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◎ 市議会で曖昧な答弁(3月定例市議会)
詐称問題はネット上を騒がせ、市議会を巻き込んだ大論争となった。
平成19年3月定例市議会で質問に立ったのは明清会会長・藤井議員だった。
「早稲田大学政経学部卆、雄弁会所属は間違いないか!」と市長に迫った。
ところが、ペラペラしゃべりまくる口先男が一瞬たじろぎ、うつむいたまま・・・・
「ホームページに書いてある・・・・」と口ごもり、曖昧な答弁に終始した。
"なぜ、自分の経歴がはっきり言えないのか"
傍聴席によどめきが起こったが、結論は6月議会に持ち込まれた。
◎ 「百条委」設置も不発(6月定例市議会)
6月議会が始まっても、詐称追求の声はおさまらなかった。
議会に"百条委"の設置を呼びかけたが、市議会の大半は"ハイハイ議員"が占めており、
ついに"伝家の宝刀"をぬく事はなかった。
そうした中で、楡田議員が登壇して追求したが、相変わらず曖昧な答弁で、疑惑は深まるばかりだった。
◎ 半年間も結論出さず(9月定例市議会)
追求の舞台は9月定例市議会へもちこされた。
「17万市民を代表する市長に"学歴詐称"があってはいけない」
楡田議員は6月議会に引き続き追求した。
すると市長がようやく答えた。
「平成元年入学、同6年に早稲田大学政治経済学を卒業した」と、選挙時の発言を口にした。
こんな簡単な答弁が、なぜ3月、6月、9月と、議会のたびに追求されながら、
答弁できなかったのか?・・・・・
しかし、議会の追求はそれでは済まなかった。
議会は疑惑解明につながる答弁を求めていたわけで経歴を述べるだけでは証明にならない。
議会は卒業証明書の提示を求めることになった。
◎ 「卒業証書」はなくした
ところが、どうした事か!
長峯市長の答えは「卒業証書をなくした」の一点張りだった。
"待った"
早稲田政経の証書は他学部の紙キレ一枚の証書ではなく、額入りの大きな証書である。
風水害や火事でも遭遇しない限り紛失するものではない。
しかも、父親と兼用の事務所には大物政治家とのツーショット写真や各所証明書が所狭しと飾られていたが、
自尊心の塊の父親が息子自慢の卒業証書を飾らないわけがない。
なお、義友会(都城泉ヶ丘高校OB会)名簿には
卒業後の進学先が載っているが、長峯誠の欄は空白になっている。
◎ ついに"刑事告発
平成19年10月5日、議会の成り行きを見守っていた市民から、ついに"刑事告発"された。
ところが、当時の都城署長は"長峯派"で、あらゆる会合で刑事告発を否定していた。
捜査は(刑法189-1)で続けられ、担当課では確証を得ていたが、
どうした事か?
捜査に当たっていた捜査2課は全員、県内各署へ飛ばされてしまった。
しかし、後日、この告発が思わぬ所で役立つ事になる。
◎ 寄せられてた情報の数々
調査を始めると、地元の妻ヶ丘住民や同級生から数々の情報が寄せられていた。
近所の人は「早稲田政経?ウソでしょう・・・
たしか某代議士のツテで夜間部にはいったそうよ・・・」
高校時代の同級生の評価はさらに厳しく・・・「あいつ(誠)は引きこもりで勉強もせず、
ギターばかり弾いていた。早稲田政経へ入れる訳がない」
一浪中の塾の先生曰く
「ビンタの悪い子です。もし、この塾から政経に合格したら名誉な事で、
大書して表に張り出しますよ」
という訳だ。
◎ "ネット辞書"も改ざん
確かに日本は学歴社会であり、夜間部では肩身が狭い場合もあるが、
ウソを名乗って有権者をだます事は断罪に値するが、事もあろうに、ネット辞書といわれるウィキペディアも
「第U部」が「政経」に改ざんされていた。
ウィキペディアの履歴をみると、彼が忘れていたアドレスが残っており、
索引したら市長選挙時の事務所のアドレスであった。
弟も永年「薬剤師」を詐称しており、詐称は長峯ファミリーにとって、大した問題ではないのかもしれない。
◎ 「卒業証明書」提出の約束を反古
"詐称"疑惑は議会閉会中にもかかわらず、場外乱闘の様相をみせ、いよいよ核心に迫った。
明清会は11月9日都城市議会の下山議長を通じて、長峯市長に対して「早稲田大学卒業を証明できるもの」を、
11月12日午後5時までに提出するよう文書で求めた。
同日、長峯市長は定例記者会見で報道陣に対して「約束の期日までに提出する」と答えている。
ところが、この約束も反古にしたのである。
議員の間に、「策を練るための時間稼ぎではないか?」との声が聞かれた。
◎ 最後通告は11月19日
11月12日午後4時を過ぎても市長は現れなかった。ただ秘書課から
「卒業証明書も写真も、在学を証明するものは何もなかった」
と、議会事務局に連絡があった。
通常、自分の卒業証書が手元にないとは考えにくい。
まして公人であれば、経歴を証明するものを保管しているのは当然のことだ。
"追求が始まって半年も経つのに、誠意のかけらもない"
明清会はいら立ち、最後通告を11月19日に決め市長に通告した。
◎ また、"最後通告”を無視
最後通告の19日、約束の時間に、またまた長峯市長が雲隠れ、議員を慌てさせた。
「なぜ、卒業証書一枚取るのに、そんなに時間がかかるか」
「何か工作しているのではないか!」
議員たちは議長に詰めよったが、市長派のハイハイ議員の中にも市長への不信が広がった。
"詐称"が確定すれば市長の席はおろか、社会人としての資格も失うことになる。
当然、父親の長峯基も知っているはずで、責任追及は避けられない。
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