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選択:仙台市長選 きょう告示 行財政改革など論戦 有権者83万人に訴え /宮城【毎日JP】
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090712ddlk04010018000c.html
任期満了に伴う仙台市長選が12日、告示される。
現職の梅原克彦市長がタクシーチケット不適切使用問題で出馬を断念し、無所属5人と幸福実現党公認1人の計6人による新人同士の争いとなる見込み。
明確な争点は浮かんでいないが、行政・財政改革や子育て支援などを巡る論戦が展開される見通しだ。
26日投票、即日開票される。
11日現在の有権者数は83万3999人(男39万9486人、女43万4513人)。【高橋宗男、須藤唯哉】
立候補を予定しているのは
市議、渡辺博氏(59)
前副市長、奥山恵美子氏(58)
前市議、柳橋邦彦氏(68)
会社社長、佐藤崇弘氏(29)
副市長、岩崎恵美子氏(65)
宗教法人役員、椿原慎一氏(47)
=立候補表明順。
◆予想の顔ぶれ
◇子育て日本一に−−渡辺氏
渡辺氏は「しがらみのないフリーハンドの市長を」と訴える。「子育て日本一の街づくり」を掲げ、11日は宮城野区内の幼稚園で決起集会を開いた。熊谷隆夫選対本部長は「市民の肩に借金のツケをまわすことは許さない。市政に役人出身の市長はいらない。借金を増やすだけ」と語る。
◇市民と対話重視−−奥山氏
奥山氏は「市民との対話重視」をアピール。民主県連や社民県連、市議32人の支援を受け、より幅広い層への浸透を目指す。白木進選対本部長は、奥山氏の市民目線を強調し、「しなやかでバランス感覚に優れた政策判断をする人。優れた面を市民に理解していただくことを選挙戦略の基本とする」と言う。
◇市政にスピード−−柳橋氏
柳橋氏のスローガンは「官から民へ」。経営者の立場から「民間経営のスピード感」の市政への導入が必要と訴える。10日には14ページのマニフェストを発表。阿部功選対本部長は「マニフェストを読んでもらえば、新しい仙台像を想像できると思う。『新仙台』を創造するため、じかに見て、聞いていただくことに主眼を置く」と語る。
◇若さを前面に−−佐藤氏
佐藤氏は「若さ」を前面に打ち出す。「日本一賢く、スリムな市役所の実現」を訴えており、12日には渡辺喜美衆院議員が応援に駆けつける予定だ。佐藤豊選対本部長は「既成勢力と若い力の対決。今こそ『過去を引きずるのか未来を選択するか』の重要な時。無党派層、政治や選挙に興味のなかった人たちに積極的に働きかけていく」と述べる。
◇健康福祉都市に−−岩崎氏
医師である岩崎氏は「健康福祉都市・仙台」を訴えの中心に据える。11日は女性医師や薬剤師らの会合に出席するなど精力的に歩いた。出馬表明から1週間足らずで選挙戦に突入するが、菅原康雄選対本部長は「七つの公約と民活力、地域力、町内力の連帯を市民に聞いていただける選挙戦にしたい」と力を込める。
◇未来ビジョンを−−椿原氏
椿原氏は仙台には「未来ビジョン」が必要と、リニアモーターカーで仙台と東京をつなぐ構想を提案。斎藤敏行選対本部長は「市政トップの仕事は都市の未来デザインを描き、方向性を決めること」と強調。椿原氏が地学博士である点を踏まえ「宮城県沖地震に対し、この人ほど頼りになる人はいない」と訴える。