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5月31日2時30分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090531-00000008-mai-soci
卒業後疎遠になった友達とインターネットを通じて再会しようという同窓会支援サイト「この指とまれ!」(通称・ゆびとま)が5月初めに突然停止された。会員数は約350万人に上り、小学校から大学まで約6万校の出身者が利用しているとされているだけに「お互いの連絡がとれなくなった」と混乱が起きている。また、登録に際して入力された膨大な個人情報の行方を危惧(きぐ)する声もあがっている。
ゆびとまは96年にサービスを開始。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つで会員登録は無料。出身校、卒業年次ごとに、お互いの実名や居住地などが分かりサイト経由でメールが出せるため、同じ学校の卒業生らと交流できる。同窓生を探したり、母校の同窓会情報を入手する手段として人気を呼んでいた。
ところが5月2日から、ホームページに「甚大なトラブルが発生した」と掲示され、すべてのサービスが突然全面停止になった。1カ月近くたっても復旧の時期は明らかにしていない。
登録にあたっては、住所、氏名、生年月日、出身校名、メールアドレスなどを入力することになっているため、「個人情報の流出はないのか」といった不安の声も出ている。
運営会社「この指とまれ」の登記上の所在地の東京都中央区のビルは空室。管理会社によると既に事務所を引き払ったといい、電話は不通。連絡先のメールアドレスへの毎日新聞の問い合わせにも返答はなかった。
「ゆびとま」を利用していた40代の男性会社員は「ここでしか旧友と連絡を取ることができず困っている。個人情報の流出も心配」と話している。
ネット上でも「同窓会を開こうと思ったのに」「こんなに長期間停止して何で説明がないのか」などと困惑する声が多数寄せられている。
【情報社会取材班】