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2013年 3月 27日 15:21 JST 17歳で富をつかんだアプリ開発者 ヤフーによるサムリー買収で 記事 ビデオ 原文(英語) smaller Larger facebook twitter mixi google plus hatena メール印刷 By AMIR EFRATI ロンドンで暮らしているニック・ダロイシオ君(17)は学校をしばらく休むつもりだ。彼は両親と暮らしており、両親に資産管理を手伝ってもらうつもりだ。 新たに誕生した「10代の億万長者」はそう決めた。 画像を拡大する Getty Images ニック・ダロイシオ君 ダロイシオ君は、15歳のときに開発を始めた無料のニュース記事要約アプリケーション「Summly(サムリー)」をインターネットサービス大手の米ヤフーに売却した。ヤフーは25日、Summly買収を発表したが、価格は非公開とした。事情に詳しい人物によると、ヤフーは買収に何千万ドル(何十億円)もの資金を支払ったという。 これはSummlyにとって悪い条件ではない。ヤフーに移るのはダロイシオ君以外に2人の従業員のみで、売り上げはゼロだからだ。 多くのティーン世代の起業家が企業を立ち上げ、後に成功を収めているが、これほど急速に大金持ちになった若者はほとんどいない。 ヤフーはSummlyの中核技術であるニュース記事を自動的に要約する技術に魅せられた。この技術には要約を引き出すアルゴリズムが含まれるが、これはSRIインターナショナルの支援を受けて作られた。SRIインターナショナルはシリコンバレーに本拠を置く研究開発企業で、人工知能の実験施設を擁し、Summlyに出資していた。 このアプリを製作したのがダロイシオ君だ。12歳のときに独学でコンピュータープログラムの作成法を学び、Summlyを出すまでにいくつかのアプリを製作していた。ある人のフェイスブックのアカウントを分析してその人の気分を探る「Facemood」や、新しい楽曲を探す手伝いをするアプリなどだ。 ダロイシオ君は2011年にTrimitという企業を設立した。ニュース記事を自動で400語に要約できるようアプリを設計し直し、12年の終わりにSummlyという名称で再リリースした。その際にSRIから支援を得た。 再リリースにあたり、ダロイシオ君はソーシャルゲーム大手ジンガのマーク・ピンカス最高経営責任者(CEO)や香港ビジネス界の大物、李嘉誠氏が保有する投資会社から資金を調達した。ダロイシオ君によれば、李氏は、Trimitが高評価を受け始めた後に「突然連絡してきた」のだという。 Yahoo is buying Summly, a maker of a news reading mobile app; Apple buys indoor GPS company, WifiSLAM; Supreme Court agrees to hear Michigan affirmative action challenge. Photo: AP. これにより、他の著名投資家への扉が開かれた。投資家からは総額で150万ドルの資金が集まった。これら投資家には、俳優のアシュトン・カッチャー氏やスティーブン・フライ氏も含まれている。Summlyはコンテンツ要約の能力のほか、その洗練されたデザインという点でも注目を集めている。カラフルなアプリのメニューはさまざまな種類のニュースを表し、それらは横にスワイプすることによって更新される。 ダロイシオ君は若くしてハイテク界の有名人になり、彼の活躍は無数の印刷メディアやテレビ番組で取り上げられた。 彼はここ数カ月が「素晴らしい旅」のようだったと述べ、「11月の(Summlyの)リリース時にはこんなことが起こるなんて思いもしなかった」と話した。 ダロイシオ君はロンドン郊外のウィンブルドンで両親と弟と暮らしているが、しばらくはKing's College Schoolから長期休暇のようなものを取って自宅にとどまり、大学入学に備えて「学外の試験」をいくつか受け続ける予定だ。大学ではコンピューターサイエンスではなく、人文科学を学ぶという。 ダロイシオ君によると、両親はもともとオーストラリア人で、1―7歳までを豪州で過ごし、英国に戻ってきた。英国では、父親はモルガン・スタンレーの商品部門のアナリストとして、母親は弁護士として働いている。 ダロイシオ君はヤフーへの売却で得られる資金について、両親と協力して管理すること以外に特に計画を立てていないという。 またヤフーで数年間過ごすのが「妥当」だろうと述べながらも、「時間は無制限にある。目をしっかり見開いて乗り込み、革新を試みたい」と話した。 ダロイシオ君によると、昨秋、資金の調達元を探していた際に「多くの企業が買収の可能性をめぐって接近してきた」のだという。ヤフーに魅力を感じた理由は、「スケール」の大きさと、マリッサ・メイヤーCEOが「携帯端末で見たときにコンテンツが美しく表示されることを重要視している」ためだった。 ヤフーが新興企業を買収するのは、メイヤー氏が昨年CEOに就任して以降、これで少なくとも6件目。ヤフーによると、同社はSummlyのアプリのサービスを中止し、その技術を他のヤフーのサービスに統合する。Summlyのダウンロード回数は100万回未満。 2013/03/27 7:07 pm 気になるホリエモンの今後 記事 コメント (1) JAPAN REAL TIME トップへ戻る » smaller Larger facebook twitter mixi google plus hatena メール印刷 企業買収に関する虚偽発表で服役中だった堀江貴文・元ライブドア社長が27日朝、仮釈放され、収容先の長野刑務所(長野県須坂市)を出所した。懲役2年6月の実刑だったが収容期間は7カ月程度短縮された。 Bloomberg 2006年当時の堀江氏 「今日午前7:40くらいに仮釈放になりました!皆様いろいろ収監中はお世話になりました。ありがとうございました。無事仮釈放をもらうことができました」と堀江氏は自身のツイッターで報告。きょう午後7時から、東京都内で記者会見する。
堀江氏は1996年、東大在学中にウェブページ制作請負会社オン・ザ・エッヂを設立。2006年1月にライブドア(後に社名変更し解散)の有価証券報告書の虚偽記載など旧証券取引法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕され、11年5月に実刑が確定。同年6月に刑務所に収容され、今年11月に刑期を終える予定だった。 大手金融機関の関係者は「企業の時価評価を上げる濡れ手で粟のような経営スタイルに、地道に進めるべき『起業』の定義を変えてしまった」と批判的な見解を示す。実際、ライブドア事件の後は証券市場の信頼を落とし、投資家の日本株離れの一因にもなった。 とはいえ時代の寵児だったことは否定できない。プロ野球の近鉄バファローズ(当時)の買収に名乗りをあげたほか、2005年の「郵政選挙」では衆院広島6区に無所属で出馬し、郵政民営化に反対で自民党を離党した亀井静香氏に挑んだ。落選したものの堀江氏の自由奔放な言動に若い層からは支持も集めた。 2000年代前半は小泉純一郎元首相が掲げた「構造改革」の波に乗り、様々な既成概念を打ち破ろうとしたようにも見えた。今後の身の振り方についてはまだ明らかにしていないが、服役中にスリムになった体型をはじめ、ホリエモンは当面注目されるだろう。 記者: 吉池 威 (吉池記者をツイッターでフォロー: @WSJYOSHIIKE ) |