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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091007-OYT1T00057.htm?from=main6
成田空港への交通の便が一層、快適で便利になった。
同空港に向けて、今月からJR成田エクスプレスの新型車両が運行を開始したほか、来年度から京成電鉄の新型スカイライナーが出発する日暮里駅の新ホームの使用も始まった。
JR東日本は1日から、首都圏と成田空港を結ぶ特急「成田エクスプレス」(NEX)の新型車両「E259系」の運行を開始。東京―成田空港駅間の所要時間はこれまで通りだが、快適性や防犯対策などを向上させ、1日26往復のうち10往復に新型車両をあて、今後、順次増やす計画だという。
新型車両は、高性能の衝撃吸収装置を導入し、従来の車両より揺れが少ない。座席も枕部分を動かせるなど乗り心地もアップ。ビジネスマンらの利用にこたえ、パソコンが使えるよう全席にコンセントを備え、4か国語対応の大型液晶案内装置で航空機や列車の運行情報を提供する。
電動車いすに対応した大型洋式トイレを設けたほか、車両出入り口とホームの段差も小さくした。出入り口や荷物置き場に防犯カメラを設置し、荷物棚にはダイヤルロック式錠を備えた。
一方、京成電鉄は来年夏から、京成上野―成田空港駅間を往復する成田新高速鉄道の拠点駅となる日暮里駅(東京都荒川区)で、下り線専用の新ホームを設置、3日から使用を開始。今後、さらに駅の整備を進める。
日暮里駅ではこれまで、1階のホームを上下線両方で使って混雑したため、3階に下り専用の新しいホームを設置。1階ホームは上り専用となる。3階ホームは、1本の線路を二つのホームがはさむ2面1線方式で、1面をスカイライナーとイブニングライナーが、もう1面を一般列車が使う。
新高速の運行で、日暮里―空港第2ビル駅間は、現行の最速51分から36分と15分間短縮される。
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