★阿修羅♪ > IT11 > 252.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
6月16日18時6分配信 CNN.co.jp
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000014-cnn-int
(CNN) 大統領選の開票結果をめぐり抗議行動が続くイランで、選挙に敗れた改革派ムサビ元首相の支持者らが、最新情報の提供や抗議行動に一言ブログサイトの「Twitter」やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)フェイスブックを活用している。
Twitterは140字以内で「つぶやき」と呼ばれる短い文章を投稿できるサイト。現地からの情報をリアルタイムで伝えている「Change for Iran」は、「友人の話では学生100人以上が逮捕された。確認は取れないがかなりの数だ。馬鹿どもが理由もなく攻撃してくる。私たちに向けて発射された催涙弾の数は数え切れない。緊急に治療が必要な学生が何人かいる。ここに来られるすべての人に訴えたい。私たちを見放さないで」とつぶやいた。
テヘラン在住で記者志望というアリさんのブログによると、イランでも家庭や携帯端末、ネットカフェなどでインターネットは利用できる。しかしまだサービスは始まったばかりで接続速度が遅く、不安定になることもある。
投票日を前にイラン国内では携帯電話と携帯メールが使えなくなり、14日現在、まだ復旧していない。固定電話や携帯電話は盗聴される恐れがあり、電子メールも痕跡が残ることから不安を感じるユーザーは多い。こうした中、Twitterはイラン国内と国外のユーザーを結ぶ最も確実な通信手段となり、ムサビ氏の動向を伝える情報が刻々と掲載されている。
ムサビ陣営はフェイスブックも積極的に活用、陣営のページで集会を組織して支持者増につなげた。13日と14日の抗議行動の情報や、警察の動きについて警戒を促す情報も掲載され、ムサビ氏が自宅軟禁状態に置かれていると最初に伝えたのもフェイスブックだった。
Twitterやフェイスブックは再選を果たしたアフマディネジャド大統領も使っているが、ネット上の人気はムサビ氏に大きく水をあけられている。
同国発のブログによれば、イラン情報相などはウェブサイトの検閲を行い、「暴力」「騒乱」「民主主義」などの単語を標的にしているという。ムサビ氏の支持者は、同氏の名前が検閲の対象になったと主張している。