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八ッ場ダム凍結方針 県内に動揺と憤り
県「水道政策、根底から見直し」【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20091009-OYT8T01205.htm
群馬県の八ッ場(やんば)ダム建設中止に揺れる県内に、またしても動揺が広がった。
前原国土交通相が9日に方針を示した48事業の一時凍結。
八ッ場ダム、滝沢ダム(秩父市)、思川開発(栃木県)、霞ヶ浦導水(茨城県)の4事業が県と関係する。
県土地水政策課の担当者は「国交省からの説明はなく、どの事業がどう凍結されるか意味が分からない。
中止されれば県の水道政策を根底から見直さないといけない。いい加減すぎる」と憤った。
滝沢ダムは、すでに本体工事を終えており、2008年4月からは安定水利権として県供給水道水の約14%分を使用。
現在は斜面補強工事中で、10年度中に終了する予定だ。
総事業費2320億円のうち、県は支出済み分を含めて約569億円を負担している。
思川開発は、栃木県鹿沼市の南摩ダムを中心とした事業で、2015年度に完成予定。
県は毎秒0・316トン、県水道の約1%を暫定水利権として得ている。
霞ヶ浦導水にも県は66億円を負担し、安定水利権の確保を目指している。
この日、八ッ場ダムの建設推進を求める超党派県議による議員連盟は、建設予定地を視察した。
民主系会派の6人を含む61人が参加し、茂原璋男・群馬県副知事や地元住民ら約30人と意見交換も行った。
議員連盟の佐久間実会長が「ダムの受益者として、地元の苦渋の選択には感謝している。
突然の中止は民主主義の崩壊だ」と語ると、自民党群馬県連の南波和憲幹事長は「下流の人たちが私たちの思いを知ってくれていると分かり、うれしい」と涙声で応じた。
「誹謗(ひぼう)中傷で疲れ切っている」と漏らす地元関係者もいた。
意見交換後、民主系会派の神杉一彦県議は「建設するべきだと確信した。
『党が決めたから言うことを聞くべきだ』というのはのめない」と語った。
(2009年10月10日 読売新聞)
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