http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/741.html
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http://www.sod-jp.com/page1/%2708hakurankai/top.htm
去る'08年2月27から29日の3日間に渡り、東京お台場にある国際展示場で行われた
健康博覧会も今年で26回目を迎えました。
度重なる医療ミスや年々高まるクスリの副作用への不安。
そして高齢化時代の幕開け。誰もが自分の身は自分で守り、
病は未病のうちに予防しておきたいと、この健康博覧会への関心も年々高まっているとか。
出展も600社近くにも及び、連日大盛況。
そんななか、最終日の29日、特別講演として丹羽博士の講演が行われました。
午前11時からの早い時間帯の講演にもかかわらず、会場は満席。
立ち見も出る大盛況。演台に登場した丹羽博士の話に釘付けでした。
今回は、その講演のお話をここにご紹介したいと思います。
講演のテーマは、丹羽博士がご子息を亡くされた27年前からずっと今日まで変わらず訴え続けている
「現代医療の限界とクスリの副作用」について、貴重なお話です。
http://www.sod-jp.com/page1/%2708hakurankai/01.htm
大人のアトピーが激増
ステロイドは麻薬と同じ
またたくまに満席となり立ち見の方も多かった
私は高知県の土佐清水に病院を持っていまして、あと全国9ヶ所の出張診療所を持っています。さたに不定期に出張して、だいたい全国で2万人のがん、膠原病、アトピー、難病の患者さんを診ています。そのなかでまずアトピーのお話をしましょう。
私は51年前に京大を出まして、私が医者を始めた頃、アトピーは小学校に上がる前にみんな治っていた。発症する場合も決まっていて、手足の関節周り。アトピックスキンといって、乾燥肌で、鳥肌がたって、毛穴が目立ってカイカイする。それがアトピーのすべてでした。
今から25年位前までの皮膚科の教科書には、アトピー性皮膚炎といっしょにやってくる小児喘息は小学校くらいに治ると書いてあったんです。僕が医者になって10年くらいまでは小学校5年生にもなってアトピー患者がいるなんて夢にも思わなかった。
ところが最近は、アトピーの患者が100人いると90人は大人の全身型。子供さんの手足だけというのは100人中10人もいない。
20数年前からバブルがはじけて土地が崩落し、銀行、金持ちがみんな倒産です。なんとか持ちこたえた企業は合併統合。人件費の節約。それで困るのは一般の庶民。最近の若いお兄ちゃん、地方に行くと手取り20万円を切る。とにかく給料は安い、就職先はない。あとはみんな派遣でしょ?退職金は出ない、ボーナスはない。保証はない。
そうすると困るのは超重症のアトピー患者さんです。特にお客さん相手にしているサービス業。銀行の窓口、ホテルのフロント、百貨店。上司や社長が来るなと言うわけです。そんなお化けみたいな顔をしてくるなと。会社をクビになる。恋愛も結婚もできない。まともな社会生活ができない。そういう患者さん、うちにいっぱい来ます。仕事は何をしている?と聞くと、まともな会社に勤めているのは10人中2人です。
そんなアトピー患者さんが医者から処方されて使い続けてきたのがステロイドです。
ステロイド。これは53年前にアメリカからやってきた。軟膏もそうだけど、飲んでも抑える力が抜群。痛みや腫れ、なんでも取ってくれる。これを治る病気に使うのはいい。例えばハゼにかぶれて目に見えない場合はステロイドを使って腫れをすばやく取ってやったほうがいい。ただね、抑えているだけだから、治らない病気に使い続けるといけない。使わないと発症するからといってずっと使う。
そうすると副作用が出てくる。アトピー、糖尿病、緑内障、白内障、リウマチに5年10年とステロイドを使い続けると骨がぼろぼろになってくる。大腿骨が腐ってくる。血管も破れてくる。こういう副作用がある。
