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(回答先: 関東大地震予測: 8月以降の公算が高くなったそうです 投稿者 kyonkyon 日時 2009 年 7 月 09 日 00:25:06)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090705-OYT1T00118.htmより引用
1・5メートル浮き上がり、周囲の土砂が陥没した千葉・東金の「牧野台調整池」 千葉県東金市下武射田の住宅地の一角で、雨水を一時的にためておくためのコンクリート製貯水池が、30メートル四方に及ぶ施設ごと地面から浮き上がる珍しい現象が起き、管理する市や住民を「なぜ」と驚かせている。
市によると、この貯水池は「牧野台調整池」で、1987年ごろ、近くの団地を建設した不動産会社などの手で造成された。深さは4・3メートルで、全面コンクリートだけに重さは約2000トンになるという。
市が池の異変を知ったのは2日午後。住民から「池が浮き上がり、周囲の道路が陥没している」との連絡が入った。
市建設課職員が駆け付けると、水が入っていない池が最大で約70センチ浮き上がり、地中に埋まっているはずの壁が露出していた。反対に周囲の地盤や道路は陥没し、電柱が傾いていた。
同課は翌3日にかけて道路を補修し、電柱を移動させるなどした。ところが4日朝には池は最大で約1・5メートルも上昇。地盤の陥没も収まらず、水道管も破損し、数十世帯が一時断水した。
周辺の地下水位は1メートルと高い数値を示していたことから、同課は「降雨などで地下水位が上昇し、池を押し上げたのでは。その下に土砂が流れ込み、陥没が起きた」と推測する。ただ、ここ数日はまとまった雨もなく、詳しい原因は不明のまま。同課は今後、池の周囲の地下水を抜き、陥没した場所の補修を進め、被害拡大を食い止める方針だ。
不思議な現象に住民たちも首をひねるばかりで、口々に「こんな光景は初めて見た」「地下水が原因らしいが、あんな重いものが浮くものなのだろうか」と話していた。
一方、コンクリート工学が専門の笠井芳夫・日大名誉教授は「コンクリートの調整池といっても水が入ってなければ船と同じ。地中にたまった水で浮き上がることは十分考えられる。もっとも、地下水位が高かったのに中が空だったというのでは、調整池としての機能を果たしていたのか、そちらのほうは疑問だ」と指摘する。
(2009年7月5日08時43分 読売新聞)