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http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0904/15/news116.html
写真で解説する「WILLCOM NS」 (1/3)
手帳に入れて持ち運べるインターネット端末「WILLCOM NS」は、スマートフォンでもPCでもない“MID”という新しいカテゴリーに属する。WILLCOM NSでは“何ができる”のか? 外観や目玉機能の「jiglets」を中心に、その詳細をリポートしよう。
東芝製のMID「WILLCOM NS」。「NS」は「Network Stationary」を意味する ウィルコムが4月15日に発表した東芝製の「WILLCOM NS」(WS026T)は、“手帳に入れて使う”インターネット専用端末として開発されたモデルだ。音声通話機能はサポートしておらず、「スマートフォン」や「PHS」、そして「PC」でもない「MID(Mobile Internet Device)」というカテゴリーに属する。OSはWindowsCE 5.0を採用。発売は4月24日の予定。
厚さ約11ミリというスリムなボディに、ワイドVGA(480×800ピクセル)表示に対応した約4.1インチのTFT液晶を搭載。長時間使用のニーズに応えるため、1530mAhの大容量バッテリーを搭載し、W-SIM利用時には最大6時間の連続使用ができる。
IEEE802.11b/gの無線LANにも対応しており、自宅や公衆無線LANなどの無線環境で高速通信ができる。Wi-Fi利用時には最大4時間の連続使用が可能だ。Bluetoothには対応していない。
表面には感圧式のタッチパネルを搭載し、物理キーは備えない(写真=左)。シンプルなデザインの本体裏面には「TOSHIBA」ロゴやバッテリーカバー、スピーカーがある(写真=右)
左側面にはキーやスロット類はなく(写真=左)、右側面にはW-SIMスロットがある(写真=右)
上端の右側にはイヤフォン端子(写真=左)、左側にmicroUSB端子、下端の右側に電源がある(写真=右)
付属のスタイラスペンや指で操作できる。WILLCOM NS本体にはスタイラスペンの収納スペースがないので、スタイラスペンはシステム手帳に収納する(写真=左)。ディスプレイとその下にあるアイコンとバーをタップして操作する(写真=右)。
裏面の右下にモノラルスピーカーを搭載(写真=左)。右側面の下部にW-SIMスロットがある(写真=中)。なお、WILLCOM NSはW-SIMを除いた単体では販売しない。microSDスロットはバッテリーカバー内部にあり、バッテリーを外さないとmicroSDを着脱できない(写真=右)。外部メモリはmicroSDHCに対応しており、最大16Gバイトのカードを利用できる。本体メモリはユーザーメモリとして約325Mバイトが用意されている
1530mAhの大容量バッテリーを採用した
左からWILLCOM NS、「iPhone 3G」「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」(写真=左)。WILLCOM NSのサイズはシステム手帳に近いだけあり、iPhoneや一般のケータイよりは面積が広い。WILLCOM NSの幅は約80ミリなので、幅50ミリ前後が多いケータイと比べると、片手で持つのは辛い。厚さはiPhone 3Gの12.3ミリよりも薄い約11ミリを実現。左がWILLCOM NS、右がiPhone 3G(写真=右)
WILLCOM NSにはバイブルタイプのシステム手帳用のリフィルアダプターが同梱されており、システム手帳に取り付けて使用するのが基本スタイルとなる。リフィルアダプターを外してWILLCOM NS単体で使っても問題はない。システム手帳は同梱されないが、説明員によると、文具メーカーと提携して特定ブランドの手帳とセット販売するといったことも検討しているという。
リフィルアダプターを取り外して使ってもよい。WILLCOM NS単体ならポケットにも何とか収まりそうだ
リフィルアダプターを付けた状態でも、イヤフォン端子とmicroUSB端子、電源が露出するので、手帳に取り付けたままでも充電できる