僕は30年も前からいっているんだが、命を取らないアトピー、リウマチ、白内障などにステロイドを使うなと。
この話を聞いた人は、ステロイドをすぐにやめたりする。これは危険ですから勝手にやっちゃいけない。ステロイドを使い続けていた人が急にやめてごらん。いままで抑えてきたものが爆発して大変なことになる。土佐清水に1ヶ月入院したらステロイドを使わずになんとでもしてあげられる。
しかし、もっと怖いのは禁断症状。急にやめますと麻薬と一緒。ある一定以上をずっと続けて飲んでいて急にやめると、耳鳴りがんがん、頭痛がんがん。挙句の果ては喉頭狭窄といいまして喉がキューと絞まり、気管支狭窄になって死んでしまう。ステロイドを1錠半から2錠以上を2年以上続けている人、急にやめたらいかん。1ヶ月から3ヶ月かけて少しずつやめていくことです。
私が若い頃、近所のじいちゃんばあちゃんが島根の山奥にリウマチの名医がいるとバスをチャーターして行ってた。それで私も見に行ったら、なんのことない、みんなステロイド漬けだった。私も絶対に使わないわけではない。しかし、基本は使わない。
http://www.sod-jp.com/page1/%2708hakurankai/02.htm
白血病で亡くなった息子が
抗がん剤は拷問以上だと教えてくれた
草思社 定価 \1,575(税込)
私が抗がん剤を使わない、なんとかがんを治すクスリはないかと生薬の研究を始めたのは今から27年前。私の息子が小学校2年生で白血病になりまして、抗がん剤で生き地獄を見まして、死んで行きました。そのことがキッカケです。
当時、京都大学医学部を卒業して23年。京大で私はSLEの専門家だった。(全身性エリテマトーデス。自己免疫疾患のうち、代表的なものが膠原病で、膠原病のうちもっとも多臓器にわたるのが特徴なのがSLE。自己抗体や免疫障害を主微とする疾患である)英語の論文を20以上書き、東大の患者もほとんど私が診ていました。
患者さんが来ると、まずはプレトニン(ステロイドの一種)を20錠くらい飲ませる。ところが、プレトニンでコントロールできるのはわずか10人のうち5人。あとの5人はなんぼ飲ませてもびくともしない。プレトニンを100錠、200錠、点滴のなかに入れてばんばかやるわけだ。次に抗がん剤をやるわけだ。がんというのは、人間の正常な細胞とそれよりも何十倍も強いお化けみたいなものとが共存しているんです。
抗がん剤をやると患者さんはゲーゲー吐きながらしんどいと訴える。そうすると医者は、検査のデータを見せて、あんたなにをいっているんだ。このとおり抗がん剤でガンが小さくなっているのに。マーカーの数値が下がっているのを見せられて患者さんは「すみませんありがとうございます。ゲーゲー」と感謝する。そこでまた抗がん剤。ゲーゲーやる。人間が死にかかったら抗がん剤をやめる。がん細胞がどんどん大きくなってマーカーが3倍4倍。また抗がん剤やる。患者さんゲーゲーやる。先生もうやめてくださいという。なにいってるんだ、マーカーが下がったじゃないか。あ、ありがとうございます。ゲーゲー。また途中でやめる。マーカーが上がる。またやる。ゲーゲーありがとうございます。を繰り返しながら苦しんで死んでいかなければならないんです。
がん細胞のほうが絶対に人間の細胞よりも強い。絶対にがんよりも人間のほうが先に死ぬ。それは自然の摂理であります。
僕はそんなこと分かっていたけど、卒業して23年。大学でもこれしか教えてくれないし、教科書もこれしか書いてない。だから何百人ものがん患者さんが抗がん剤でみんな苦しんで死んでいくのを見届けるしかなかったんです。
