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民進、鈍い動き
朝日新聞[27面 新潟版] 2016年10月7日
連合が森氏支持「重い」
激戦が繰り広げられている知事選で、民進党の動きが鈍い。党として自主投票とした上、支持母体の連合新潟が自民、公明両党が推薦する候補への「支持」を決め、身動きが取りにくい状況も見てとれる。
4日、燕市のスーパー前で、民進党で燕市・西蒲原郡選挙区選出の高倉栄県議が、医師の米山隆一氏(49) =共産、社民、生活推薦=と並んでマイクを握った。告示から約1週間たち、県連所属議員で米山氏の支援に表立って動いたのは初めてだ。高倉氏は、市内の一部が東京電力柏崎刈羽原発から半径30キロ圏内にかかっていることに触れ、「だから私も一生懸命なんです。現行の欠陥制度を是正する強い思いがあるのが米山候補なのです」と訴えた。
高倉氏は取材に、同じ選挙区選出の自民県議が一貫して前長岡市長の森民夫氏 (67)=自民、公明推薦=を支援するなか、支持者から「(米山氏を)なんでやらないんだ」という声が大きく、「地域の声に推されて自分の思いを伝えた」と明かした。
だが、多くの県議や県選出の国会議員は、表立った動きを見せていない。
民進の支持母体のーつ、連合新潟は、森氏への「支持」を打ち出している。米山氏の立侯補表明前から決まっていたが、電力関係の労組を抱え、原発を争点にする候補には乗らないのが基本的な立場だ。支持は「推薦」に比べて支援の度合いが低いが、2日には斎藤敏明会長も森氏とともに街頭に立った。
米山氏を支持する県議は「連合さんの森候補支持というのは重い」と話す。また、連合との関係を別にしても、党の自主投票決定を尊重し、支援者に特定の侯補を押しつけたくないという議員もいる。
県外の国会議員はうってかわって活発だ。米山陣営には、超党派の反原発グループに所属する阿部知子衆院議員や近藤昭一党副代表が相次いで駆けつけた。
近藤氏は5日、取材に「新潟の重要性を受け止めている人はいると思う。個々の議員が判断し、意義を感じて行動していけばいい」と話した。維新時代から米山氏と関わりがある木内孝胤衆院議員も新潟入りした。
県議レベルでは、森氏の地元、長岡市・三島郡選出の佐藤伸広県議が、森氏支援に回る。党が自主投票を決める前から事務所開きにも顔を出し、告示日の出陣式にも並んだ。
知事選には、元団体職員の三村誉一氏(70)、行政書士の後藤浩昌氏(55)も立候補している。 (田中恭太)
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