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3月11日9時0分配信 ITmediaニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090311-00000007-zdn_n-sci
英Guardianは3月10日、同社サイトguardian.co.ukで公開しているコンテンツを、他社が無料で転用し、自社サイトで利用できるサービス「Open Platform」を立ち上げた。企業は、Guardianのコンテンツを利用して独自のアプリケーション(商用を含む)を構築できる。
現在はβトライアルの段階だが、将来的には広告ネットワークを構築し、コンテンツ利用にはGuardianの広告掲載を条件とする見込み。
Open Platformは2種類のコンテンツ共有サービスで構成されている。1つはGuardianが提供する「Content API」を用い、Guardianのコンテンツを取り入れたアプリケーションやサービスを構築するというもの。もう1つは、Guardianの編集者が編集、管理するすべての統計データを集めた「Data Store」で、このデータも自由に利用できる。
現在彫刻ギャラリーのCass Sculpture Foundationが、Content APIを利用して、英国のアーティストに関するGuardianの記事を自社サイトに取り入れている。
なおContent APIで利用できるのは、GuardianとObserver(Guardianの日曜版)の記者、Guardianと契約を結んでいるフリーランスライターの記事など、Guardianが著作権を保有する記事のみ。現在利用できるのはテキストのみだが、将来的にはビデオなども提供する予定という。
Data Storeでは、これまでGuardianの編集者が収集してきた各種統計データを提供する。現時点では、英国の児童貧困に関するデータ、世界各国の二酸化炭素排出量など、80種類の統計データがGoogle DocsのSpreadsheetで用意されている。