ちょうどいまから27年前に私の自慢のかわいかった長男が白血病になりました。親子だから自分の病院に入院させたら注射も駄々をこねてさせてくれないと思い、当時、西洋医学が全てと思っていた僕は、高知大学病院に入院させました。先生たちは丹羽先生の子供だから最上級の治療を、と言って、高額な抗がん剤をばんばん打ってくれました。1年3ヶ月。おそらく医者が何万人集まってもこんな凄惨な死に様は見ていないというくらいの地獄を見ました。私は医者をやりながら神さん、仏さんはどうして自分のいちばんかわいい息子のこんなむごたらしい姿をみせるのだと。神さん、仏さんはなにを考えているのだと思いました。
私は息子の剛士が亡くなって初めて目が覚めた。私が何百人ものがん患者に抗がん剤をやっていたけど、そんなの効果がないことは分かっていた。だけど、これしか大学では教えてくれなかったし、本にもこれしか書いてない。私は23年間、何百人ものがん患者さんを苦しめて死なせてしまった。神様が私に抗がん剤をやめさせるためには他人様を苦しめても分からないから、自分の最愛の息子の、この世の最悪の生き地獄で見せないと分からないだろうと。
この詳しい話は「白血病の息子が教えてくれた医者の心」と言う本になっていますからよろしかったら読んでください。
この本に書いてあることは、私は何百人という末期がん患者さんを診てきて、患者さん本人には言わないけど、必ず家族を呼んで、ご主人はがんの末期でどうしてもダメだと言ってきました。一生懸命にやってきたけど、もう胃の出口ががんでふさがっている。だから何を食べさせても吐きますよ。坐骨の骨にもがんができて、痛み止めはなにも効きませんよ、あきらめてくださいと言う。そうすると10人中5人はあきらめきれない。
患者さんがいっぱい待っている私の診察室に入ってきて私の袖を引っ張って、先生、うちのとうちゃん、痛い痛いって苦しんでいる。なんとか痛くないようにしてくれないか、もう3日も何も食べてないから、おかゆくらい食べられないかと。3時間前に胃の出口が全部閉鎖された、と言っているのになにがおかゆ一口だと。坐骨にガンができているから痛みは取れないと言っているのに、まあ、物分りが悪いなあと。私は診察が終わるのが夜10時、11時。それから末期がん、進行がんの患者さんのケアしなければならない。あそこが痛い、血が出た、吐いたと看護婦さんから電話がかかってくる。それを12時くらいまで指示したりしてそれから勉強を始める。僕は30年間寝るのは3時。こんな人を取り合っていたら寝る時間なくなってしまう。とんでもない、生きていけないと、僕は逃げていました。
ところが今度は自分の息子ががんになった。やっぱり同じことやっているんだ。僕は医者だからあと1週間で死ぬ、あと3日しかもたないというのが分かる。頭では分かっても、心はそんなもんじゃない。もう死ぬ寸前までやっぱり助かって欲しい。土下座でもなんでもする、助かってほしい。
血を吐いて苦しんで「とうちゃん助けてくれ」と息子が言えば、ナースコールのボタンを何度も押す。しかし誰も来ない。このヤローっと、医局に怒鳴り込んでいく。このばかたれー、おれの息子があんなに苦しんでいるのにお前らはなにをやっとりんじゃー!と。
最後はなにんとかしくれーと土下座していた。その無様な姿は、今まで亡くなった患者さんの家族がすがりついてきた姿となんら変わりがない。みーんないっしょなんです。医者であろうが、なんとか助けてくださいと願う気持ちしかないのだと。そのとき初めて目が覚めた。いままで亡くなられた患者さんとその家族に申し訳ないことをした。
私は剛士が亡くなるまでは、抗がん剤をばんばん使った。患者さんはのたうちまわって死んだ。家族はわんわん泣いた。私はそこへ行って脈とってご臨終ですと言うだけ。そのあと部屋に帰ってテレビ見ていた。
がん患者が苦しんで死んで、訴えられた医者なんかこれまでにひとりもいないんですよ。これは普通のお医者さんの日常行事のひとこまなんです。それがあほらしくて、誰が医者なんかやるものかと。
この本は、一般の人に勧めるというよりも、医者、看護婦さんが読まなければいけない本だと思う。自分がそんな目にあったら、間違えなく同じことをやりますよと。患者さんの家族を粗末に扱ったらばちがあたりますよと。
