http://www.asyura2.com/09/it11/msg/893.html
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そもそも、生まれて初めてPCを触って入力に使ったのがATOKだった。
その後ATOKが入ってないPCでMSIMEで入力する度にものすごい苦痛を感じていた。会社のPCだと勝手にツールを入れられない規則の場合もあるからね。
ATOKが匠の師匠だとすると、
WindowsおまけのMS-IMEは中学生レベル。
これはATOKを使ったことがある人なら誰でも感じることなんじゃないだろうか。
とにかくATOKの入力はさくさく変換なのだ。
ATOK2014は普通に買うと6181円
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00H27R476/asyuracom-22
知人の学生が学生用アカデミックライセンスをアマゾンで買ったが
結局最後まで学生証の提示なしだったという。
要するに誰でも買って登録できるということか?
学生以外はライセンス違反ですよ。
4436円
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00H27R56Q/asyuracom-22
毎年2月に最新版が出る。今までは5年くらい前のを使っていたが、
Windows7にしてから勝手にMSIMEに乗っ取られる事などがあり、
まぁ、そろそろ買うかということで最新版を買ってみた。
1つ買うと10台のPCまで使えるという。
ATOK PADもこりゃまた便利だ。ネットで検索しても絶賛だった。
ATOKはマッドサイエンティストの苫米地さんが作ったもの。
https://www.google.co.jp/search?q=atok%20%E8%8B%AB%E7%B1%B3%E5%9C%B0
まぁ、とにかく30日無料版もあることだし。
http://www.atok.com/try/
以下参考。
以下に引用したのは2008年の記事だが、これは2014年でも同じだと思われる。
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0805/22/news055.html
最近の「MS-IME」は目に余る――よろしい、ならば「ATOK」だ (1/4)
MS-IMEにがまんができなくなりました
og_atok_001.jpg 変換方法によって視点の移動は大きく異なる。長文一括変換はキーストロークは少なくて済むが、逆方向への視点移動が大きく、一度に確認しなければならない変換結果も長い
最近、MS-IMEがおかしい。
日本語入力において、未確定文字入力後にどれくらいの頻度で変換を行うか、どうやって確定させるか、といったかな漢字変換の操作は、慣れが大きく関係してくる。つまり、変換の操作に正しい方法というものが存在するわけではない。例えば、筆者の場合は文節ごとに変換を行い、ひらがなはそのまま無変換確定、カタカナはF7で変換し、半角英数字は日本語入力をオフにしてから入力、と人間のほうがIMEに歩み寄るクセがついている。これは頻繁に確定を行うことで右から左という逆方向の視線移動を極力短くし、思考の寸断を防ぐためだ。
筆者の周囲を見る限りは、このような入力方法をとる人は少なくない。そうやって無意識のうちに、候補が複数あるか、それとも圧倒的に可能性の高い候補が1つしかないかを判断し、1つの場合は変換キーを押した直後に候補文字列を見もせずに次の文字を入力する。そのため予想外の変換に気づいたときはすでに確定してしまっていることがほとんどだ。再度変換キーを押して未確定に戻せばいいのだが、英語キーボードを使っているということもあり、実際にはいったん消して打ち直すという効率のよくないことをしている。
こういった“慣れ”の理由から、比較的古いIME(FEP)であってもそれなりの変換効率が実現できていた。ところがOffice 2003を入れたあたり(MS-IME2003)から妙な変換が目立つようになり、Vista/Office 2007に乗り換えてからは壊滅的な誤変換(しかも学習してくれない)が頻発するようになった。
おかしい。何かがおかしい。その真実の一端は、マイクロソフト日本法人の元会長である古川享氏のブログで明らかになった。MS-IMEの誤変換の例は枚挙にいとまがないが、そこには衝撃的な一文が含まれている。
某MS社員に、「MS IME最近どうなっているのよ?」と先週聞いた答えが...「IME開発の主体が、中国にシフトしまっていて我々も手を出せない......個人的にはATOKに切り替えようと思っている」と言う現役開発系社員の発言に絶句!!!(古川享氏のブログから引用/「MS IMEさらに...お馬鹿になっていく」)
