★阿修羅♪ > IT11 > 195.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu192.htm
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/
--------------------------------------------------------------------------------
和解により、Googleは裁判所がこの夏に著作権を認可するのを
待って書籍の提供を拡大し、数百万冊の書籍を利用できるようになる
2009年5月16日 土曜日
◆電子書籍の時代が迫ってきているのだろうか? 5月7日 大西宏
http://ohnishi.livedoor.biz/archives/50929593.html
アマゾンが電子書籍リーダーKindleを米国で発売したのが2007年。大変なチャレンジをはじめたと思っていましたが、テッククランチの記事によると、Kindle版書籍が、販売数ベースでは、印刷された普通の書籍の35%が売れるようになったそうです。
Kindle版書籍の売上げ数は印刷版書籍の35%に達している
最高経営責任者(CEO)Jeff Bezos氏の発表シーンの後ろに映し出されているグラフを見ると、どうも今年の2月段階では13%に過ぎなかったものが、5月には35%にまで売上数が急増しているようです。
理由が、書籍数の増加なのか、第二段のKindle2の発売との相乗効果なのかはわかりませんが、さらにアマゾンは画面が2倍のKindleDXを、昨日から発売しているので、昨日この夏から発売することを発表しているので、かなり本気になってきていることが伺えます。
まず興味を引くのは、電子書籍の時代が来るのかということです。音楽のアルバムを持ち運べるiPodのイノベーションを成功させたアップルのジョブスは、Kindleが売り出されて間もない頃に、そもそも書籍なんか読む人はいないと辛口の発言をしたようですがどうでしょう。
ジョブズ氏、KindleとAndroidをバッサリ
「あの製品がどれだけいいか悪いか、そんなことはどうだっていい。現実問題みんなもう本なんか読まないのだ。アメリカでは去年1年で読んだ本が1冊以下の人が40%。だから考え方そのものが頭っから無理があるんだよ、誰ももう本なんか読まないんだから」
確かに本を読む人が少なくなったのかもしれないけれど、それでも本を読む人口は決して少なくなく、しかも、ユーザーの立場で考えると、別に書籍として本棚に保存しておきたいものはそう多くありません。
電子書籍化すれば読みたいと思った時にすぐに手に入る、印刷された本よりは安く購入できる、本棚に書籍が増えない、本棚をひっくり返さなくともすぐに探しだせる、もしタグなどをつける機能があれば付箋もいらないなど、結構電子書籍のメリットはあるように感じます。
大阪の古書籍店の老舗である天牛さんのお話では、「本は所有するものから消耗するものに大きく変化しました」ということだそうですから、その典型が「携帯小説」というカテゴリーかもしれませんが、さらにもっと電子化された書籍市場が広がってもなんら不思議ではありません。
日本でも、SONYが電子書籍リーダー「リブリエ」を発売しているのですが、どうもこちらのほうは鳴かず飛ばずで、昨年末に「Timebook Townでのコンテンツ販売は終了いたしました」というお知らせがありますが、そのお知らせがリンク切れになっていて、なにかもの悲しく感じます。
LIBRIe(リブリエ)
電子書籍という市場はきっとあると思います。ただ実現するのが難しいということでしょう。「リーダー」というハードを作ることはこのビジネスのほんの一部のパートでしかなく、ひとえにどれだけコンテンツを蓄積しそれを提供できるビジネスのプレイヤーが登場するかにかかっているということです。
「Kindle用の書籍は現在275,000冊分が出版されており、Amazonの総売上の中でかなりの部分を占める人気本がほとんど」(テッククランチ)だそうですが、日本語の電子書籍という市場を切り開くリーダーが果たして登場するのかという問題に突き当たりそうです。そういったリーダーが登場するまでもなく、やがてアマゾンが日本語版をつくるのかもしれません。
◆ソニーとGoogle、電子書籍でAmazonに対抗 3月23日 ITメディア
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/23/news020.html
米Amazonの電子書籍端末「Kindle」に対抗して、ソニーと米Googleが19日に提携を発表した。Googleの書籍デジタル化プロジェクトで提供している著作権切れの書籍50万冊以上を、「Sony Reader」で読めるようにする。Sony Readerのユーザーは、オンライン販売サイトのSony eBook Storeを通じて書籍を無料で入手できる。提携金額は公表されていない。
