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先行報道に「議会軽視では」 県議会で柳村氏指摘
10日開かれた県議会予算特別委員会で柳村岩見氏(自民クラブ)は、県の施策が県議会に知らされるよりも早く新聞報道されることに疑問を呈した。
柳村氏は「重大課題が(県議会に)説明される前日や当日の新聞によって公表される。報道が先になっていることが議会軽視につながる」と指摘。
具体的な事例として、県営運動公園陸上競技場(盛岡市)の第1種公認見送りや県の不正経理に伴う国への返還金に関する報道を指摘。「新聞に施策を出して議会は後回しでは、知事とうまくいかない原因になる。執行権を持った県政と議会との関係で非常に不幸なことだ」と県の姿勢をただした。
菊池秀一県総合政策部長は「指摘の通り議会軽視にならないように、公表されるものが途中で出ることのないよう努力していく」と述べた。
情報を基にどうただすかが大事
岩手大人文社会科学部の丸山仁教授(政治学)の話 一般論で言えば、県議会は県民の代表として執行部を監視し、メディアは議員とは違う立場で行政を監視する役目がある。県の施策が先に報道に出たという議論はあまり生産的とは言えない。得られた情報を基に行政をどうただしていくかに力を注ぐことが大事だ。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090311_5
asahi.com:県政記者クラブが議会に見解-マイタウン岩手
マスコミ各社による県施策の先行報道を「議会軽視」と指摘した県議会予算特別委員会での柳村岩見県議(自民クラブ)の発言をめぐり、新聞と放送の19社が加盟する県政記者クラブは16日、渡辺幸貫県議会議長に、「国民の知る権利を守るため、報道の自由は担保されなければならない」との見解を示す文書を提出した。柳村県議の発言に対し、「(公式発表よりも前に記事が出ることを)反省しなければならない」と答弁した菊池秀一県総合政策部長には、取材の制限を行わないよう申し入れた。
渡辺議長、菊池部長ともに、「取材を制限しようという意図ではない」とした。
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000903170002