og_atok_002.jpg 前マイクロソフト株式会社会長の古川享氏のブログ。2008年2月14日の記事の中に衝撃的な記述が
実は筆者のような変換方法、つまり単文節での変換や再変換を行わず、バックスペースを使って修正する、これがMS-IME2007に最もよくない操作だと言われている。これによって誤った学習が行われ、さらにその学習結果が固定化されてしまう。こうして筆者の環境では毎回毎回「用意されている(レビューでは比較的よく使われるキーワードだ)」と入力しようとして「腰囲されている」と変換されるようになったわけだ。いかにも誤変換しそうな漢字を間違ったときには、こちらも身構えていることもあって、それほどストレスは感じない。しかし、簡単だと思っている変換ができないのは、不意を突かれて思わずうめいてしまう。
日本語入力にこだわりのある人は、すでにATOKを使っていることだろう。だが、筆者のように「単文節変換するからどれもいっしょ」くらいにしか思っていなかった、こだわりがないユーザーでさえも、MS-IMEの変換性能はがまんができない領域にまで達しているように思う。コンビニでミネラル水を買い、有料のTV放送を視聴するのがあたりまえになった現在では、OSを買えばついてくると思われていた(使い物になる)IMEでさえも、別途購入しなくてはならないのか……。
仕方がない。選択肢がないのであれば購入するしかない。IMEにこだわりはないが、新しい使い方を覚えるのは面倒だ。そもそも日本語入力で普段使う機能なんて限られているのだ。移行はなるべく楽にしたい。というわけで、IMEにこだわりがない1ユーザーとして、「ATOK 2008」に移行することを決意した。
MS-IMEへの不満でつい前置きが長くなってしまったが、この記事ではMS-IMEのライトユーザーがATOKに移行する際の注意点などについて紹介する。そのため、取り上げた機能は最新版の新機能とは限らないので注意してほしい。また、キー操作はMS-IMEのスタイルになっている。
MS-IMEとは何が違うのか
そもそもMS-IMEを使用するにあたって、きちんとヘルプなりマニュアルなりを読んでのぞむユーザーはそれほど多くはないだろう。最低限必要なキーバインドの知識のみで始めることがほとんどのはずだ。こういったユーザーにとっては、ATOKに移行しても何ら問題はない。インストール時にMS-IME風のキー操作を選択することができるし、MS-IMEでの登録単語の引き継ぎもスタートアップツールで行うことができる。最初からMS-IMEからの移行ユーザーが考慮されているのだ。
og_atok_003.jpgog_atok_004.jpg ATOK 2008インストール時にMS-IME風キー操作にするかをたずねられる(画面=左)。スタートアップツールでMS-IMEの登録単語を引き継ぐことができる。最初からMS-IMEからの移行が考慮されているのは便利(画面=右)
もっとも、MS-IMEとATOKではモードの区分けが異なっていたり、サポートしている操作に違いがあるため、MS-IMEスタイルにしていても完全に同じ操作にはならない。例えば、ローマ字入力で「ju(じゅ)」と入力した後にバックスペースを押すと、MS-IMEでは最後の「ゅ」だけが削除されて「じ」は残るがATOKだと「じゅ」が丸ごと削除される。また、変換後、確定させずにバックスペースを押すと、MS-IMEが変換文字を1文字削除するのに対して、ATOKでは変換文字を未確定に戻す。
文字入力中に半角/全角キーを押したときの挙動も異なる。MS-IMEでは日本語入力がオンのまま、半角英数入力に切り替わる(キー設定上は動作なし)が、ATOKでは今まで入力していた部分が無変換で確定したうえで日本語入力がオフになる。
og_atok_005.jpgog_atok_006.jpg MS-IMEとの操作の違いの例
og_atok_007.jpgog_atok_008.jpg 自分が作成したテキストファイルやメールなど、過去の入力内容から学習を行うAI辞書トレーナー。過去の原稿を一気に学習させることができる
機能面ではないが、デザインの変化から違和感を受ける部分はある。まず最初に気づくのは変換字の表示色、下線のデザインだろう。MS-IMEでは文字色、背景色のほか、下線の有無、色、種類が実線、点線、太線、ディザ細線、ディザ太線の5種類からと、下線のバリエーションが豊かだが、ATOKは下線は有無の指定しかできない。そのため、下線中心のMS-IMEとは必然的に表現が異なってくる。
ただし、アプリケーションによっては微妙に表示が異なるようだ。Microsoft Office 2007、IE7、ワードパッドでは未確定文字は破線の下線になるが、メモ帳、Safari、秀丸エディタなど多くのアプリケーションでは実線の下線で表示される。これらのアプリケーションでは最後の文字の後ろに下線付き半角スペースが表示されるケースがほとんどだ(確認した範囲では例外はSafariのみだった)。
