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サモア地震:「村が丸ごとのみ込まれた」津波の恐怖語る
2009年9月30日 13時2分 更新:9月30日 13時13分
29日、津波が襲った米領サモアで、押し流された車=AP 【ジャカルタ井田純】南太平洋のサモア沖で29日(日本時間30日)に発生したマグニチュード8.0の地震は津波となり、南の島々を襲った。波は高さ約9メートルに達したとの目撃情報もある。「村が丸ごと一気にのみ込まれた」。住民や観光客は口々に恐怖を語った。海岸線では車両や人が押し流され、地滑り被害も報告されている。
「村があっという間に流された。骨折した人もいる。助けが必要だ」。ニュージーランドからサモアのウポル島に来ていたアンセルさんはAP通信に切迫した様子で話した。
「スタッフは津波が5回押し寄せたと言っている。波は高さ9メートルに達したようだ」。AFP通信によると、米領サモアの国立公園の担当者は、現地の状況を同僚に語った。
サモアの首都アピアにあるホテルの男性従業員(50)は毎日新聞の電話取材に「今までに経験したことがないほどの揺れだった。自分は無事だが、どんな被害が出て何人亡くなったのかも分からない」と話した。アピアでは学校が閉鎖され、企業も活動できない状況となっている。
在ニュージーランド日本大使館によると、サモアには日系企業の従業員、家族ら邦人107人が在住し、旅行者がいる可能性もある。日本時間30日午前11時現在で約50人の無事を確認した。平木場弘人公使は「高台への避難で連絡がつきにくいが、安否確認を急いでいる」と話した。
自動車部品大手の矢崎総業(東京都港区)に入った連絡によると、アピアの現地工場では人的被害はなく、日本時間の正午までに全員帰宅したという。
http://mainichi.jp/select/today/news/20090930k0000e040067000c.html