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坂出市長選公開討論会 立候補予定者の発言要旨【四国新聞社】
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20090510000099
2009/05/10 10:04
坂出市長選の立候補予定者2氏が参加した9日の公開討論会。
両氏は自己紹介の後、市が抱える課題や互いの公約に関する5つのテーマに一問一答形式で答弁、それぞれ6分間の最終弁論で締めくくった。
「市をつぶさないためでなく、市民サービスの向上を図るための行財政改革を行う」と綾宏氏。
松浦稔明氏は「安全、安心なまちづくりを目指すため、20年の経験を生かして国の財政出動を坂出に導く」と持論を展開。
市民約600人の前で各自の政策を主張し合った。
(【注】出馬表明順。略歴は(1)現職(2)主な経歴(3)現住所(4)最終学歴、年齢)
【→参照記事】
綾宏(あやひろし)氏 まちに元気取り戻す
(1)会社役員(2)坂出市議会議長(3)坂出市元町(4)学習院大卒、56歳
瀬戸大橋の架橋で、暮らしがよくなるなどの期待が大きかった。あれから21年、坂出はどう変わったのか。与島への入り込み客は3分の1に減少。商店街の空き店舗率は県内最高で、残念としか言いようがない。まちに元気を取り戻したい。
まずは障害者や高齢者、子どもたちが住みよい、安心できるまちづくりを考えたい。そのために市立病院を存続させてほしいという市民の要望は多い。産科の再開も目指したい。市民が望むなら、建て替えなどによる赤字も、税金を投じて補てんしていいと思う。
人口を増やすには、仕事も必要。雇用については地元企業と直接対話する。商住共存を進め、教育や子育て環境の充実も図る。
行財政改革は、市民のために行うもの。行政サービスを向上させるため、現行事業を行政がやらなければならないかどうかを見直す「仕分け」が必要だ。民間でいいものは民間に任せたいし、道路の里親制度など、市民にできることはボランティア参加を促したい。
みんなで行動し、まちづくりをするという意識付けに努め、市民と一丸になって坂出を盛り上げたい。
松浦 稔明(まつうらとしあき)氏 政府の財政出動導入
(1)市長(2)会社社長(3)坂出市大屋冨町(4)京都大卒、70歳
百年に一度の恐慌の中、政府の財政出動を効率的に坂る。これが過去20年、行政経験を積んだわたしの大きな使命だ。
行財政改革や市職員数の削減を強力に進める中、重点施策としてきた災害対策に今後も力を入れる。小中学校の耐震化は2015年度までに完成させ、市立病院の第3病棟は2年後までに建て替えるつもり。
市立病院は大きな赤字を抱え、国から廃止を含めた検討を求められながら、廃止も縮小もしないとして市税投入などで黒字に改善した。ただ、基本は現状維持での存続だが、建て替えなどで赤字が続く場合は、つぶさざるを得ない。これ以上は財政を圧迫できない。
子育て、教育に関しては「子ども課」を新設、育児に関して何でも相談できる場を提供する。学校では農園を設けての農業体験、生産現場を訪ねる企業見学などを行い、地産地消の推進や財政を支える企業活動に理解を深めてほしい。観光は高速道の料金値下げが実現した今が絶好機。天然の車エビを名産に育ててうどんとのセットで売り出し、事業として「うどん課」をつくって総合的な観光情報の提供を図りたい。出に導入す