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政府 混合診療適用拡大など意見まとめ [NHK]
4月16日 21時52分
政府の規制改革会議は、健康保険が適用される診療と適用されない診療を併用する「混合診療」に対する健康保険の適用範囲を拡大する一方、安全性や有効性を確保するため海外で承認された実績のない診療行為は除外するなどとした意見を取りまとめました。
政府の規制改革会議は、16日の会合で健康保険が適用される診療と適用されない診療を併用する「混合診療」について意見を取りまとめました。
それによりますと、「混合診療」を選択した場合、一部の例外を除いて費用の全額を患者が自己負担することになっている現状を改め、「選択療養」という新たな仕組みを設け、健康保険が適用される範囲を拡大するとしています。
一方で、安全性や有効性を確保するため、海外で承認された実績のない診療行為や、一定レベルの学術誌に複数の論文が掲載されていない診療行為は「選択療養」には含めず、こうした診療を患者が選択する場合は現状どおり費用の全額を自己負担とするとしています。
また16日の会合では、介護分野のサービス向上を図るため、高齢者の生活支援などの活動を行うことを、すべての社会福祉法人に法令で義務づけるなどとする意見も取りまとめました。
規制改革会議は今回の意見を基にさらに議論を進め、ことし6月に取りまとめる答申に盛り込むことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140416/k10013800731000.html
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日医会長 混合診療適用の拡大に反対 [NHK]
4月17日 22時30分
日本医師会の横倉会長は、政府が健康保険が適用される診療と適用されない診療を併用する「混合診療」に対する健康保険の適用範囲の拡大を検討していることについて、安全でない治療が行われるおそれがあるなどとして、反対する考えを示しました。
政府の規制改革会議は16日の会合で、健康保険が適用される診療と適用されない診療を併用する「混合診療」について、一部を除いて費用の全額を患者が自己負担することになっている現状を改め、「選択療養」という新たな仕組みを設けて、健康保険の適用範囲を拡大するとした意見を取りまとめました。
これについて、日本医師会の横倉会長は17日記者会見を開き、「治療困難な病気と闘っている患者が安全性や有効性のない治療法を選択させられるおそれがある。患者団体などからも反対意見が出ていて、患者・国民不在の議論だ」と批判しました。
そのうえで、横倉氏は「医療の規制は、患者・国民の生命と健康を守るためにあり、拙速な拡大は到底容認できない」と述べ、反対する考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140417/k10013831171000.html
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