http://www.asyura2.com/09/it11/msg/703.html
Tweet |
シリコンバレー技術職の平均年収は802万円―人材獲得競争も
2012年 1月 24日
JST http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_380176?mod=bullet_WSJFeatures
技術系雇用情報のウェブサイトを運営するダイス・ホールディングスによると、シリコンバレーにおけるソフトウエアや他の技術職の平均年間給与は、5.2%上昇して10万4195ドル(約802万円)となった。全米の技術職の平均年間給与は2%増の8万1327ドルで、シリコンバレーの給与はこれを上回った。ダイスのシニア・バイスプレジデント、トム・シルバー氏によると、同社が2001年に調査を開始して以来、10万ドルの壁を越えたのは初めてだという。
現在、フェイスブックやジンガ、ツイッターなどの企業により、ウェブ・ブームが起こっている。昨年は、リンクトインやジンガなど、複数の企業が株式を公開した。フェイスブックは今年公開の準備をしている。こうした企業の成功に刺激され、多数の企業が立ち上げられ、その結果ソフトウエア技術者などの獲得競争が起こっている。
これに対して、米国のそれ以外の部分では、雇用の増加は相対的に緩慢だ。12月には20万人分の雇用が増加し、失業率は2009年初め以来最低の8.5%となった。だが、こうした増加がどれだけ継続的なものなのかは不明確だ。
シルバー氏は、「シリコンバレーでは人材の奪い合いが拡大しており、雇用主は賃金を上げなければならない」と話す。ダイスのサイトにおけるシリコンバレーでの技術職の募集件数は、1年前の3974件から26%増加し、今月初めには5026件になった。全米での技術職の募集件数も、同時期で11%増加した。
雇用ブームはスマートリクルーターズでも明らかだ。同社はサンフランシスコの新興企業で、無料のリクルーティング・ツールを提供している。同社のジェローム・テルニンク最高経営責任者(CEO)によると、今月にはベンチャーキャピタルから500万ドルの出資を受ける契約を締結し、夏までには従業員を40人増やしたいという。
だが、多くの採用候補者が複数の内定をもらっており、テルニンク氏は「思うように人材を集められないことが事業の足かせになっている」という。
シリコンバレーの雇用市場の強さは、ボーナスにも影響を与えている。ダイスによると、昨年、シリコンバレーの技術職のボーナスは13%上昇し、平均で1万2450ドル(約96万円)となった。全米では8%増の8769ドルだった。一方で、シリコンバレーの時給契約者の給与は11%上昇し、1時間当たり74ドル(約5700円)となった。全米では63ドルだった。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。