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【09総選挙 岐阜ニュース】
笠原県議が離党届、民主支援 自民に新たな悩み【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009081602000178.html
2009年8月16日
岐阜1区で自民が分裂した前回の郵政選挙で、前職佐藤ゆかりさん(東京5区に転出)を支援した自民党の笠原多見子県議(岐阜市選挙区)が15日、離党して民主支援に回る考えを表明した。
18日の公示を前に前回衆院選のしこりが表面化。
自民陣営は「予想していた」と平静だが、逆風下でさらに向かい風を強めることにならないか心配する声も出ている。
笠原氏は同日、県庁で記者会見。今衆院選で1区の自民公認が郵政造反組の前職野田聖子さんに決まり、佐藤さんが国替えした経緯が不透明と指摘。
「野田さんから一度も説明がなく、しこりは残っている。
県連でも役職などで冷遇され、党に期待が持てない」と話し、14日に自民党県連に離党届を出したことを明らかにした。
同県連幹部は「離党届は事務局で預かり、時機を見て対応を検討する」としている。
笠原氏は今後、1区から出馬予定の民主新人柴橋正直さんを「若く、これからの人に懸けたい」として支援する考えを明言した。
今回の離反について、野田陣営幹部は「(笠原氏は)もともと反野田の姿勢で、織り込み済みの部分はある。
大きな流れにはならない」と冷静さを装った。
だが、別の幹部は「痛い。選挙に協力しないとは想定していたが、民主支援は想定外」と明かした。
一方、民主党県連幹部は「突然のことなので驚いている」としながらも「厳しい選挙を戦う中、ありがたい」と歓迎。
今後については「詳細が分からないのでコメントできないが、こちらから接触することはない」と笠原氏の出方を待つ姿勢を示した。
(山本真嗣、竹田佳彦、河原広明)