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http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20101118-OYT1T00347.htm
焼きそばにカレーのルーをかけた会津若松市の名物料理「カレー焼きそば」を全国に発信しようと、同市の18の飲食店が17日、「会津カレー焼きそばの会」を設立した。
会はB―1グランプリ優勝を目標に、「カレー焼きそばで会津を活気ある街にしたい」と意気込んでいる。
カレー焼きそばの発祥は、同市中町の食堂「トミーフード」。5代目店長の山田真司さん(43)によると、約40年前、スーパーも経営していた当時の店長が、総菜として出した焼きそばが売れ残ったため、カレーをかけて食べてみたところ、おいしかったため食堂のメニューにしたのが始まりという。当時は1皿350円。
味はもちろん、安さとボリュームが学校帰りの高校生らに受け、やがてほかの飲食店にも広がった。トミーフードは、一度閉店したが、復活を求める熱烈な声に押されて再開したという人気ぶりだ。
会の事務局をつとめるイベント企画会社「テクニカルスタッフ」の佐藤正彦さん(39)も、学校帰りにカレー焼きそばを楽しんだひとりだ。「会津に住む30歳代以上の人にとっては、まさに青春の味。あの安さには助けられた」と懐かしむ。佐藤さんは「我々はまったく普通の食べ物だと思っていたが、今は知らない子どもたちの方が多くなってしまった。歴史をとぎれさせないよう継承していきたい」と話す。
会に参加した飲食店18軒の中には、カレーをカツカレーにしたり、トマトやブロッコリーにミートソースをかけて洋風にアレンジしたりと、各店舗によってバリエーションも豊か。それぞれ単品で食べられる状態のカレーと焼きそばを合わせたメニューであることが条件で、参加店2店舗以上の推薦があれば新規に参加することができるという。
17日の設立総会では、来年1月の市内での十日市への出店や、のぼり旗のデザインなどを決定。今後は、B級ご当地グルメのブランド化を目指す団体・グループで構成する連絡協議会「愛Bリーグ」に加盟し、参加店のパンフレットを作ったり、イベントへ出店したりするなどの活動を積み、まずはB―1グランプリへの出場を目指す。また、市内の学校給食に採用してもらうことも考えているという。会長で居酒屋「寿楽」を経営する氏家義光さん(65)は「カレー焼きそばは我々のソウルフード。一見ミスマッチのようだが、必ず売れると確信している。自信を持って全国に薦めたい」と話している。
(小沼聖実)
(2010年11月18日13時14分 読売新聞)
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