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最近、芸能人や著名人の糖尿病発病の情報をよく聞く、
清原、ラーメンの鬼、渡辺徹、
他にも、高島忠夫、海外では、トム・ハンクス、
ジャン・レノ・・
以前から、私は、この「糖尿病」という病名の持つ、
イメージに疑問を感じている人間の一人だが、
そのイメージの中に、権威の側から、
糖尿病そのものは、怖くないとか・・
合併症が怖いとか・・
糖尿病は、高カロリーが原因だとか、
正しくない情報が、
昔から、跋扈している。
正しくは、
糖尿病ほど、
恐ろしい病はないし、
合併症が危険というのは、
事実を捻じ曲げている。
正しくは、
糖尿病(高血糖)を原因とし、
その結果として、
様々な、疾患が発生するのである。
糖尿病の原因は、
とても、単純である。
運動不足でもない
カロリー摂取過多でもない
「糖質の過剰な摂取が糖尿病を発生させるのである。」
人類は700万年の食の歴史がある。
700万年、
狩猟採集で食を営んできた。
700万年、生命を支えたのは、
肉食である。
他の哺乳類、鳥類、魚介類、
その他の、動物を食べて700万年間、
生命を維持し、
進化してきたのである。
※このころの、体内状況は「糖新生」優位の
人間本来あるべき姿であった。
糖質を食べ始めたのが、
人類700万年の歴史の中で、
ごくごく最近のことである。
(今から約1万2千年ほど前に、中東あたりで、小麦の栽培が始まったとされている)
日本は、縄文時代後期に、稲作が始まったとされているが・・
それまでは、
癌、糖尿病、感染症、心筋梗塞、脳卒中、動脈瘤、血栓、血管障害
奇形出産等、この世に存在しなかったのである。
糖質はそもそも、人間が摂取するものではなく、
酸素を必要としない原始的で下等な微生物である「原核生物」の主食である。
人間は「真核生物」である。
真核生物の主食は、酸素、脂質、たんぱく質である。
私は、1万2千年前に穀物(糖質)の栽培と生産が始まり、
その後、この穀物が、癌や糖尿病他の病をもたらした。
※糖質過剰摂取の時代の始まりである。
(解糖系優位の時代の幕開け)
(解糖系亢進体質の幕開け)
その保存可能な食べ物である穀物の多寡が、人間の貧富の差を生み、
それらが、身分や階級を生み出し、
やがて、支配者と被支配者を生み出した。
穀物の奪い合いが、
人間同士を憎悪に駆り立て、
戦争に発展して、
我々は戦争に熱中して、
悲惨な歴史を繰り返し、
現在に至ることを、
我々は、誰しも、熟知している。
狩猟採集時には、
保存可能な食物等はは存在せず、
当然、富と言う概念も、
身分と言う概念も
階級と言う概念も
なく、
平和で平等で安定した社会であった。
穀物は、平和で安定していた人類社会に、
混乱と不健康と災いと憎悪を、
もたらした。
前置きが長くなった。
本題の、人間の脳について、
書いて、終わりにする。
人間の脳細胞は、
ニューロンという神経細胞でできている。
※ニューロンには、ほとんど解糖系が存在しない
ミトコンドリアの塊のような細胞である
ニューロンは、グリア細胞(解糖系)と言う、
神経細胞ではないが、
わかりやすく言えば、
免疫細胞(マクロファージ)のような、
ものに、面倒を見てもらっている。
ニューロンに、何か侵入すると、
人間の正常な思考に、
悪影響を及ぼすので、
脳関門と言う関所が、
グリア細胞内にある。
以下に、そのニューロンを守る関所を、
かいくぐることのできるモノを記す。
糖、ドラッグ、向精神剤、アルコール、カフェイン、ニコチン、
有機溶剤(シンナー等)、グルタミン酸ナトリウム・・・。
これらにのリストを見て、
皆さん、何か感じないだろうか?
共通するのは、
程度の差こそあれ、
ニューロンに直接作用し、
「依存性」をもたらすことである。
※ニューロンはひじょうにデリケートな細胞で、
細胞内に取り込んだものを、
今一度欲しがる反応をする。
これらのリストの物質は、
ニューロンと言う細胞を萎縮させたり、
破壊したり、
異常をもたらすものばかりである。
当然、ニューロンを守る関所のグリア細胞にも、
悪影響を与え、
脳関門の関所のガードが甘くなり、
本来、ニューロンに侵入不可能なものまで、
侵入させてしまい、
ニューロンは、修復再生が不可能なので、
様々な、精神疾患、脳の異常等をもたらす。
話は横道にそれたが、
私が何を言いたかったかと言うと、
糖は、ニューロンに入り込み、
代謝(解糖系がほとんないに等しいので)されず、
ニューロン細胞内の水分を奪い、
ニューロンの細胞を硬化させ、
ニューロンの神経伝達速度を遅滞させ、
思考を鈍らせ、
人間を人間たらしめる
大脳皮質全体の機能を低下させ、
人間の本能が、人間の本性が、
利他より、利己に変化し、
憎悪を増幅させ、理性や、良識や良心を排除し、
追い出し、
敵対心を増幅させるということを、
言いたかったのである。
これを人間の退化と言わず、
なんと言おう!
「人間の脳(ニューロン)の退化をもたらすものは、
糖である。」
私は、常々、
過剰な糖質の摂取が、
細胞内の解糖系の亢進を促し、
嫌気性解糖を促し
癌の発症となる云々・・
安保徹先生の言葉を借りると
「人間の細胞の原核細胞(原核生物)への先祖がえりが、
癌である!」
となるが、
我々の脳細胞(ニューロン)も、
糖により、退化させられ、
原核生物のような原始的で下等な生物に
帰りたくなるのかもしれない(笑)
くれぐれも、
「糖は脳関門をくぐれる・・
だから、脳(ニューロン)は、糖を必要としている!」
という、権威の側の刷り込みに翻弄されないよう
願いたい今日この頃でございます。
これは、糖を大量に摂取させて、
我々を不健康にさせ、
頭脳の働きを弱める
やっこさんたちの、
刷り込みですから・・
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