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株式日記と経済展望
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パソコンばかり使っていると、漢字が書けなくなる。最近では携帯電話の
普及で他人と直接話す機会が減り、情報が入ってくるばかりになっています
2011年10月2日 日曜日
ITボケやゲーム脳は大脳を使わないことで起きる。
◆書字と脳 ゼブラ
http://www.zebra.co.jp/kakikata/shoji/pc.html
脳研究の中で、「書字」という活動が注目を集めています。「書字」という行為には、脳機能の中で関わっていない箇所がないと思われるほど、広範囲にわたって脳を同時に大きく使っています。さらに、平面的なかなくぎ文字を書く時と、立体的で流れるような文字を書く時では、脳の使い方が違うことと考えられています。
最近話題にのぼる「ITボケ」や「ゲーム脳」なども、この手で文字を書かなくなった私たちの生活が少なからず影響しているようです。パソコン等での作業に慣れきってしまうと、脳の活動が低下してしまうことはよく知られています。パソコンやゲームを長時間続けている人の脳波は、「痴呆」と同じ状態になっていると指摘される点からも、「書字」の大切さがうかがわれます。
脳の活動には大きなエネルギーが必要。体重の2%程度の重さの脳が、体全体の20%近くのエネルギーを消費しています。体重の約半分を占める筋肉が体全体の20%程度のカロリーを消費するのと比べてみると驚いてしまいます。また、脳が必要なエネルギー源はブドウ糖だけ。とってもぜいたくな器官なのです。脳は体の他の器官と違い、それ自身が痛みなどを感じないため、客観的な視点に立って、その活動のバランスをとっていくことが大切です。
最後の一文字を間違ったら要注意!
最近、半紙などの作品を書く時に最後の一文字に錯書が起こったり、字形が崩れる例が急増しています。これはVDT作業やメールを打ち続けたり、ゲームをやり続けることにより、β波が常に出ていない状態が続きβ波の高まりを得ることができないことが原因と考えられます。
※VDT作業:ディスプレイ、キーボード等により構成されるVDT(Visua lDisplay Terminals)機器を使用して、データの入力・検索・照合等、文章・画像等の作成・編集・修正等、プログラミング、監視等を行う作業
漢字が書けない人が増えている?
パソコンばかり使っていると、漢字が書けなくなるという経験は多くの人が持っているはず。これは頭頂葉疾患に近い空間失書の例で、文筆業をしている人でさえも、キーボードばかりで文章を作成しているとごく簡単な字が書けなくなったという例もある程です。ブラインドタッチという言葉が示すように、空間的なコントロールを介さない慢性的な指の単純運動が原因と考えられています。最初の一文字の位置が決められなかったり、紙面に文字が入りきらなかったりしたら要注意です。
まず小学校低学年レベルの4〜6字熟語を思い浮かべます。半紙と筆を用意して、一点一画ゆっくりとそれを書いてください。その際、書いている時と、画から画に移る時も含めて同じスピードで筆を進めます。尚、画から画に移る際、筆先は紙面より1cm以上あげないようにしてください。
指先を細かい運動は頭を活性化する?
編物など、指先の細かな作業をする人はボケないなどとよく言われます。文字を書くという動作についても同じです。しかし慣れきって書くようになったり、ブラインドタッチするようになると、その指先の運動は小脳で代替され、結果、指先を動かす脳の部位の隣にあるブローカー野への血流の影響がなくなり、頭に良いとは言えません。また大脳は同じことの繰り返しを嫌います。VDT作業者が緊張した状態(発話以外に並行して思考、動作を求められる場合)での発話に支障が出るのは、左利きの子供を右利きに矯正しようとすると、しばしば吃音を生じるのと同じです。
※ブローカー野:発話、文法理解・構築などを司る前頭前野にある脳部位
※交叉支配の原則により、右手指を司るのは左脳で、左手指を司るのは右脳になる。
こんなこと思い当たりませんか?