「われわれが目指しているのは自社のストアから本を買ってもらうことだけではない」と話すのは、ソニー米国法人のデジタルリーダー事業部門社長スティーブ・ハーバー氏。「この端末でアクセスできるコンテンツが増えるほど、ユーザーにとっての価値も高まると考えている」
電子書籍業界の競争が激化しつつある中で発表された両社の提携。ソニーとAmazonは、新世代の電子書籍端末で優位に立とうとしのぎを削っている。これを制することができれば、AppleのiPodが音楽で実現したのと同じことを出版分野で実現し、端末の製造とデジタルメディアの販売で収益を上げることが可能になる。Amazonが先月発表したKindleの新モデル(359ドル)は、24万5000冊以上の電子書籍を利用できる。
ソニーのReader(300〜350ドル)はこれまでに40万台以上が売れた。AmazonはKindleの販売台数を公表していないが、Citigroupの推計によれば昨年の販売台数は50万台。2012年までにKindleの年間売り上げは37億ドルに達する可能性があるとBarclays Capitalは予想している。
Amazonは、ソニーとGoogleの提携についてコメントを避けた。
Googleにとって、ソニーとの提携にはオンライン書籍サービスのユーザー層拡大を図る狙いがある。ここから新たな広告収入とサブスクリプション収入を上げたい考えだ。これは、デジタルコンテンツ検索からスタートしたハイテク大手のGoogleが、コンテンツ配布でも大きな役割を果たすようになったことを物語ってもいるが、出版業界の中にはそれを快く思わない向きもある。
書籍をスキャンして検索できるようにするGoogleのプロジェクトを阻止しようとした2つの業界団体との間で、Googleは1億2500万ドルの和解を成立させた。しかし出版業界の一部には、これについていまだに不満がくすぶっている。和解により、Googleは裁判所がこの夏に著作権を認可するのを待って書籍の提供を拡大し、数百万冊の書籍を利用できるようになる。ソニーとの提携の対象となる書籍は今のところこの和解の範囲外だが、出版業界の中には、Googleが電子書籍リーダーのような新しい配信技術を活用して、自分たちを廃業に追い込むのではないかとの不安がある。
「電子書籍リーダーが大きな市場になれば、もちろんGoogleが出版社の役割を果たすこともそう難しくなくなる」と、ドイツの出版・書籍小売業界団体で法務責任者を務めるクリスチャン・スプラング氏は言う。
◆DS、iPhone、フィルタリング問題 これからどうなる? 『電子書籍ビジネス調査報告書2008』 2008年7月22日 朝日新聞
http://book.asahi.com/trendwatch/TKY200807210148.html
7月9日、例年よりやや早く2007年度(2007年4月〜2008年3月)の電子書籍市場規模が発表された。
電子書籍ビジネスに関する年次報告書ともいえる『電子書籍ビジネス調査報告書2008』ならびに『電子コミックビジネス調査報告書2008』(ともにインターネットメディア総合研究所/インプレスR&D)によれば、2008年3月期の市場規模は全体で355億円。数年来の勢いがいっそう増し、携帯電話向けの電子書籍が283億円、うちケータイコミックは229億円と、全体の約65%、携帯電話向け電子書籍の約81%を占めるにいたった。
昨年度の報告書に見られた電子書籍配信サイトの飛躍的な増加は、この1年、落ち着きはじめている。かわりに「売れる」配信サイトがますます浮上し、上位数社がより強大になりつつある。アンケート調査の「サイトを選ぶ理由」に注目すると、2006年度までは品揃えや料金といった作品やサービスに関する回答が上位を占めていたのに対し、最新版では広告やバナーによる衝動買いがトップの「品揃えがよいから」に肉迫。市場が一定規模に達して、今後はいよいよ顧客獲得競争が激化していくことになるだろう。
反対にパソコン・PDA向け市場は2006年度70億円から2007年度72億円と鈍化。すでにIT系のニュース媒体で報じられている通り、国内の読書端末とその配信サイトは撤収となる。読書端末についてはAmazon Kindle売れ行き良好のニュースと対比されるが、米シリコンバレー情報サイト・Teck Crunchの記事によれば、シティグループがその実売台数を1万〜3万と推定しており、売れ行きがほんとうに「良好」といえるかどうかは微妙で、読書端末や電子ペーパーに市場が開けるかどうかは、国内外を問わず、現段階では未知数である。
ほかにDSやiPhoneなど、携帯電話以外のデジタル機器に対しても電子書籍・電子コミック配信ははじまった。ケータイではフィルタリングという課題も残されている。来年の報告書が発表されるころ、市場はこれまでと同様の成長率を保っていられるのか。引きつづき動向を見守りたい。
(私のコメント)