http://www.sod-jp.com/page1/%2708hakurankai/03.htm
末期癌、10人中2人は助かり
5人は苦しむことなく1年、2年生きる
2時間話し続け、ずっと観衆を引きつける
亡くなった剛士の十字架が言うんです。こうやって全国で苦しんで苦しんで亡くなっていくがん患者さんが全国に何万、何十万といる。そういう気の毒な患者さんをひとりでも減らしてあげると。それが私の生きていく道だと思った。
確かに、抗がん剤しかない。しかしこれは人間を苦しませて死なすだけ。これだけは絶対だめだと。かといって漢方、健康食品。がんに効くと書いてあるもの、霊芝、タヒボ、アガリクス、六角とかいろいろありますね。ほうきで掃いて捨てるほどある。私も最後、追い詰められていろいろ買って来た。病院ではブドウ糖と栄養剤の点滴だけしやっていない。しかし、健康食品や漢方などは剛士にはまったく効かない。副作用はないけれど、人を救わない。
生薬もたまに初期には効く人もいるけど、ほとんどは得にも害にもならん。どうやったら効く生薬ができるのか。たまに効く人が、もっと多くできないのか。それを剛士が亡くなって27年間探し続けました。時間もお金もかけた。半端じゃない。17億ものお金をかけた。必死になって加工方法を研究、勉強して、22、3年前から少しずつ効く薬ができ始め、この4、5年前からは、大学病院で余命3ヶ月と言われたがん患者が10人のうちひとりかふたりはほんとうに生きている。あとは抗がん剤で苦しむことなく、半年から1年、2年、3年、4年、生きた。そういう治療法を開発して、今、250人のお医者さんが私の門下に入って、私の作った生薬を使い、治療を行っています。
私は西洋医学をやってきていますからCTもとるよ。血液検査もする。科学的根拠に合わせてやっている。症状に合わせて5%は化学薬品も使います。しかし、使っている薬の95%は私が作った副作用のない漢方的な生薬を使ってる。これらは全世界で特許もとっている。全国で3万、4万のがん、膠原病、リウマチ、アトピーなど難病の患者さんを救っています。
http://www.sod-jp.com/page1/%2708hakurankai/04.htm
'70年に地球が変わった
環境汚染が体を攻撃
立ち止まる人が他のブースよりも多い。
さすが丹羽先生の知名度。
とにかく、ここ2、30年前から病気が非常に悪くなりましたね。がん、膠原病、アトピー、難病の治りが非常に悪いんです。それはどうしてかという話をしましょう。
1970年、この年に地球が変わりました。
アトピーの大人の全身の重症患者が出始めたのもこの年。昔日本になかった難病、奇病がどんどん出始めたのもこの年。地球の環境汚染がどんどんどんどんひどくなり汚染が飽和状態になったのもこの年。
どんな環境汚染物質ががん膠原病アトピーに悪さをするのかと。そこで発見したのが活性酸素です。
当時はこれを提唱していたのは世界中で私だけ。これはもともと人間の体にあるものです。カビやばい菌が入ってくるとそれを叩いてくれるもので非常に大事な酸素だった。ところが、活性酸素は、出来すぎると人間の体を攻撃するんです。1970年あたりから体内に環境汚染物質、化学物質が、入って活性酸素をどんどん作り出し、人間の体を攻撃し始めたんです。それに対して神様はちゃんと防衛機能を与えられていまして、人間の体のなかには、カビやばい菌が入ってくると活性酸素がそれ行けと出てきて、カビやばい菌を殺してくれる。活性酸素ができすぎて人間の体を攻撃し始めたら、神様は体のなかにSODとかカタラーゼ、ビタミン剤(C、E、A)などの酵素を与えられて、できすぎて人間の体を攻撃し始めた活性酸素を取り除いてくれていたんです。1970年までは。
ところが1970年を機に、体の外でいろんな環境汚染が出てきて、どんどん毒性の活性酸素を作り出して、神様が与えられたものではおっつかなくなった。それでがん、膠原病、リウマチ、アトピーなどの難病がどんどん増え始めたんです。
