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室蘭・グリンデパートが業態転換、食品部門を導入(室蘭民報) http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/384.html
【2010年5月15日(土)朝刊】 http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/05/15/20100515m_01.html 室蘭市中島町の商業施設・グリンデパートは21日、食品部門を導入した新業態に転換する。地元の製造業者らに商品棚を貸し出し委託販売する「ふれあい食の駅」、旧丸井今井室蘭店の社員やテナント従業員らが新規出店する食肉専門店などが目玉。コンセプトは「屋根の付いた商店街」。ゆっくりと買い物を楽しめる店舗づくりを目指す。丸井閉店に伴う地域の空洞化を防ぐ狙いがある。 「食の駅」は、食品製造業者や生産者に売り場の棚やケースを貸し出し、販売はグリンデパートが代行する「ラックジョパー」と呼ばれる方式を導入する。商品は当初、野菜や魚加工品、日配品を予定し順次充実させる。 納入する側が価格設定できるのが特徴。初期投資や敷金、契約金は必要ない―など、出店しやすくした。委託販売手数料は販売価格の15%。 新規出店は、旧室蘭店地下食品街で営業していた食肉専門店の男性社員2人が21日に独立開業する食肉専門店「肉の極(きわみ)」。同デパートの知利別川側の売り場約70平方メートルに出店。国産の豚肉、牛肉など多彩にそろえる。将来的には総菜類も並べる予定。少量から買える、年配の人でも買いやすいような対面販売の良さを伝える店舗にするという。 6月には旧室蘭店社員が喫茶店を開店する。さらに数社と交渉中でテナントは増える見通し。出店には現在ある衣料販売の売り場を縮小し対応する。駐車場を向陽公園側に新たに確保、店内にベンチを増設し来店者に休んでもらう。 グリンデパートは昭和43年開業。近年は「ファッションタウングリン」の愛称で服飾中心に展開。地道な経営努力で黒字経営を続けている。 消費が落ち込み、丸井閉店で売り上げが減る中、地域から食品スーパーが相次ぎ撤退するという事態に。「地域に一定規模の買い物場が必要」と丸井閉店が濃厚になった以後、食品部門の導入を決意。旧室蘭店入居テナントなどに出店を打診していた。 施設を運営するグリンデパート協同組合の北川浩一理事長(55)と東谷義廣理事(60)は「中島を空洞化させたくなかった。誰もがゆっくりくつろげる店舗にしたい」と話している。 (野村英史)
グリンデパートが21日に業態再編する中、閉店した丸井今井室蘭店地下食品街でテナント入居の食肉店で勤めていた男性2人が独立、開業する。食肉専門店「肉の極(きわみ)」。「おいしいと言われるお肉を食卓に提供し、信頼される店づくり、地域活性化のために役立ちたい」とやる気満々だ。 「肉の極」代表取締役の伊勢田真也さん(33)と、取締役の森崎義則さん(47)。長年、食肉業界に身を置いてきた。丸井閉店を機に転勤、転職を覚悟していた。そんな時、グリンデパート側から出店の打診を受けた。 「これで気持ちが変わりました」と、伊勢田さんは話す。いずれは独立したいと夢を温めていた。「ちょうど良い機会なのかもしれない。しかし1人では厳しい」と考え、主任だった森崎さんに声を掛けた。「生活が掛かっている。自分で稼がないといけない」。すぐには応えられなかった森崎さんもまた、独立を夢見ていた。家族や親(しん)戚(せき)に相談し決心。2人は3月に入り独立開業を決断した。 「今後は経営者として経理やさまざまなことを極めなければならないね」。そんなやり取りから店名に「極」を採用した。赤色が一番食欲をそそるという。ロゴやユニフォームに採用した。 「経営は初めて。すべてが未知の世界。不安は大きい」としながらも、夢は間もなく実現する。もともと室蘭店の肉は好評だった。「肉の質を維持して、おいしい肉を届けたい。きめ細やかなニーズに応えたい」と話す。 また、丸井閉店で減った周辺の客足を「微力ながら取り戻したい」という思いも。営業時間は同デパートと同じ午前10時〜午後7時。21日から26日までの6日間はオープニングセールを実施する。 (野村英史)
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