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http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091026-OYO1T00245.htm?from=top
神戸市長選は25日投開票され、現職の矢田立郎氏(69)(無=民主推薦)が、ウェブ制作会社顧問の樫野孝人氏(46)(無)と、共産党兵庫県委員会書記長の松田隆彦氏(50)(共産)の新人2人を破り、3選を果たした。矢田氏は、政令市長選で民主党単独推薦の現職候補として初めて当選したが、樫野氏に7852票差に迫られる辛勝だった。投票率は31・51%(前回30・23%)。
矢田氏は過去2回の市長選では共産を除く与野党の推薦を受けたが、8月の衆院選で民主党が大勝して政権交代を実現させたことや、与野党相乗りの現職が敗れた9月の堺市長選の結果を踏まえ、自民、公明両党には支援を求めず、民主党単独推薦で立候補した。
選挙中は行財政改革に取り組んできた2期8年の実績を強調。前原国土交通相や原口総務相らを招いて民主党色を前面に出し、組織戦を展開した。自主投票を決めた自民、公明両党の一部市議らの支援も受けた。
樫野氏は、60年間続く助役出身市長体制を批判し、「役人主導の政治を止めたい」と市政の変革を訴えた。無党派層だけでなく、民主、自民、公明各党の支持層にも食い込み、猛追したが、一歩及ばなかった。
40年ぶりの共産党公認候補となった松田氏は神戸空港の廃止を公約に掲げたが訴えが浸透しなかった。 (2009年10月26日 読売新聞)
矢田氏 民主票45%止まり、無党派層も苦戦…神戸市長選【読売新聞】
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091026-OYO1T00559.htm
読売新聞社が25日に実施した神戸市長選の出口調査結果によると、現職・矢田立郎氏(69)は、単独推薦を受けた民主党の支持層の4割強しか固められず、無党派層の取り込みでも、新人のウェブ制作会社顧問・樫野孝人氏(46)に20ポイント以上の差をつけられており、苦戦の要因が浮かび上がった。
政党別では、矢田氏を単独推薦した民主党の支持層の投票先は矢田氏45%、樫野氏の42%とほぼ互角。自民党支持層は矢田氏に51%と、樫野氏の40%を上回ったが、公明党支持層は矢田氏に4割弱しか投票せず、5割以上が樫野氏支持に回った。公明党支持層に民主単独推薦への反発があったとみられる。
無党派層は54%が樫野氏を支持、矢田氏は30%にとどまった。前回、矢田氏に投票した人で、今回も矢田氏に投票したのは52%に過ぎず、樫野氏に37%が流れた。
調査は市内の投票所72か所で、投票を終えた有権者を対象に行い、2642人から回答を得た。 (2009年10月26日 読売新聞)