そこで、どんな環境汚染物質が活性酸素を生み出すかということを臨床血液学会で発表しました。
ゴルフ場、みかん畑などに散布する農薬、除草剤、殺虫剤。これらをばら撒き、雨が降って土にしみこみ、川に流れ、その水を浄水場で太いポンプでくみ上げる。それをろ過して、殺菌して水道の水としてみなさん飲んでいる。ごく微量を、毎日、5年、10年飲み続けると、皆さんの肺や肝臓や腎臓の細胞のなかの核の遺伝子にたまって遺伝子を傷つけて発がんするんです。
活性酸素を出して、がん、膠原病、リウマチ、アトピーを発症させる環境汚染物質のいちばんの元凶は窒素酸化物NOxです。これが活性酸素をどんどん出し、がん、膠原病、リウマチ、アトピーの原因になる。
この窒素酸化物は何から出るかというと、鉱物油です。鉱物油を燃やした煙の中に大量の窒素酸化物が入っている。東京、川崎、大阪などは窒素酸化物の渦の中。自動車の排気ガス。とくに重油を炊いた、ディーゼル車。製鉄工場なんかもみんな重油を炊いている。石油化学コンビナートも重油。そうすると、自動車、ダンプカーの排気ガス、工場の煙突の煙、これらがどんどん窒素酸化物をだして、どんどん活性酸素を作って、がん、膠原病、リウマチ、アトピー、難病のいちばんの原因になっているということがわかってきた。
そこで、私は30年位前から、大人になっても治らないアトピーの重症患者、いろんなところを回って、食事療法始めあらゆる治療をしても、何をしても治らない患者さんを診ていた。
そんななか15年位前に私の治療法をテレビが聞きつけて、日本テレビ、TBSが何度も取材に来まして、ただでさえも忙しいのにテレビに紹介され、全国の重症難病患者さんが全部うちに集まりまして大忙しになりました。
今、厚生労働省の調査では、アトピー患者は全国で37万人いるそうです。当時、年間のうちの入院患者は3千人だったのが、全国の診療所も含めて10万人くらいの患者さんが押し寄せて、僕はめちゃめちゃ忙しかったけど、日本皮膚科学会に論文をまとめて発表したんです。そこに日本の地図をのせ、うちへ来た患者さんがどこの出身が多いか、日本地図に点を打っていった。そしたら1位から5位まで、ちょうど環境庁が1999年に大気中の窒素酸化物の濃度を測定した、その測定の1位から5位と、うちの患者さんの1位から5位がまったくいっしょだったんです。
東京、大阪、名古屋、博多(北九州)、岡山。これ、決して人口の多い順ではない。4位の博多から北九州は、北九州工業地帯で、八幡製鉄をはじめ、日本最大の製鉄工業が乱立している工業地帯。
いまから20年前までは筑豊炭田、三池炭田があって、そこの石炭を燃やしていたのが、20年前から石炭が採れなくなって重油を燃やしている。
3位の名古屋と5位の岡山。これは共通した工業地帯がある。石油化学コンビナート。名古屋は西の端が四日市コンビナートで、東の端に世界最大の自動車工場、トヨタがある。岡山は水島コンビナートがある。西の端に日本鋼管という日本最大の製鉄工場がある。
窒素酸化物の濃度と難病はきれいに比例するということの証です。
アトピーの患者さんはだいたい乾燥肌でしょ。窒素酸化物は余計に保湿機能を奪ってアトピーを悪くする。だからアトピーの人は空気の悪いところに住んではダメ。うちの土佐清水に入院して帰るとよくなる。私の教えを守って、肉乳製品を食べないで、ちゃんとしていれば治る。
しかし、200人にひとりは、なんぼ守ってもだめ。これはみんな、土佐清水に就職しかない。いま、40何人いる。もと薬剤師、看護婦、お医者さん、事務員。土佐清水は足摺岬の最先端でしょ?国立公園で工場を作ることができない。自動車もほとんど来ない。通り抜けることができないから、足摺岬に用がない自動車は来ない。私は、ここは北半球でいちばん空気がきれいなところだと思っている。ここに来ればアトピーがみんなよくなる。
http://www.sod-jp.com/page1/%2708hakurankai/05.htm
コレステロール、中性脂肪の値
そんなの関係ない!
