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12月6日20時42分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091206-00000543-san-soci
わらで作った龍を神木に巻き付けて、秋の実りに感謝するとともに来年の豊作を願う国の選択無形民俗文化財「龍巻き神事」が6日、鳥取県境港市渡町の日御崎神社で営まれた。
氏子ら12人がこの日午前8時半から龍の胴体作りを開始。しめ縄を作る要領でわら束を何重にもねじり、約3時間かけて25メートルの長さにつなぎ合わせた。胴体は境内にある樹齢500年のイチョウに7回り半巻き付け、一番下に同じくわらで作った頭を取り付けて完成。龍神が天から降りてくる様子を再現した。
30年以上にわたって龍の頭を作り続けているという氏子の木村美登さん(82)は「今年は息子や孫が胴体作りの当番になったため、3代そろって作った龍を奉納できた。五穀豊穣(ほうじょう)の願いも聞き届けられるのでは」と話していた。
「龍巻き」は、1年間神木に巻き付けられたままにされ、翌年の冬に新しい龍と取り換えられる。