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終末期医療 患者の意思尊重は半数
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120517/k10015174141000.html
高齢者が受ける終末期の医療について、患者の意思が尊重されていると感じている患者の家族は半数程度にとどまっていることが病院団体の調査で分かりました。
この調査は去年、民間の病院でつくる全日本病院協会が、終末期医療への意識を調べるため、病院や介護施設にいる高齢患者の家族およそ5000人と、病院や施設の職員およそ8000人を対象に行ったものです。
それによりますと、終末期の医療に患者の意思が尊重されているかどうかを家族に尋ねたところ、十分尊重されていると答えたのは49%と半数にとどまり、何とも言えないが45%、十分尊重されていないが6%でした。
また患者をみとったことがある病院や施設の職員のうち、「どうみとるのか患者本人の意思確認が不十分だ」と感じている職員は40%を超えました。
調査した全日本病院協会では「終末期の医療は患者本人の意思が分からないときが多い。このため患者が望んでいるような医療になっているのか、家族も職員も葛藤を抱えている状況が浮かび上がった」と分析しています。
全日本病院協会の木下毅常任理事は「元気なときに本人の意思を示してもらうことや、意思表示がない場合にどう医療を提供するかを医療機関も指針をまとめ提案する必要がある」と話しています。
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