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4月5日14時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090405-00000145-mailo-l28
明治維新で中心的役割を果たした岩倉具視の私邸「六英堂」の無料公開が4日、えびす様の総本社、西宮神社(西宮市社家町)で始まった。岩倉が愛用していた服や、ここでしばしば会合を開いた西郷隆盛ら「六英傑」の写真などが展示されている。公開は6月末までの土日祝日のみ。
【大沢瑞季】
六英堂は、木造平屋建て約100平方メートル。東京に建てられたが、岩倉の死後、各地を移転しながら保存され、77年、同神社の境内に移築された。柱や屋根など、ほぼ当時のまま残されている。普段は茶室として貸し出しているが、一般公開はしていない。
六英堂の名は、西郷隆盛や木戸孝允、大久保利通ら「六英傑」が集ったことから、後に付けられた。「明治高官集会所」などの異名もあり、明治政府の運営など、密議が行われた。
岩倉が病気で寝込み、最期を迎えた場所でもあり、明治天皇が見舞いに来た様子を描いた絵も展示されている。
他にも、全国から約100万人の参拝者が訪れる「十日えびす」や、開門と同時に福男を目指して参拝者が一斉に走り出す「開門神事福男選び」など、同神社の年中行事の写真も並ぶ。全国に約3000ある「えびす様」を祭った神社の特徴あるえびす像16点も展示している。
西宮市市庭町、会社役員、森川聡さん(46)は「この建物でいろいろな議論がなされ、新しい日本が生まれたと思うと、非常に感激します」と話した。
〔阪神版〕
4月5日朝刊