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県絶滅危惧種・クリンソウ 群生地を宍粟で確認(神戸新聞)
県の絶滅危惧種に指定されている「クリンソウ」の群生地が、兵庫県宍粟市千種町西河内の天児屋たたら公園で確認された。2千株ほどあるとみられ、県内有数の群生地になるという。鮮やかな色の花が一面に広がり、地元の観光施設が急きょ写真コンテストを開くなどしてPRに取り組む。
クリンソウは明るい湿地に生育するサクラソウの仲間。花の形が仏塔の先端にある「九輪」に似ているため命名された。県レッドデータブックのBランクに指定されている。
同公園は約20年前、江戸時代のたたら製鉄場跡を整備して造られた。放置されていた杉林を間伐するなどした結果、自生していたクリンソウが株を増やしたとみられる。
園内にはこれまで数十株の群生が散在していたが、ほとんど知られていなかった。しかし、今年は数百株規模の群生が、棚田状になった製鉄場跡のあちこちで見られ、入園者らを驚かせている。
県立人と自然の博物館(三田市)の藤井俊夫主任研究員(植物生態学)は「間伐で日差しも入り生育環境が整った。鹿にも食べられないので今後も増えるだろう」と話す。
写真コンテストは同町の観光施設「ちくさ高原ネイチャーランド」が企画し、6月末まで作品を募集している。応募用紙は同公園前のたたらの里学習館と千種市民局で配布している。
同市民局TEL0790・76・2210
(安田英樹)
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