og_atok_009.jpgog_atok_010.jpg MS-IME2007の色設定画面。文節長変更中文字以外はすべて下線のみで表現(画面=左)。ATOK2008の色設定画面。設定対象となる機能の数も多く、設定できる色の自由度も高いが、下線はあるとなししか設定できない(画面=右)
入力効率を向上させる豊富な機能を搭載
ATOKには入力効率を向上させる機能がいくつも搭載されている。それらは大きく分けて誤操作を防ぐための機能と、キーストロークを減らす機能、変換効率を高めるための機能などに分類できる。
誤操作を防ぐ機能――入力モード表示
ATOKを使い始めるとすぐに、日本語入力をオン/オフさせるとそのつど、「ひらがなで入力します」「日本語入力オフ」という表示が出ることに気づく。この入力モード表示はツールバーになっており、カタカナ入力モードや全角英数字入力モードにするキー操作が分からない場合にも、このツールバーをクリックすることで変更できる。同様の操作はMS-IMEでも可能だが、ATOKの場合は入力位置のそばに表示されるので分かりやすい。
og_atok_011.jpgog_atok_012.jpg 入力モード表示ツールバー。ここからメニューへのアクセスもできる
キーストロークを減らす機能――推測候補モード
推測候補モードは途中までの入力で過去の入力内容や辞書から推測した変換候補を表示する。携帯電話での入力時に利用されている方式だ。携帯電話での推測変換の採用は携帯メール文化の拡大に大きく貢献したが、PC上でも意外に重宝する。
og_atok_013.jpgog_atok_014.jpg 推測候補モード(Ctrl+変換)は以前に入力した内容を変換候補として表示する(画面=左)。推測候補には打ち損じなども次々に登録されてしまうので、意図的に削除することもできる(画面=右)
なお、推測候補として余計なものが入ってしまった場合は、TABで候補一覧にフォーカスし、スペースや変換キーでカーソルを合わせてCtrl+Deleteを押せば削除できる。
このような学習効果は英文や半角英数字でも有効だ。例えば、原稿を書いていると製品の型番が何度も出てくることがある。「GV-MVP/HS」のようなアルファベットの羅列は、けっこう面倒なものだが、一度入力すれば省入力候補として表示されるようになる。当然、日本語入力をオフにしていると使えないので、日本語入力をオンにしたままCAPSキーを押下して半角英数入力モードにしておく。自動半角切り替え機能(「http:」や「www.」と入力すると自動的にその後の入力モードが半角英数に切り替わる。MS-IMEの和英混在入力の「対象文字列を自動で英数に変換する」に相当する)やスペルチェック機能などもあるので、使い方によっては日本語以上に活用できるはずだ。
変換効率を高めるための機能――複数辞書セットの利用
ATOKでは変換用の辞書を複数同時に使用することができる。しかし、文章の内容によっては特定の辞書セットのみを使いたいということもあるだろう。「フェイスマーク辞書」は業務では使用しないだろうし、逆にプライベートでは「会社四季報 企業名変換辞書」が必要なユーザーはそれほど多くはないはずだ。
そのような場合に用途に合わせて複数の辞書のセットを作成し、使用する辞書セットを直接指定しながら変換することができる。MS-IMEスタイルのデフォルトではスペース(基本セット)/F2/F3/F4/Ctrl+F5に割り当てられており、F2で人名変換、F3で郵便番号変換、F4で顔文字変換というような使い方ができる。
og_atok_015.jpgog_atok_016.jpg 複数の辞書セットを使い分けることができる。辞書セット切替ではなく、変換時にダイレクトに辞書セットを指定できるため効率がよい(画面=左)。Shift+F8で変換辞書切り替えメニューが表示される(画面=右)
これらの機能は、ユーザー自身が本来あるべき姿のかな漢字交じり文をイメージしたうえで、そこに正確に、すばやく到達するためのものだ。一方、入力開始時にはユーザー自身が想像していない文章を生み出すための機能も搭載されている。
連想変換――言い回しを工夫する
連想変換は正確には「読み」から「漢字」に変換するかな漢字変換とは異なる。例えば「彗星」と入力し、変換後にCtrl+Tabを押すと連想変換として「箒星(ほうきぼし)」「帚星(ははきぼし)」など、類語や同様の意味を持つ言い回しが表示される。本来は文章作成時によりよい表現方法を探したり、同じ語句の繰り返しを避けてリズムを整える、といった目的に使うものだが、敬語変換としても使える。「このあいだはごめんなさい」という、おおよそビジネスとはほど遠い文でも連想変換すれば「先日は失礼いたしました」という常識的な文に生まれ変わる。敬語は読めても書くのは苦手、という人にはよいアシスタントとなるはずだ。