グーグルが電子書籍でかなり野心的な動きをしていますが、いずれは電子出版でもグーグルが最大手企業になるかもしれない。本や新聞や雑誌などの電子出版化は時代の流れですが、著作権や課金システムなどの問題があって電子書籍はなかなか軌道に乗らなかった。それに対してグーグルは業界団体と和解して数百万冊の出版が可能になった。
課金システムでも携帯電話で読む分には電話料金から引き落とせばいいのだからクリアできる。今でもクレジットカードで決済は出来るが手数料が大きいから1000円以上のものでないと割に合わない。電子書籍は印刷や製本がないからコストが安くて100円以下で販売されるものが多いから、小額課金システムは携帯電話の課金システムを利用すれば手数料も安く出来るだろう。
だから日本では携帯電話を利用した電子書籍がほとんどを占めるようになり、その内の8割がケイタイコミックだ。以前は専用の電子書籍端末などが売りに出されましたが普及しなかった。ネット上では著作権の切れた書籍の電子化が進んでいますが、これには著作権や課金システムは関係しない。
既存の出版社にとっては、新刊書も電子出版化が進むと中抜きとなって既存の出版社は存立が難しくなるだろう。既存の新聞社などもアメリカでは名門の新聞社が次々潰れている。作家などの著作権者にとっては取り分などがグーグルのように「売上高から37%をグーグルが受け取り、団体の手数料などを差し引いた分が著作権者の収入となる」ようですが、かなり著作権者の取り分が大きくなる。
既存の書籍の著三権者に渡る割合は10%程度であり、1000円の本が1万部売れても1割の100万円しか手に入りませんが、電子出版なら200円で1万部売れて取り分が50%なら100万円になる。読者にとっては1000円の本が200円で買えるのだから、かなり安くなる。しかし新刊書の電子出版は既存の出版社の抵抗でなかなか進みませんでしたが、グーグルやアマゾンなどで新刊書の電子出版が普通になされるようになるだろう。
「株式日記」も携帯で見ている方も多いと思いますが、これも一種の電子出版であり無料で公開しています。新聞社のニュースサイトなども無料で今は公開されていますが、ネットでの有料サイト化は難しいようだ。しかし広告収入に頼るビジネスモデルも世界的な金融危機で広告収入も落ち込んで難しくなった。
ネットでの有料サイト化が難しいのは、クレジットカード決済などの手続きが面倒なせいで手数料も高額だからですが、携帯電話ではポイント制で小額決済システムが完成しているからだ。パケット定額制で通信代も安くて済むし、ポイントを月額30円から2000円程度まで購入ができる。ポイントは使わなければ翌月に回せるから無駄がないのだろう。私は利用した事がないからよく分からないが、携帯だから可能なのだろう。
電子書籍ではケイタイコミックが独走しているわけで数百億円の市場になっている。ケイタイ小説やケイタイ動画なども広がっていくのだろうか。音楽などはケイタイやアイポッドなどにダウンロードして聞く時代となりCDは廃れてしまった。書籍なども電子書籍をダウンロードかストリーミングで読む時代となり、紙で製本された本は年寄り向けだけになるだろう。
◆「インフラ面の充実が携帯コミックのブレークに」ビービーエムエフ谷口社長 5月15日 エンタープライズ
http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/series/meister/20090515_168626.html
―携帯コンテンツ市場が急成長した要因は何でしょうか?
谷口氏
やはりインフラ面の充実が一番の要因で、パケット定額制が導入されたことが大きいですね。コミックの単価はひとつあたり30〜40円くらいだったとしても、ダウンロードするだけで2000円くらいの通信費がかかってしまっていましたが、定額制だとタダみたいな感覚になります。音楽も同じですよね。電話会社の戦略としてパケット定額制を導入することでどんなコンテンツが有効なのかを考えて、データ容量が大きいリッチコンテンツのように今まで現実的に買えなかったものをたくさん提供するようになったのも大きいですね。
―配信するマンガコンテンツの製作過程を教えてください。
谷口氏
まず配信権を出版社や著者と契約し、契約が完了したらマンガを買ってきて作業をします。元のデータはもらえないので、紙からコンテンツに落とすんですよ。1枚ずつスキャニングして1コマずつ、読む順番を指示します。一話あたり30〜40円で携帯コンテンツとして売っているので、一話ごとにファイルを作っていかなければならないんです。われわれは月にこれを何十万ページと作って配信します。配信しているのはデジタルコンテンツなんですけど、アナログ的な人海戦術の作業が必要。そうなると人件費もかかってきます。東京だと場所もコストもかかりますから、いかに大量にそういう人を雇用できるか集められるかが大切ということもあり、中国に注目しました。今は南京と台湾にマンガコンテンツの製造工場があり、マンガのコーディング的なことを海外支社で賄っています。
―デジタルデータを出版社からもらえば、作業効率があがるのでは?と思うのですが。
谷口氏
