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◎ 風雲告げる都城市長選挙
民主党・自民党によるチキンレースが始まった。と言っても国会の話ではない。
10月7日、大安吉日とあって、都城市北原町には市長選挙をにらんだ両陣営の選対事務所が店開きをした。
池田宜永陣営には長峯誠都城市長、古川禎久代議士を先頭に県議会議員、市議会議員がズラリと勢揃いして、必勝態勢を整えた。
一方、三角光洋陣営は大将格が不在、地元県議一人が参加した。これをのぞき見した選挙スズメの一人は「勝負はあったようなもんやナア・・・・」と嘆いた。
◎ 「若さ」と「政策通」の対決
次期都城市長選挙は若さの池田宜永か? 政策通の三角光洋か?が話題に上がっておるが、所詮、池田宜永は長峯ファミリーの後押しが無ければ、勝利はおぼつかない。
従って、池田宜永が勝っても、「長峯の、長峯による、長峯のための市政」が続く事には変わりはない。
政治家は若いに、こした事はないが、あやつり人形であっては若さの意味がない。
◎ 合従連衡
8月4日、都城市内メインホテルナカムラで古川禎久代議士の資金集めパーティが開かれた。もちろん、長峯誠後援会も動員されていたが、そこに出席していた「池田宜永」に全員の目がそそがれた。
「何で、池田が来ちょっとけ?!!」
長峯誠後援会さえ、おどろいたが、その時、すでに古川代議士は長峯ファミリーの勢力下にあったのだ。
大辞林に曰く、合従連衡とは「時々の利害に応じて団結したり離れたりする政策」とあり、当面は長峯誠が参議院、古川禎久が衆議院とすみ分ける事で、両者とも利益を分け合おうという訳だ。
◎ 「人は"論"より”利”で動く」
県議会議員も、市議会議員も推して知るべしだ。ジバン・カバン・カンバンを大事にする議員さんは、勝ち馬に乗るのが常識。坂本竜馬も幕末の志士さえ「論」より「利」と唱えている。しかし、こと選挙は議員数で決まるものではない。
"船頭多くして船山に昇る"のたとえ、議員には、それぞれに利害関係が絶えず、なかなか大同団結できないのだ。
◎ 呉越同舟
ところが、ここに来て、実に奇妙な現象がおきた。民主党の基盤である連合が池田宜永を推薦と来たもんだ。
池田宜永は前述の通り、100%自民党なのに・・・・・。それとも民主党をやめた"外山イツキ"(国民の生活が第一)腹いせか?それとも次期衆議院選挙に出馬が決定している社民党へのあてつけか?
連合が長峯誠ファミリーの"あやつり人形"を推薦しても、とても連合のために動くとは考えにくい。
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