.html
以下はそれについての考察：
http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/archives/51379413.html
％％％％％引用開始
ここで引用されている「環境操作技術の軍事およびいかなる敵対的使用の禁止に関する条約」は1976年に結ばれました。
その第二条で：
『前条にいう「環境改変技術」とは、自然の作用を意図的に操作することにより地球（生物相、岩石圏、水圏及び気圏を含む。）又は宇宙空間の構造、組成又は運動に変更を加える技術をいう。』
と書きます。この二条では「地震兵器」は露には明記されていませんが、この条約討議では、地震を兵器とすることの危険性を除去することが討議国の念頭にあったであろうことは、下記の背景から想像に難くありません。
1976年といえば、地下に水を注入することで、地震を引き起こせる事実を地震研究者は知っていました。実際、インドでは1965年、水を貯め始めたコイナ・ダムでマグニチュード6.5の大きな地震が発生し、180もの人命が失われました。又、この1970年代という時期は、東大の一地震研究者（当時）による東海地震切迫説等に代表されるように、地震予知が可能であると大方の地震研究者は信じていました。
とすれば、地震予知情報を使って、事前に、自然に任せてそれが起きる前に、その地震の引き金を引いてしまうという技術開発が早晩、開発されるだろうと想定されたわけです。そうした不法行為を国際的に禁ずるべく上記の各国合意努力がなされ、条約という合意形成にこぎつけたのでしょう。
しかし、それから40年、地震研究者が学んだことは地震予知技術の難しさでした。未だに特別な少数事例を除き成功していません。地震の発生場所については、活断層沿いであろう、海溝に沿った海底であろうなぞと想定できます。しかし、その地震規模（大きさ）、とりわけ発生時については全く手をこまねいているのが現状なのです。地震を兵器として使おうにも、そのための基本･出発情報が無いのです。これが、私が繰り返し「地震兵器」を否定する論拠です。
すでに本年の2月8日記事でも書いたのですが
http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/archives/51366002.html
ハイチ地震を引き起こした横ずれ活断層では、地震前に研究者が警告を発するほどに地表での歪蓄積が明瞭であったのです。近く地震が起きるであろうことを、誰しもが予測していたのです。そこで、此処に水を注入する、又は断層のずれを停めている特別領域（アスペリティという）を、火薬などで破砕して、成り行きを見ようといった「ストーリ」を考え付いた軍関係者そしてそれに追従した研究者がいたのやもしれないとの疑念はありえます。ここには、「どうせ、犠牲者は途上国さ」といった白人の優越意識も在ったやも知れませ。それはさておき、こうしたことが実際になされたとしても、その事が「地震兵器」の存在に直結しないことは、上記の文脈から明らかと思います。
%%%%%引用終わり
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- ↑訂正： ハイチ地震＝戦争兵器？＝＞ハイチ地震＝地震兵器（本文なし） 脳天気な醜男 2010/2/19 18:33:06
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