実は、作家はマンガのデジタルデータをもっていないんです。手描きの原稿を編集者がきれいにして、最終的には印刷会社に渡します。そこではじめてデジタル化されます。出版社と契約した場合に出版社からデジタル化されたデータをもらうことはありますが、それでもわれわれの作業はそんなに変わらないんです。というのは、携帯の画面上できれいに見えるための微調整が一番時間がかかるからです。チリみたいなごみなどもキレイに見えるように取り除いたりしています。
―『ケータイまんが王国』の展開について教えてください。
谷口氏
今年の予想ダウンロード数は4億5000万。単行本にすると4500万冊くらいです。これはデジタルのすごいところ。本屋さんは場所をとるので常に新しい本を並べるが、デジタルは古い本も売り続けられるメリットがあります。
『ケータイまんが王国』はそれなりの規模になってきましたから、うちのサイトで掲載している作品をうちのサイトだけで売るというだけではなくなってきています。2007年まで『ケータイまんが王国』だけで勝負していましたが、今は提携サイトがあります。例えば2008年の後半にYahoo!と共同で立ち上げたマンガサイト。Yahoo!ブランドでマンガサイトを立ち上げて、コンテンツは自社のものをすべて使う、といったBtoB的な戦略です。自社ブランドサイトだけでなく提携サイトも含めて販路を拡大しました。
もう一つは海外への拡大。今は韓国と台湾ではじめていますが、5月からは中国にも拡大します。海外の携帯のコンテンツプロバイダに中国語や韓国語に翻訳したマンガコンテンツを販売委託します。
―御社のこれからの展開を教えてください。
谷口氏
これまでは携帯で昔の作品を配信していたが、今後は新しい作品も配信していく必要があるだろうと思い、出版社を昨年作りました。作家さんに直接ケータイコンテンツ用にマンガを書き下ろしていただいて、ある程度話数がたまっていくと本として出版していくというビジネスモデルです。
もともとマンガは週刊誌で最新作を発表して、話数がたまるとコミックスになって、そのあとコンビニ系のやすいマンガ本や携帯・ゲーム・映像化などで二次利用・三次利用というようなピラミッド的な販売構造になっています。この出版不況においてマンガは稼ぎ頭だけど週刊誌や雑誌は売れない。以前なら出版社は雑誌でもうけて単行本でもうけていたのですが、少しずつ雑誌の赤字を単行本で埋め合わせるといった形になってきたのです。出版社としても雑誌は毎週手間ひまかかるもの。
弊社は、まず携帯で発表して単行本を売ります。われわれは作家さんに書き下ろしてもらったマンガを携帯に配信するためにデジタル化するので、大掛かりなコストがかからない。週刊誌と同等レベルのPR効果があれば、事業としては成り立つと考えています。現在書き下ろしで50タイトルくらいの連載がありますが、サラリーマンが好きそうなマンガを中心に携帯でまず発表して、次に単行本として出版し二次利用といった感じです。
―将来的な御社のビジネスの可能性や目標などを教えてください。
谷口氏
中期的にはもっとマーケットシェアをとっていきたいですね。
特に、われわれは出版社に近い業態を展開しているので、この出版不況でなかなかコンテンツを発表する雑誌がなくなっている背景をふまえて、そういったコンテンツの販売の受け皿になっていきたいと考えています。出版社にとって雑誌はやめるか続けるかどうかの瀬戸際と聞いていますから、続けてもらうためにも販売の受け皿としてうちのサイトを活用してほしいですね。もちろん出版社としては紙へのこだわりもあると思いますが、紙とともにデジタル流通の役割も大きくなるはずです。総合的な電子書籍という形の新しいメディアとして当分は併存する形になると思いますが、紙媒体が徐々にデジタル媒体へとシフトしていくのではと考えています。新しいジャンルのコンテンツも大歓迎です。
あとは、海外。日本のユニークなマンガコンテンツの市場を作りたいですね。韓国、台湾だけでなく、中国、徐々にヨーロッパ、北米へ展開したいと考えています。幸いなことに弊社の幹部社員は元商社マンが多く海外勤務の経験がある人間ばかり。なので、海外に対してはあまり抵抗がないです。本命は中国です。華僑のビジネスに感化されているし、中国のビジネスの厳しさはわかっていますから、ここで大きく展開していきたいですね。
(私のコメント)
電子書籍の将来はケイタイコミックを見れば将来像が見えてくる。インターネットもパソコンで見る時代からケイタイで見る時代になってきた。そうなればウェブサイトの有料化もポイント制などで小額課金システムも可能だろう。しかし携帯電話の小さな画面で漫画やケイタイ小説を読むなどとはアナログ人間には理解できない事だ。さらにケイタイコミックは日本市場だけではなく世界に販売が出来るから市場は限りなく大きい。
さらに今までマンガ本をコンビニなどで買うことは若い女性には抵抗があって出来なかった事が、携帯電話でマンガを見ることが出来るようになって若い女性の読者が増えているそうです。特にエロ漫画などはエッチなシーンになるとバイブレータ機能がオンになってサービスが行き届いているそうです。