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6月23日11時29分配信 ツカサネット新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090623-00000015-tsuka-inet
Webサイト(ホームページ)作成&ホスティングのオンラインサービスJimdo(ジンドゥー)でホームページを作成した。JimdoはドイツのJimdo社が開発したサービスで、Jimdo社と業務提携したKDDIウェブコミュニケーションズが2009年3月25日に日本語版をリリースした。
Jimdoの特徴はブラウザ上でWebサイトを作成して公開できることである。無料でWebサイトをホスティングするサービスは星の数ほどあるが、ブラウザ上でのクリックやタイプで操作する点が差別化要素である。KDDIウェブコミュニケーションはリリースから5日間で日本語版アカウントの登録件数が1万件を突破したと発表し、盛況ぶりを物語る。一方で無料Webホスティングサービスの草分けともいうべき米国Geocitiesの2009年中の閉鎖が発表されており、ネットサービスの移り変わりを実感させられる。
Jimdoで作成するWebサイトの基本構成は画面上部が全ページ共通のタイトルで、その下にメニューがある。また、画面下部には印刷用ページとサイトマップのリンクが用意され、それなりのWebサイトを比較的簡単に作ることができる。初期状態ではサンプルのテキストや画像が埋め込まれており、それを修正する形で自分のWebサイトを作成する。
Webサイトの作成及び修正はログインして行う。ログインすると、自分のWebサイトが編集画面になり、編集したい箇所にマウスを移動してクリックすると、編集モードになる。文字サイズ、フォントもワープロソフト感覚で変更できる。また、特定のレイアウトをHTMLで直接入力することも可能である。画像は自分のPCに保存されているものを指定してアップロードする形である。
ホームページ作成ソフトによってHTMLタグを知らなくてもHTMLファイルを作成できるようになった。しかし、Webサイトとして公開するためには作成したHTMLファイルをWebサーバーに送信する必要があった。これに対してJimdoはFTP転送設定からも解放される。ブログが普及した要因としてコメントやトラックバックなど外部とつながるWeb 2.0的技術要素の存在が大きいものの、HTMLファイルの作成やFTP転送に壁があるユーザー層でも使用できる点も大きい。これをJimdoはWebサイト作成で実現した。その意味でJimdoはブログ時代に相応しいホスティングサービスである。