★阿修羅♪ > 医療崩壊3 > 875.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
がん免疫療法の元祖「丸山ワクチン」新たな臨床データで騒然(NEWS ポストセブン)
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/875.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 22 日 07:24:16: igsppGRN/E9PQ
 

           患者負担の治験薬ながら使用者は40万人に達した「丸山ワクチン」


がん免疫療法の元祖「丸山ワクチン」新たな臨床データで騒然
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140422-00000000-pseven-soci
NEWS ポストセブン 4月22日(火)7時6分配信


 がん治療は「手術」「放射線」「抗がん剤」が標準治療とされているが、その限界を唱える医師も登場する昨今。“第4の治療法”として注目を浴びているのが「免疫療法」である。がん細胞を直接殺すのではなく、人間の持つ自然免疫力を高めて、がんの発生や増殖を抑えようとする治療法である。

 いま、免疫療法の元祖というべき薬の有効性に大きな関心が集まっている。1944年に日本医科大学元学長の故・丸山千里氏が皮膚結核の薬として開発した『丸山ワクチン』である。

 丸山ワクチンは丸山博士を中心に長らくがん治療に転用する研究が続けられ、1976年には抗がん剤として製造承認を求める申請が当時の厚生省にも出されるも、「効果が認められない」と5年後に却下。薬事法にも規定のない異例の「有償治験薬(有料の治験薬)」として、希望者のみ医師の承諾書を提出すれば使用が認められている。

「丸山ワクチンは水と同じ」――いまも効果に疑問を呈すがん治療の権威はいるが、論より証拠。使用者はすでに40万人に達し、患者・家族の会には様々ながん治療のケースで、「劇的に回復した」という声も寄せられている。

 だが、いくら体験談が集まろうとも、きちんとした臨床試験を行い、科学的にも有効な根拠を示さない限り、がん治療薬としての正式認可が下りないのは当然といえる。今回、丸山ワクチンに再びスポットライトが当たっているのは、「新たな科学的データ」が出たからである。

 4月18日、都内のホールで行われた「NPO丸山ワクチンとがんを考える回(第12回)」。詰めかけた300人以上の患者や医療関係者の前で、埼玉医科大学国際医療センター教授(婦人科腫瘍科)の藤原恵一氏が、ひとつの治験データを報告した。

 藤原氏が丸山ワクチンの臨床試験に携わり始めたのは1992年。当時、川崎医科大学の産婦人科に勤務していた同氏は、上司の命によって「イヤイヤ」やらされていたという。「私も最初は丸山ワクチンなんて胡散臭いと思っていたんです」と苦笑する。しかし、臨床試験を続けていくうちに、驚愕の結果に触れることとなる。

「放射線治療を受ける国内の子宮頸がんの患者さん249人に、丸山ワクチンと同じ成分の薬(試験薬剤コード名はZ―100)を併用投与して、プラセボ(偽薬)との比較試験を行ったところ、Z―100を投与した患者さんの5年生存率が使わない患者さんより10%も上回っていたことが分かりました。これは他の抗がん剤や分子標的薬ではほとんどあり得ない数字です」

 しかし、この結果を導き出すためには多くの“見込み違い”もあったという。

「実はZ―100の濃度を3段階に分けて、有効性を比較する臨床試験も行ったのですが、なんと高用量のほうが生存率が悪いという結果になってしまったんです。つまり、丸山ワクチンをたくさん使用すると毒になるのではないかと、一時騒然となりました。

 でも、よくよく掘り下げてみると、高用量の生存率は従来の放射線治療のみの生存率と同じで、低用量を用いることで子宮頸がんの予後が良くなっているという驚くべき現象であることが分かったのです」(藤原氏)

 これら画期的な臨床結果は、昨年ASCO(米国臨床腫瘍学会年次集会)でも報告されたが、残念ながら患者の子宮頸がんの進行度にばらつきがあるなどして、「統計学的には意味のある差とはいえない結果になってしまいました」(藤原氏)という。

 今後は効果をよりはっきりさせるため、末期の子宮頸がん患者に限定し、臨床試験の範囲を日本だけでなくアジア各国にまで広げていく方針だ。「丸山ワクチンは免疫賦活剤なので、理論的にはどんながんにも一定の効果があるはず」と期待を込める藤原氏。

「ひとつのがん種の治験をやり直すだけでも5年〜7年はかかり、莫大な金もかかる」(医療関係者)ため、広くがん治療の“特効薬”として再び承認を得るのは容易ではない。だが、開発から半世紀の時を経ても、丸山ワクチンは色褪せていないことだけは確かだ。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2018年1月14日 02:23:12 : nlct6sBb6s : tDMkwMIjymA[9]
我が国では今、国民が一生のうち半分ががんに罹り、3分の1ががんで亡くなるとされ、固形がんの場合、手術、放射線治療などの後、再発、転移がみつかると末期がんとされ治らないとされています。そうなるとどこの病院でもいわゆる「標準治療」と称される細胞毒抗がん剤を最大限致死量寸前の投薬、点滴治療が行われ多くの患者が副作用で苦しみ、遠からずカプランマイヤー曲線通りの生存曲線をたどり例外なく死亡します。
梅沢充著「抗がん剤治療の正体」によると末期がん患者に対して抗がん剤の処方を患者の副作用のない範囲に減らすと「標準治療」の患者よりQOLが改善しかつ延命するという。しかし、末期がん患者は病院の「標準治療」に対して拒否をすれば退院を迫られる可能性があり、良心的な医者は延命効果に疑問があり副作用の強い「標準治療」ではなく副作用の無いただの水のようとされる丸山ワクチンやキノコ菌糸体のクレスチンなどを代わりに処方するのでしょう。
最近の有名人のがんによる死亡などの記事をよむと、亡くなる直前まで元気に活動されている方が多く感じられ、どうせ治らないならばそれがたとえ1〜2ヵ月短命になろうとも副作用がないか少ない方法を選びたいものです。あるいは近藤誠氏の主張される「がん放置療法」も検討の余地ありだと思います。

2. 2018年1月14日 11:48:59 : 45qP55FaI2 : 6VuA8Te7WTo[173]

<1様はあたり触らず、うまく現状を解説していただきましたが
ハッキリ言って現代医学は癌に対しては無力だと言うのが
本当のところだと思う。平成4年に丸山先生にお会いして
それ以降26年、家に閉じこもって現代医療から逃げた人に
奇跡が起きたと言うのは或はあるのか、その程度だろう。
年末ジャンボ宝くじ一等連続二回当選者。

.


.


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 医療崩壊3掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