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渥美義仁医師
日本の糖尿病治療を牽引 地域に密着「外来で完結する医療を」
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140425/dms1404250830008-n1.htm
2014.04.25 ブラックジャックを探せ
★永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター長渥美義仁さん(63)
JR、京成、地下鉄が交わる上野駅。ここから徒歩5分の場所にある永寿(えいじゅ)総合病院で、糖尿病臨床研究センター長を務める渥美義仁医師は、日本の糖尿病治療を牽引(けんいん)する第一人者の内科医として、高い知名度を持つ。
長年にわたり東京都済生会中央病院で糖尿病治療のトップを務め、同院を糖尿病治療において日本屈指の施設に育て上げた立役者だ。
糖尿病治療におけるチーム医療の重要性を早くから唱え、薬剤師、看護師、栄養士、糖尿病療養指導士などとの総合的なケアによる、高度な治療の実践に取り組んできた。
一方で、「インスリンの早期投与」の重要性についても、その認知普及に力を注いできたことで知られる。
「以前は『インスリンは最後の手段』と誤解する人が大半を占めていましたが、ようやく正しい知識を持つようになってきた。その背景には針刺し事故を防止する注射針などの医療機器の改良などもあり、糖尿病の治療がしやすくなってきたことは事実です」
そう語る渥美医師の現在の勤務先は、地域密着型基幹病院。
「前の病院は全国から患者が集まって来る施設でしたが、ここは地元の患者さんが対象。以前から地域医療に携わりたかったので、やりがいもあります」と笑顔で話す。
長年の経験を生かしたチームワークで、「外来で完結する治療」の実践に取り組み、早くも成果を挙げ始めている。
「糖尿病治療医は“人間好き”でなければ務まらない。患者の話に耳を傾け、『この人ならこんな工夫をすれば』と考えて治療プランを立てていく」と、専門医ならではのモチベーションを語る。
日本を代表する糖尿病治療医が、地域医療に乗り出した。その動向に注目が集まる。 (長田昭二)
■渥美義仁(あつみ・よしひと) 1950年、横浜市生まれ。77年、慶應義塾大学医学部卒業。東京都済生会中央病院で内科レジデントを皮切りに、内科医長、内科部長、糖尿病臨床研究センター長を歴任。2006年、副院長。13年より現職。日本糖尿病学会理事、同関東甲信越支部前支部長。日本糖尿病協会理事。日本糖尿病療養指導士認定機構前理事長代行。趣味は「アイデアやデザインを考えること」。
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