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【オマエの母親よりもグーグルのほうが、ずっとオマエの秘密を知ってるよ】 Googleの個人情報管理のあり方を再検証する
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000004-cwj-inet
【解説】Googleの個人情報管理のあり方を再検証する
6月5日20時39分配信 Computerworld.jp
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「透明性と選択制の確保を重視する」と強調するGoogleプライバシー・センター
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Googleが提供する製品やサービスは日々増強され、それらを利用するユーザーのプライバシー情報も驚異的な量に膨れ上がっている。すでに、プライバシー情報の保護や利用ルールの透明性の確保は、従来のプライバシー・ポリシーの枠組みでは十分にカバーしきれなくなってきている。本稿では、Googleのプライバシー管理の現状を明らかにし、そのあるべき姿について検証する。
「Googleには母親よりもプライバシーを知られている可能性がある」――この発言は、最近、米国EFF(Electronic Frontier Foundation:電子フロンティア財団)の上級弁護士、ケビン・バンクストン(Kevin Bankston)氏が筆者に語ったものである。
数年前なら突拍子もない内容だと一笑に付されたかも知れない。しかし、次々に発表されるGoogle製品を使用するユーザーならば、バンクストン氏の発言は大いに気になるに違いない(ちなみに筆者も多数のGoogle製品を使用している)。
プライバシー擁護団体や政策担当者が、一般的なオンライン・プライバシーについて、Googleを名指しで警戒する理由は簡単だ。Googleの検索エンジンを使用すると、Googleの広告サービスを利用するパートナーのWebサイト上でのユーザーの行動とともに、ユーザーの検索内容もGoogleに筒抜けだからだ。
例えば、Chromeブラウザの利用者は、アドレス・バー「Omnibox」に入力したWebサイト情報のすべてをGoogle側に把握されている。
Googleは、ユーザーのメール(Gmail)、予定表(Google Calendar)、そして居所(Google Latitude)までも把握できる。さらに視聴の内容(YouTube)や電話の相手、果ては電話のメッセージ内容(Google Voice)までも取得することが可能なのだ。
Picasa Web Albumに写真を保存している場合、顔認識技術によって新しい写真に含まれる本人や友人の顔まで自動認識され、Google Booksでは、読んだ本、コメント、読書時間も把握されている。
もちろん、厳密に言えば、Googleがユーザーそのものを知っているわけではないが、作成したコンテンツや、実行した検索、訪れたWebサイト、クリックした広告など、サーバ上でのユーザーの行動や個人情報について、とてつもない量のデータを蓄積している。
プライバシー擁護団体や評論家は、収集データの使用法、サービスや広告での情報の共有方法、捜査機関などからのデータの保護、個別ユーザーを特定できないように削除または「匿名化」するまでのデータ保管期間などについて、これまでGoogle側の説明はあまりにもあいまいだったと指摘する。
(Computerworld.jp)
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最終更新:6月5日20時39分
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