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尾鷲市議選「何を訴えていいの…」 立候補予定者、争点めぐり困惑【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20090524/CK2009052402000006.html
2009年5月24日
「今回の選挙の争点は市長を信任するかどうかだけ。今さら市長の悪かった点を並べ立てても建設的ではない。何を訴えていいのやら…」
尾鷲市の奥田尚佳(ひさよし)市長(41)が、自身の不信任を議決した市議会を解散したことで始まる同市議選。4月の採決で、不信任に投じたある前職の立候補予定者が、支持者へのあいさつ回りの途中で漏らした。
任期半ばでの突然の選挙を強いられた前職たちは、市議選の争点をめぐって困惑している。別の前職は「今回の市政混乱の責任は議会には全くない」とし「これまでの市長の言動や政策を振り返り不信任の是非を問う」と主張。一方、他の前職は「これ以上市長を批判しても選挙の質が下がる。これからの尾鷲を考える前向きな選挙にしたい」と話す。
立候補を予定する新人たちの間では、市政混乱の原因は市長だけでなく議会側にもあるとの意見が目立つ。ある新人は「改選後の議会は4年間続く。市長の信任・不信任だけを争点にするのではなく、政策論争をすべきだ」と訴える。
市民からは、市長との対立には議会側にも責任があり“けんか両成敗”との声も上がる。団体職員の男性(33)は「争点は議員個々の信を問うことだと思う。議会に新しい風を入れるべきだ」と話した。 (福田大展)