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東室蘭駅自由通路が開通から3年、東西の人の流れ定着(室蘭民報) http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/367.html
【2010年4月3日(土)朝刊】 http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/04/03/20100403m_02.html JR室蘭線をまたいで室蘭市の東町と中島町の東西を結ぶ、東室蘭駅の自由通路(愛称わたれーる)がきょう3日で開通3年を迎えた。散歩コースとしても定着し駅の来訪者数は増加、新たな人の流れを生み出した。一方で商店街など地域への波及効果は限定的で、今後の活用策に期待が掛かる。 (野村英史)
「駅の来訪者数は明らかに増えました」。東室蘭駅の菅野修副駅長(49)。乗降客は1日平均約5千人と横ばいだが、自由通路の通行客は目立って増えたという。駅改札口につながる中央広場に設けたベンチ前は人気スポット。「夕陽に輝く工場群がきれい」と散歩コースにする人がいるほど。コンビニキオスク東室蘭店の中内寛・東室蘭統括店長(35)も実感する1人。「当初計画の倍の売り上げがあります」と胸を張る。
最大の変化は、東西に設けたエスカレーターとエレベーターの存在。階段を上り下りする負担が軽減され、自転車も押す市民の姿も目に付くようになった。今月1日には、東口に道南バスの都市間バス乗り入れが始まり、これにより高速バスの完全乗り入れが実現。「乗り継ぎが便利になり駅らしくなりました」。会社員男性(38)は話し札幌行きのバスに乗り込んだ。 集客の要は中島、東地区の出張所を統合した蘭東支所(愛称えきがるセンター)。利用者は1日平均250人。今年2月単月の利用者は5500人で対前年比600人増えた。八木橋裕子支所長(55)は「支所の存在が定着した」と話す。
駅自体が盛り上がる一方で、周辺地域への波及効果は最低限にとどまるよう。「お客さんの数は変わらない。飲み屋も減ったし」ハイヤー運転手の1人・佐藤隆信さん(63)は西口駅前の空き店舗を指さす。居酒屋志野を経営する熊井達彦さん(58)も「通行量はあまり変わらない。ビジネスホテルが出来た影響の方が大きい」 「自由通路も街路も整備されたが、人の流れは横ばい。商売にも影響ない」とは東室蘭商店街振興組合の関口昭一理事長(59)。室蘭西口商店街振興組合の米塚豊理事長(61)は「むしろ丸井閉店の影響が大きい」と話し、自由通路を活用したイベント開催を模索する。 ただ、自由通路は市道のため、イベント開催は通行人の動線を確保する必要があるなど制約がある。開通初年に開いた野菜即売会以来、目立った行事は開かれていない。管理する市は「柔軟に対応したい」と話す。人の流れは出来た。今後の動向が注目される。
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