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竹原氏は、2005年12月から阿久根市議をやられていて、2008年9月からは阿久根市長として、市政を取り仕切ってこられている。僕が埼玉県の教職を辞めて鹿児島へ引っ越ししてきたのが2004年4月だから、竹原氏が政治の場へ入っていったのはその後のことだ。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<79>>
阿久根市長竹原信一氏のやり方について
2005年と言えば公共事業費が削減されて地方の建設業は大変な目にあった年だ。だからその時に建設業に見切りをつけ政治へ入って行かれたことは理解できる。ただ、一期で市長に当選は非常に順調だ。ある意味あまりに順調すぎると言っていい。人件費切り下げを謳って市長へ当選されたと言うことだが、市議会や市職員は反対で動くはずだし、そういった方たちに連なる市関係の機関職員も反対で動くはずだからだ。それに、市職員の降格人事や組合事務所の使用禁止など、本来の市政改革とは矛盾しているとしか思えない行動が目立つ。
竹原市長のブログをあまり読んでいるわけではないが、どうも本当にそう思って書いているのか疑問に感じることがある。市長という立場であれば、どう市民へ向かって発言していくか、何をどのように市民へ向けて発信するか、それをまず考えるはずだと思うのだが、ちぐはぐな印象を受けるのだ。
多分、竹原市長と対極にいるのが矢祭町の前町長であった根本良一氏だ。彼のやり方なら納得がいく。本来、市民及び市職員が対立する関係ではないし、そういった形で市全体をリードできる立場が市長だ。根本氏はそうやられていったわけだが、必ずしも他の市長ができないことではないと思う。
つまり、どうも竹原市長のやり方は芝居がかかっていて、単に話題を取っているような感じがしてしまうのだ。市長はそれなりの権力を持っているわけで、やる気ならいろいろな改革を実行できる。しかし、そういった改革を彼はやっているように見えない。例えば、市職員の給与明細をインターネットで公開するなら、それこそ、市のすべての支出を一円単位でインターネットで公開するべきなのだ。阿久根市は全国的に見ても決して大きな市ではないがそれでも予算規模は100億円になる。このぐらいの規模になればどこかで談合が行われている可能性はかなり高い。ブログで情報発信するなら、市長の個人的な主張だけでなく、市政としての情報発信もするべきなのだ。市職員の給与は20億円に満たない。市の行政経費はその数倍にもなるのだから、こちらこそ全国へ公開し、議論を起こすようにするべきだったのではないか。
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