活性酸素は単独でも悪さをしますが、これが脂肪と結合しますと過酸化脂質に化ける。これもまた活性酸素と同じようなことする。活性酸素と過酸化脂質を比べると、活性酸素のほうがずっと力が強い。
ただ、活性酸素はむちゃくちゃ強いけど、できても酵素の力であっという間に出て行く。過酸化脂質は体の中に一回できると、腎臓からおしっこになって出て行かない。いつまでも体の中にあって、組織や臓器の壁にへばりついて中にゆっくりと浸透していって、1年、2年、3年たって、組織や臓器を中からゆっくりと破壊していく。非常に強い。本当に体の中で悪さをしているのは活性酸素よりも過酸化脂質のほう。
うちへ来る患者さんも、コレステロールや中性脂肪酸が高い人が多い。お医者さんに下げないと心筋梗塞や中風になるぞと、言われてどうしましょといってくる。お米を控えろ、砂糖を控えろと言われる。
いいますよ。コレステロール、中性脂肪はいくら高くても直接、中風、心筋梗塞は起こさない。コレステロール、中性脂肪が機械で測れないくらい高くても元気なじいちゃんばあちゃんはいくらでもいる。逆に、コレステロール、中性脂肪が基準値内よりもうんと低くても、中風、心筋梗塞になる人がなんぼでもおる。
これは私の独断で言っているんじゃない。名古屋大学の過酸化脂質の研究では世界ナンバーワンと言われる八木稔先生がおっしゃっている。血液検査で過酸化脂質は測れなかったのが、この先生が独自の測定方法を編み出して、私も含め世界中の学者が彼のところにつめかけました。
その先生いわく、コレステロール、中性脂肪そのものはなんら悪さはしないと。これが活性酸素でがん化され過酸化脂質になって初めて悪さする。血液のなかでコレステロール、中性脂肪が活性酸素で酸化される。そこに過酸化脂質ができる。そして血管の壁の内壁にへばりつき、血管の壁の中にじわーっとしみこんで行く。そして1年、2年たって、血管の壁を中から破壊していく。これば頭の血管なら中風。心臓の血管なら心筋梗塞。
http://www.sod-jp.com/page1/%2708hakurankai/06.htm
90%以上の病気は治らない病気
ひとつを叩けば必ず全部を叩く、これがクスリの副作用
全国にある診療所は、難病の患者さんで一杯。
これから副作用の話に入ります。
17、8年前までは、コレステロール、中性脂肪に効く薬はなかった。気休めに出される薬はどれだけ飲んでも効かない代わりに副作用もなかった。17、8年前からコロッと変わった。こういう薬が出た。メバロチン。(mevalotin)これはよく効く。バチーン!と効く。
厚生労働省は毎年春、前の年に起こった薬の副作用情報を発表する。出た。3月2日、朝日、読売、毎日、全部の第一面に、何十と言う薬が上がっていて、そのなかにメバロチンが入っていた。メバロチンは去年使われ始めた薬で、コレステロールを落とすのに非常に効く薬だと。ただ、厚生省の調査で分かっただけで34人、急性腎炎になってしまったから気をつけるようにと。私はそのとき、やっぱり効く薬は怖いなと。使い始めた最初の年だけで34人も副作用が出た。
メバロチンという名前は、今は使わない。2、3年前特許が切れた。効くものだから、違う名前でいっぱい出ている。20くらいの名前になっているから気をつけるように。
メバロチンでコレステロールを落とすのではなく、抗酸化剤で活性酸素を落とすことです。
17、8年前はコレステロールに薬は何も効かなかった。せいぜい漢方薬。だから副作用もなかった。しかし、メバロチンは初めて体に必要な肝臓の働きを叩いたんだ。返す刀で腎臓をやったんだ。
病気の考え方ですが、みなさんは医者にかかるとき、病気を治そうと思ってかかりますよね。でも、私たちに言わせると、90%以上の病気は(進行を抑えるくらいで)治らないんです。それが今の医学の限界なんです。
まず、がん。次、腎臓。
腎臓は薬がない。100人かかると10人は放っておいても大丈夫。薬は効かないから放って置け。これは生き延びることができる。あとの90人はなにをやってもダメ。なにをやってもじくじく悪くなって、昔は尿毒症になって死んだ。最近は人工透析で生き延びている。透析をやると15年くらい生きられる。ただ、透析を始めると1日おきに病院に行かなければならない。まともに会社や学校には行けない。ただ、50歳のおっちゃんが急性腎炎になって65歳で人工透析を始めると、だいたい80歳から85歳くらいまで生きる。それなら、普通にしていてもそれくらいの寿命なんだからこれはいい。しかし、二十歳のおにいちゃんが急性腎炎になったら40歳か50歳で死ななければならない。どうあがいてもその事実からはのがれられない。これが今の医学の限界。