電話で受けた注文を電話を切った途端に忘れてしまった
人付き合いがめんどうになった
前に観たレンタルビデオを何度も借りてしまう
前の食事が思い出せない
会社に遅刻することが多くなった
こんなことに思い当たりのある方は要注意です。脳は入ってきた情報を処理することで働きますが、「入力」だけでなく、文字にしたり話したりする「出力」までが脳の作業です。最近では携帯電話の普及で他人と直接話す機会が減り、情報が入ってくるばかりになっています。カーナビがあれば初めての場所でも地図を見て考えることがなくなり、電卓があれば暗算もしなくなっています。まるで歩いて山登りをしていたのがエレベーターで山頂まで行くようなもの。脳に血流の増加がなく活性化されないのです。
創造的な作業が大事
文字や文章を書くのはもちろん、思い出せない漢字は辞書を引いて調べ、大きく紙に書くことが良いでしょう。絵を書いたり、歌を歌ったり、散歩や家事をすすんですることが大切です。専門家がすすめるのは人付き合い。次の展開が予測できない人と人との会話で、相手の目を見て、声を聞き、言葉を選んで五感を働かすことが脳をもっとも働かせます。(後略)
(私のコメント)
私はパソコンのない時代から書くことが嫌いであり、書く文字は汚くて年賀状を書くのも嫌だった。しかしワードプロセッサーが出来て、パソコンでもワープロソフトの発達で文字を書くことが楽に出来るようになった。もしパソコンとインターネットがなければ「株式日記」を書くこともなかったのでしょうが、数千文字もの入力が簡単にできると言うことはすごいことだ。
最近では携帯電話の普及でメールが多用されるようになりましたが、それに伴う弊害も指摘されるようになって来ました。一日に何十通ものメールで交流を図るようになって、直接人との会話を避けるような傾向が目立つようになりました。人間の脳は使わなければ衰えてしまうから、ITボケやゲーム脳などが障害となって現れることもあるようです。
私自身もパソコンばかりで文字を書いてばかりいるので、電話でメモを取る時など漢字が出てこなくて解読不能なメモばかりになります。漢字が書けなくなることはワープロ時代から指摘されてきたことであり、パソコン任せの漢字変換を使っていると漢字が思い出せなくなってしまう。漢字は読むのには楽ですが書くことは非常に面倒だ。
だから小学校の時から漢字の書き取りは苦手であり、作文を書くことも漢字を辞書で引くのが面倒で嫌だった。このことは学校の先生などが一番気がつくことでしょうが、小学校の時からパソコンや携帯を使わせる事は、書き取りをしなくなることで脳の機能低下をもたらすのではないだろうか? 極力手書きや暗算などの能力を身に付けさせないと、思考能力にも影響が出てくるだろう。
欧米人は早くからタイプライターの普及で手書きで文字を書くことが少なくなり、若い人のほとんどがブロック文字で書いているようです。学校でも筆記体を教えなくなっているのでしょう。アメリカ人でも若い人はパソコンで文字を書いているから手書きの場合はブロック文字で、筆記体は自分の名前くらいのようです。学校の先生すら黒板にブロック体で書いているそうです。
このように欧米人は手書きで文字を書くことはほとんどなくなり、日本人もパソコンの普及で手書き文字を書かなくなりました。最近では思考スピードよりも指の動くのが速くなり、思いつくままタイプ入力しています。これは手書きでは出来ないことであり、書きながら思考して書き直すのも簡単だからパソコンは思考するには便利な道具だ。
日本語の場合、作文する時は漢字を覚えなければならないし、タイプライターもなかったから書くことも手書きで面倒だった。それがパソコンワープロソフトのおかげで漢字を覚えていなくても書けるようになり、書き直しもワンクリックで出来るから面倒さもなくなった。昔は文章作成は作家の仕事でしたが、今では素人が小説を書いてネットで公開することが出来るようになりました。
「株式日記」を毎日書き続けていると、作文能力も高くなり語学脳も発達して情報発信能力も身についてくるようになりました。携帯のメールは入力に障害があるから思考スピードに追いつくことが出来ない。逆に思考スピードを遅らせるような影響があるのではないだろうか? だから私は携帯のメールは使わない。画面も小さすぎるから文章全体が見れないからだ。
このようにパソコンはメリットが非常に大きいのですが、記憶力が非常に低下してきてネットで検索して思い出すことが非常に多くなってきました。ゼブラの記事にもあるように忘れやすくなり昨夜の食事も思い出せない。人の名前も忘れやすく記憶がなかなか出来ない。ネットの検索に頼りすぎるからだろう。電話番号すら記憶しようとしても出来なくなっていることに驚く。
このようにパソコンやネットの普及は、記憶力を衰えさせる効果があるようだ。それが日常生活にも支障が出てくるようになれば一種のボケでありITボケが問題になる。計算能力も電卓があれば必要ないかというとそうではなく、数字を感覚的に分かるには暗算能力がないと掴めないだろう。文章にしても何がどこに書いてあるかを記憶していなければ調べようがなくなるから記憶力も必要だ。
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