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6月9日10時54分配信 ITmediaエンタープライズ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090609-00000024-zdn_ep-sci
米Appleは6月8日、開発者向けカンファレンス「Worldwide Developers Conference 2009」(WWDC 2009)の基調講演にて、新Webブラウザ「Safari 4」をリリースしたと発表した。
Mac OS版とWindows版がSafariのページからダウンロードできる。
Safari 4は、新しいJavaScriptエンジン「Nitro」の採用により、現行のSafari 3と比べ、JavaScriptの実行速度を4.5倍高速化したという。またWebブラウザがWeb標準に準拠しているかどうかを測定するテストAcid3で満点を獲得した。
オープンソースのWebレンダリングエンジン「WebKit」で駆動するSafari 4はHTML 5をサポートしており、Webアプリケーションの情報をHDDに保存できる。またWebページのレイアウト規格CSSのCSS 3アニメーション、CSSエフェクトをサポートした。
ビジュアルな“お気に入り”リスト「Top Sites」や履歴を検索できる「Full History Search」など、150もの新機能を搭載した。
また同日発表され、9月に発売予定の次期OS「Mac OS X Snow Leopard」上では、Safari 4は64ビットアプリケーションとして稼働し、性能はさらに50%向上するという。プラグインが独立したプロセスで稼働するようになり、プラグインがクラッシュしてもSafariに影響を与えなくなる。