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6月19日7時59分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000042-san-l12
ついに念願の駅弁が誕生!−。千葉県銚子市の銚子電鉄(営業距離6・4キロ)で、同社初となる駅弁「さんまかば焼すし」が21日から販売される。サンマのかば焼きをすし飯に乗せた押しずしで、地元のすし店や水産加工場などのコラボから生まれた。当面は犬吠駅の売店で休日だけの限定販売となる。
多くの鉄道ファンや観光客に愛されている銚子電鉄。意外にも大正12年の開業以来、駅弁が販売されたことはなかった。昨年7月に同社公認の「銚子電鉄弁当」が大手コンビニエンスストアから期間限定で販売されたが、これは駅の売店で扱わなかったため駅弁とはいえず、今回の「さんまかば焼すし」が正真正銘の「初駅弁」。
「仲間と一緒に銚子で水揚げされる魚で駅弁を作り、銚子電鉄の新しい名物にしたい」と、水産加工会社「マルカ加藤水産」(同市内浜町)の加藤輝吉社長(65)らが考案した。
加藤さんの工場で開きにしたサンマを、知り合いのウナギ専門店でかば焼きにしたあと、市内のすし店「喜可久寿司(きかくずし)」で押しずしにして完成。
同店店主の西宮智宏さん(48)によると、すし飯の間には錦糸たまごをはさんで、銚子電鉄の線路沿いに咲く菜の花の黄色をイメージ。さらに、細かく刻んだワサビの茎を混ぜ込んで、香り付けとともにサンマの脂っぽさを中和する工夫も凝らしている。
サンマまるごと1匹分の押しずしを6等分に切り分けた“6両編成”で、1人前780円。銚子漁港での本格的なサンマの水揚げは秋口になるため、当面は土日祝日のみ1日20食の限定販売を予定。販売開始は午前10時から。問い合わせは銚子電鉄(電)0479・22・0316。