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テレメンタリー選集 汚された町 C型肝炎多発を追う〜2012年12月3日放送〜
「汚された町 C型肝炎多発を追う」 2012.12.03 投稿者 Nrev2
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http://www.htb.co.jp/telemen/c.html
「なぜ、みんな同じ病気に?」
静かな農村を襲ったC型肝炎
ある診療所の注射器から広がったが、
医師は死亡、診療所はもうない…。
救済の道は、あるのか?
C型肝炎に汚染された町がある。北海道の静かな農村で、住民の約4割の感染が疑われている。なぜ誰もが同じ病気になってしまうのか?異常を感じ取った医師が調査すると、まちの診療所の医療行為に問題があることがわかった。「注射器に逆流する血液を見た…」「ぬるま湯で洗っていただけだった…」住民たちの証言から、十分な消毒がなされないまま、注射器を使いまわしていたことがわかった。かつて住民たちは、風邪をひいたり倦怠感が強いときによく効くと、“ホット注射”と呼ばれる静脈注射を好んで打ってもらっていた。皆が信頼を寄せる医師に、その時感じた違和感は言い出せなかったと言う。C型肝炎は、長い間、自覚症状が出ないまま、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんへと進行する恐ろしい病だ。その診療所は既に廃業していて、当時の医師もいない。やり場のない怒りと無力感を抱える住民たち…。それでも「同じように苦しむ人たちをこれ以上出したくない」と立ち上がった。病気と闘いながら、救いを求めて、裁判を起こす。彼らには時間がなかった…。
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