それから肝臓。
この5、6年前からちょっと数字が変わってきた。アバウトにいいます。B型は100人かかると50人は自分の抗体を作って治してしまう。あとの50人はダメ。なにをやってもダメ。C型は100人かかると10人は腎臓といっしょ、放って置いてもいい。あとの90人はだめ。だからBの抗体をもつ50人とCの10人以外はダメ。なにをやってもダメなんです。早くて15年、遅くて25年で肝硬変になる。
そこへ出てきたのがインターフェロン。最初はあまり効かなかったけど、最近ちょっと改良された。昔のインターフェロンはうつ病になるし、糖尿病になるし、あまり効かないわりに副作用があっていやがられていた。ところがこの5、6年前から改良型が出てきて、今まで効かなかったものが効き始めた。
C型肝炎だった私のいとこで京大の教授に先日電話をしたら、えらく具合が悪そうにしている。どうしたんだと聞いたら、友人の医者が改良型のいいインターフェロンがでたから勧められて打ったと。そんなもの放っておけばいいのに、間もなく溶血性貧血になって死んだ。よく効く薬ができたと思っても、やっぱり化学薬品には副作用が出てくるんですよ。がん、腎臓、肝臓。これは治らない。
次に、命をとらない高血圧、糖尿病、リウマチ。血圧を治そう、糖尿病の数値を治そうと思って必至になって医者にかかっているでしょう。しかし、世界中どこへ行っても、高血圧、糖尿病なんか治らないんです。あれは上がった血圧や糖を薬で下げているだけ。みんな症状を抑えているだけ。
リウマチの薬も、痛み止めばっかり。痛みを抑えているだけ。治しているわけでもなんでもない。治す薬なんかないんだ。みんな症状を抑えているだけ。肝臓、腎臓、がんは、まかり間違えると治らないだけでなく、死んでしまう。
薬で治る病気を探したほうが早い。扁桃腺、気管支炎、肺炎。これは抗生物質がいいから治ります。それからかび、水虫、あと、ばい菌がついた病気、感染症は今は治る。
次に喘息。
アトピーの患者さんの5人か6人にひとりは喘息。気管支拡張剤を飲んでいいかとよく聞いてくる。私はあれはステロイドじゃないから飲むなとは言わないけれど、今のお医者さんの指導で間違っている人がいっぱいいる。喘息の発作だ出ないように朝晩予防的に飲みなさいという。これやった腎臓をやられますよ。
気管支拡張剤というのは交感神経という自律神経を刺激して気管支を拡張してくれるものです。ところが、交換神経を刺激すると、気管支を拡張するのと同時に心臓に行って心臓をトントンとやる。発作が出かかったときにたまに飲むのはいいけど、朝晩予防的に飲むのはいかん。心臓を毎日毎日刺激していると、必ず不整脈が出ます。
ガンを叩いたら正常な細胞を探す。気管支拡張剤をやれば心臓がやられる。正常なコレステロール値を下げたら腎臓をやられる。これが今の西洋医学の化学薬品の副作用なんです。いまの製薬会社が薬の開発で一番困っているのは、一つの臓器だけを先端的に叩く薬がないんだ。一つを叩いたら必ず全般的に叩く。これをトータルキリングという。
みなさん、有名な大学病院に行ったら、がんも膠原病もなんでも治るんだろうと思うのは、偉大なる錯覚なんだ。血圧、糖尿、リウマチも治る薬はない。抑えているだけなんだ。ステロイド、あれは抗がん剤なんですよ。ガンにも抗がん剤、命をとらないリウマチにも抗がん剤。治らないのになんでリウマチで抗がん剤を飲ませるんですか。
僕は西洋医学をやってきたから、決して化学薬品は絶対に使うなとは言わない。必要とあれば使う。肺炎で放っておいたら死ぬ患者さんには抗生物質がやはり効く。ただね、抗がん剤とステロイド、免疫抑制剤だけは気をつけないといけない。私が医者になって50年、なにも変わっていない。
私も化学薬品は使うよ。しかし、たとえにきびの薬を使っただけでも1ヶ月に1回は検査しながら、びくびくしながら慎重に使う。今の若い医者が、私はがんでも膠原病でもなんでもなおしてやると言いながらやみくもに抗がん剤をやる。
やるのはいいが、もうすこし医学の限界を考えて、薬の副作用の怖さを知って、もう少し謙虚な気持ちで副作用に注意しろというのが私の言いたいこと。
http://www.sod-jp.com/page1/%2708hakurankai/07.htm
原始人の胃液のような作用
SOD様作用食品の医学的作用
