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我々が摂取した糖質は、
いの一番で、
何処へ向かうのか?
これは、皆さんよく、ご存じのハズ。
そうです。血中です。
でもって、血糖値を上昇させ、
大切な血管を傷つけたり、
生命維持の根幹である血流を悪化させたり、
ウイルスや病原菌から我々を守る免疫系を弱体化させたり、
ニューロンに侵入して悪さをしたり・・
我々の健康に様々な災いをもたらし、
やりたい放題、そう、
悪の権化たる悪さを致します。
こんなものを、
権威は、「糖質は重要な栄養素であり、
三大栄養のの中でも、
最も重要なのが、糖質であり。
人間が必要とする栄養の半分以上を
糖質から摂取しなければならない・・」
と権威からの教科書には書いてあります。
これを真面目に信じて多く善良な人が、
糖の過剰な摂取が原因で、
病に侵されているのが、
我々の住むこの世界の現状です。
前置きが長くなりましたが、
なぜ、糖がいの一番で、
血中に移動するのか?
(優先順位の最高位です!何かあるハズです!)
このクエスチョン、皆さん、御存知でしょうか?
はたまた、なんで、血液中に糖が必要なのか?
血糖ってのが、どうして必要なのか?
考えたことありますか?
これだけ、我々生命に、甚大なる攻撃を仕掛ける「糖」・・。
その糖が、なぜ、血液中に0.1%の濃度で、溶けているのか?
そのことについて、今日は、考えてみましょう!
その理由は、簡単です。
赤血球の為に、血糖が0.1%で維持されているのです。
赤血球は、核もミトコンドリアもない細胞です。
我々の細胞で、核もミトコンドリアも持ち合わせていないのは
赤血球だけです。
赤血球の仕事は、我々の全身の細胞に、酸素を供給して、
二酸化炭素を回収することです。
もし、万が一、赤血球にミトコンドリアが存在したら、
ミトコンドリアが、酸素を横取りして、
代謝してしまうでしょう。
そうすると、我々の全身の細胞は、
酸欠を起こし、
死に絶えてしまうでしょう!
だから、赤血球にはミトコンドリアが存在しないのです。
すなわち、赤血球のエネルギー産生は、
嫌気性解糖のみで、
糖を代謝してエネルギー産生を行い、
乳酸を産み出しています。
ようするに、
解糖系のみの代謝を行っています。
したがって、
我々の体内細胞の中で、
唯一、糖のみを代謝してエネルギーを産生しているのです。
(酸素、脂質、タンパク質は代謝しない)
簡単に言えば、
血糖とは、
赤血球の為だけのもの
赤血球のエネルギーの為に、
0.1%の濃度で、
糖が、血液中に存在するのです。
何度も書いていますが、
体重50キロの人の血液量は4`程度です。
4`の血液の0.1%の濃度の糖ですから、
4gの糖の量で、
赤血球には十分な、
糖の量なのです。
4gですよ。
想像してみてください。
そんな僅かな量で、
血液中の糖の量は足りるのです。
糖質の摂取を完全に止めても、
糖新生により、
簡単に4g程度の糖の補給は、
いとも簡単に達成するのです。
〜まとめ〜
ヒトの細胞で、唯一、糖のみをエネルギーとする細胞がある。
それは赤血球である。
赤血球の為だけに、血糖が0.1%の濃度で維持されている。
血糖の糖の絶対量はごくわずかであり、
糖を摂取せずとも、糖新生により、充分な糖の供給が可能であり、
体内で唯一、糖のみをエネルギーとする赤血球の為に、
糖を摂取する必要は皆無である。
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