http://www.asyura2.com/09/it11/msg/754.html
Tweet |
前方車との接近のし過ぎを警告するアプリ「セーフティーサイト」の画面
スマホで自動車事故を予防!損保各社が無料アプリ開発
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20120929/ecn1209291432002-n1.htm
2012.09.29 夕刊フジ
スマートフォン(多機能携帯電話)を自動車事故の予防に役立てるアプリ(応用ソフト)を損害保険各社が開発している。スマホに内蔵されている加速度センサーや衛星利用測位システム(GPS)を利用。衝突防止の警報を鳴らしたり、安全運転の診断をしてくれたりする。誰でも無料で使え、保険会社には自社の保険商品のアピールにつなげる狙いもある。
▽「前方注意」
損保ジャパンと日本興亜損害保険が8月下旬からサービスを始めたiPhone(アイフォーン)向けアプリ「セーフティーサイト」。走行中に前の車との車間距離が短くなり過ぎると、「ピンポン」という警報音に続き、「前方注意」と呼び掛ける機能が目玉だ。
自動車用品店などで売っているスマホを固定する器具を、ダッシュボードの上などに設置。取り付けたスマホのカメラのレンズが前方の車を認識し、センサーが自分の車のスピードを感知する。前の車に接近し過ぎてブレーキが間に合わない距離になると警報が鳴る。
「高性能になったスマホを使い、日々の安全運転に役立つものを作ろうと考えた」と担当者。iPhone以外の端末向けにもサービスを展開する予定だ。
▽教習所にも導入
三井住友海上火災保険が8月にサービスを開始した「スマ保」は、加速や減速、ハンドル操作など5項目で運転を診断してくれる。各項目20点、計100点満点で点数を表示。画面のキャラクターが「あなたの運転は安定性が高く穏やかです」などとコメントする。
急ブレーキを踏んだときなど危険を感知すると、その前後の映像を自動録画し、どんな状況だったかを後で確認できる機能も付いている。
以前から、グループ会社がデジタルカメラで撮影した運転時の映像をパソコンに取り込んで安全運転の診断をしており、ノウハウがあった。開発担当者は「いろんな機種のスマホでテストを繰り返し、正確な診断をできるようにした」と話す。
運転者向けアプリの提供を業界内でいち早く手掛けたのは、ソニー損害保険だ。昨年4月に事故時の対応を説明する「トラブルナビ」を導入。その後、安全運転の診断などをする「ドライバーズナビ」も始めた。
運転にどんな癖があり、どうすれば改善するか、点数とコメントで解説する。燃費をチェックしたり、車検やオイル交換の時期を表示したりときめ細かな機能も盛り込んだ。
今年7月に、危険の感知時に画像を録画する機能も追加。ダウンロード件数はこれまで約10万件に達した。また全国40カ所の自動車教習所と提携し、教習にもアプリを導入。広報担当者は「さらに多くの教習所に広げたい」と意気込んでいる。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。