これは英文レターにも利用できる。高校までで習う英文は意味は通じるがビジネスの場には使わない、というものも多い。例えば「教えてください」も「Tell me」よりは「Let me know」を使うし、「ありがとう」も「Thank you.」だけでなく「I appreciate your kindness.」だとか「I would like to express my appreciation to you.」といった持って回ったような表現をすることが多い。こういった場合にも連想変換が利用できる。日本語の「ありがとう」からでも変換できるので、英文の表現がまったく思いつかない場合には重宝するだろう。
og_atok_017.jpgog_atok_018.jpg 「すいせい(彗星)」で連想変換したところ。連想なので必ずしも彗星を指す言葉ではない(画面=左)。便利な日本語「よろしく」で連想変換(画面=右)
ATOKダイレクトプラグインでさらに便利に
og_atok_019.jpg ATOKバリューアップサービス[ベータ]。プラグインには2009年3月までの期限がある
ATOKダイレクトはATOK 2008で追加された機能で、各種プラグインを追加して外部アプリケーションやWebからの情報を直接利用できるようになる。調べ物をしたいときなど、Webブラウザを立ち上げずにすぐにインターネットの情報を検索でき、意識をそらすことなく効率のよい文書作成を支援してくれる。
ATOKダイレクトのプラグインは、ATOK.comの「ATOKバリューアップサービス[ベータ]」からダウンロードすることができる。現在、ATOKダイレクト for LogoVista辞典検索や、ATOKダイレクト for gooなど5種類のプラグインが公開されているが、極めつけは「ATOKダイレクト for はてな」だ。
そのすごさを伝える動画が動画共有サイトにも複数登録されているが、筆者も思わず延々とスクリーンショットを撮り続けたくらいおもしろい。その一端を紹介しよう。
og_atok_020.jpgog_atok_021.jpg 試しに「せっかくだから」と入力すると、候補に「コンバット越前」が表示される。そんな変換候補を挙げるIMEが今までにあっただろうか(画面=左)。某記事では読者から全力でスルーされた「まうまう」もこの通りだ(画面=右)
og_atok_022.jpgog_atok_023.jpg 「じゅげむ」で検索。途中で切れているのははてなの仕様(画面=左)。こちらは「ATOKダイレクト for Yahoo! JAPAN」で「永遠の22歳」で検索した結果(画面=右)
og_atok_024.jpgog_atok_025.jpg 「ATOKダイレクト for はてな」での「ふいんき」と通常の「ふいんき」。「なぜか変換できない」と変換できてしまう
ただし、基本的にインターネット検索であるため、候補が現れるまでの時間はそれなりにかかる。
og_atok_026.jpg もちろん真面目な検索も可能。ATOKダイレクト for Yahooで「スポラディック」を検索してみた
「買うしかない」から「買ってよかった」へ
og_atok_027.jpg 同社サイトでは、30日間の体験版も公開されている。興味を持った人はぜひ試してもらいたい。購入に踏み切るかどうかは、試用期限が過ぎ、いつものIMEに戻った後に考えるといいだろう
ATOKは非常に歴史のある、多機能かつ高性能なIMEだ。かつてジャストシステムは徳島という地方都市であるにも関わらず、日本のワープロ/FEP(IME)のデファクトスタンダードを生み出した。その高い技術と日本語に対するストイックなまでの姿勢には、ブラウザ戦争におけるNetscapeを思い起こさせる。
ただ1つ違うのは、ATOKはしぶとくも生き残ったということだ。そしてかつてワープロの代名詞だった「一太郎」のシェアをWordに奪われてもなお、ATOKは単体製品のIMEとして販売され続けただけでなく、組み込み用として携帯電話などにも採用されてきた。そしてここにきてPC上でも状況は変わりつつある。
IMEにこだわりの少ないユーザーであっても、ATOKのよさはひしひしと感じることができるはずだ。特に、単なる文字ではない、「日本語」に対する細やかな配慮にはワープロ「一太郎」とともに生まれ、育まれてきた歴史と同社の自負が見える。
美しい日本語、話し言葉の日本語、インターネットでの日本語、ありとあらゆる日本語に真面目に取り組んできた同社の成果はめざましい。MS-IMEに失望し、「仕方ない」となかば必要に迫られて乗り換えたATOKだったが、しばらく使うと「乗り換えてよかった」と思うようになっていた。あたりまえの変換があたりまえにできるということ、それこそがほかのIMEには真似できない、ATOKの地力なのだ。
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