結論からいいますと、原始人にがんもなければ成人病もないんです。漢方の言葉にこういう言葉がある。
同病(証)異治
ひとつの病気にある漢方薬を使って、異なる結果が出る。治る人と治らない人がいる。とても非科学的な表現なのだけれど、これは確かにあるんです。とにかく、効く人と効かない人との間にどんな差異があるのかと。私は27年間考えてきた。神様は人間や動物を作られたときに、お前たちが食べている食事、木の葉っぱ、木の芽、木の実、気の根っこ、天然の食事のなかにがんに効くものも、活性酸素に効くものも、難病、膠原病に効くもの、みんな食品のなかに与えてあげていると。それをお前たちが食べて、体の中で活性型にして薬にしなさいよ、それで病気から体を守りなさいよと。だから原始人にガンもなければ成人病もないんです。
医食同源という言葉がある。昔はお医者さんなんかいないから医というのは薬のこと。薬と食事は同じものだと。食べているものが薬なんだと。ところがなんで人間だけががん、膠原病、難病にかかり始めたかということになる。私は27年間いろいろやってきましてね、結局到達したことはこういうことです。
天然の植物、木の芽、木の根、木の実の組織図は、みんな正の形でつながれているんです。タンパク質が手をつないでいる。(上図参照)天然のままでは活躍できない、非活性型なんです。木の葉っぱが仮に活性型だと、紫外線が降ってきて活性酸素をばんばん出してしまう。人間や動物がそれを食べると病気になってしまう。ところが植物は非活性型で紫外線を跳ね返すから、人間や動物は食べられるんです。しかし、食べたら強力な胃液で重合型のチェーンを切って、自由な活性型にしてから体の中で吸収させないと意味がないんです。原始人はそうやってきた。
ところが、人間は、幸か不幸か火を使うことを覚えた。調理を始めた。食事が柔らかくなった。食べるときに以前ほどあごを使う必要がなくなった。おのずと唾液、胃液が退化し始めた。神様がせっかく、あなたたちはあごで噛んで咀嚼し、唾液をよく出して、強力な胃液でこのチェーンを切りなさいと言われたのが、切る力がなくなったんです。野獣や家畜は依然として生物や草、木の芽、木の根を食べています。
私はある実験としました。3本試験管を立て、1本は朝、獣医さんに馬の胃液を抜いてもらって入れたもの、もう1本は漢方薬がぽちーんと効く人の胃液をもらって入れたもの、最後に皆さんと同じ普通の人の胃液を入れました。そこに大豆、ゴマ、胚芽などを微粉末にして入れ、胃袋と同じ状態の37度の保温器に入れて、3時間置いておきます。保温器から出して、遠心器にかけて、粉を下に落として、胃液を捨てて、下に溜まった粉を調べたんです。
牛や馬の胃液につけた粉と、漢方が効く人の胃液につけた粉を調べたら、チェーンが全部切れていた。普通の人の胃液につけた粉はチェーンが切れていなかったんです。ということは、漢方薬が効くわずかの人は原始人の胃液を持っているんです。胃液が退化していないんです。
私の抗酸化食品の原料は大豆、ゴマ、胚芽とかです。そこらへんにいくらでも安く手に入るバカみたいなものがかりです。成分表示といわれるとお恥ずかしい次第です。ところが、僕のは、加工方法が違うんだといいたいわけです。チェーンを切るんだと。で、どうやって切るかと。糠に熱を加えると表面が焦げてしまって芯まで熱がいかない。芯まで熱が行って表面が焦げない、がんに効く成分は焦げたら壊れますから、当時、遠赤外線なんかにもない時代に、花崗岩で土鍋を作って、炭で3時間、4時間炒った。そしたら表面がまったく焦げずに、芯まで熱が通ってこんがり焼けた。そこに麹をかけて発酵させる。硬い大豆も発酵すると柔らかくなり、さらにアミラーゼ、ポロテアーゼが出る。たんぱく分解酵素が出る。だからきれにチェーンを切ってくれる。それを油剤化して完成。
遠赤外線焙煎、麹発酵、油剤化。これが私が作っている抗酸化食品。SODももちろんそうですが、それ以上にも何十種類あります。それで、進行がん、末期がんの患者さん、10人うち3人は死んでしまうけれど、2人は助かり、あとの5人は苦しまずにかなり生きていられます。
最後にもう一度言います。90%以上の病気は治らないんです。効いたと思った薬は副作用があるんです。これが西洋医学の限界なんです。私は、それに取って代わるものを子供が亡くなって27年、必死に研究して開発したんです。
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