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骨太方針は分権後退、と批判 橋本知事、財政再建にも注文(中日新聞)
2009年6月11日 18時30分
大阪府の橋下徹知事は11日の記者会見で、政府が経済財政諮問会議に提示した経済政策の指針「骨太の方針2009」の素案について「地方分権については物足りない。昨年よりも後退した」と強く批判した。
08年の骨太方針では、目次の一つに「地方分権改革」を挙げ、国の出先機関の見直しなどを提言。だが09年の素案では、目次から地方分権の文字が消え、関連の記述も減った。橋下知事は「もっと力強い記述をお願いしたい」と要望した。
国の財政再建の先送り方針には「大阪府は(財政的に)ぎりぎり詰めてやっている。トータルの国民の借金が増えて、大阪の努力の分が吹き飛んでしまうのは、感情としてはちょっとがっかり」と述べ、国の歳出削減努力の不足を指摘した。
橋下知事は、府の組織強化の一環として、部局ごとに課題を設定し数値目標を立てる「部局長マニフェスト」を11日付で府のホームページに公開したと発表。「行政改革は組織の自己満足に終わることが多い。府民生活が良くならなければいけない」と強調した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009061101000717.html