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肺がん治療薬イレッサ 2週間でがん細胞がほぼ消滅した例も (週刊ポスト) 
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/511.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 19 日 01:34:07: igsppGRN/E9PQ
 

肺がん治療薬イレッサ 2週間でがん細胞がほぼ消滅した例も
http://www.news-postseven.com/archives/20120318_94778.html
週刊ポスト 2012年3月23日号


 日本人のがん死亡原因の第1位は肺がんで、毎年7万人近くが亡くなっている。肺がんには小細胞がん、腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんの4種類があるが、2000年代に入っても小細胞がんと、それ以外の非小細胞がんの2つに分類することだけで治療法が決定されていた。

 1980年代以降、分子生物学が発達し、がん細胞の増殖や転移に関係する遺伝子の解明が進み、その働きを抑制する新しいタイプの抗がん剤である分子標的薬が開発されてきた。肺がんに関しては2002年にゲフィチニブ(イレッサ)、2007年にエルロチニブ(タルセバ)が保険承認されている。

 愛知県がんセンター中央病院副院長で呼吸器外科部長の光冨徹哉医師に話を聞いた。

「従来の抗がん剤はがん細胞だけでなく正常細胞も攻撃するので、治療による副作用が強く、がん細胞に対する効果も不十分でした。分子標的薬はがん細胞で活性化している特定の分子をターゲットにするため、がんに特異的に作用し、効果が高く副作用が少ないのが特徴です。イレッサやタルセバはEGFR(上皮成長因子受容体)という遺伝子の変異に対する薬です」

 当初からイレッサは肺がんのうちでも、日本を含むアジア人、女性、非喫煙者、腺がんに効きやすいことがわかっていた。中には2週間でがん細胞がほぼ消滅した例も1 件ある。

 光冨副院長が語る。

「2004年に、このような劇的な効果をもたらす肺がんには、ほぼ全例にEGFR遺伝子突然変異があることが明らかになりました。日本では肺がんの70%が腺がんですが、この半数近くにEGFR変異が認められ、変異は女性や非喫煙者に頻度が高くなっています」

(取材・構成/岩城レイ子)


 

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コメント
 
01. 2012年3月19日 20:58:19 : u8TdPYEDPw
使ったら効いたでは駄目でしょう。本当に寿命が延びるかどうか、それと肺繊維症のような重篤な副作用がどの程度あるかです。厳格な二重盲検法等による科学的根拠に基づき記事を書くべきです。イレッサで腫瘍が完全に消失することはありえるのでしょうか。

02. 2012年3月20日 04:50:53 : FijhpXM9AU
副作用で殺されるのでは意味がない。

03. 2012年3月20日 22:18:45 : o7GR3t0cec
遺伝子変異を検査してから投薬すると良いのかな?

04. 2012年3月23日 19:46:19 : YlfHcmMz6k
この週刊ポストのレイ子さんも正直者なんですね。
すぐ騙されるのはよいが、即騙す側になるという事を知らないとジャーナリストは多田の長良川の鵜になってしまうでしょ。
昔っからそうだけど、ジャーナリストってのは週刊ポストに限らず、学者の言うこと鵜呑みにするからね。
それをまた大衆の鵜が丸呑みするっていう構図。まだまだ続くのかな?
癌は劇的に消えた・・・・けど、患者は早死にした・・・しかも苦しみながら・・

となったらまた記事書いてください。
そのモルモットになる人はだれか分かりませんけど。
癌の縮小と治癒とは全然異なるってことを隠して発表したんじゃ、昔の大本営じゃないですか。


05. 2012年3月23日 22:04:57 : Pj82T22SRI
間質性肺炎に注意して、上手く適合する人に使えば、明らかに延命効果がある

腫瘍が生滅するほど劇的な効果がある場合は、言うまでもない

<イレッサ>使用で生存期間2倍に 遺伝子変異の肺がん」
6月24日6時0分配信 毎日新聞
 特定の遺伝子が変異した進行性の肺がん患者に、治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)
を使うと、通常の抗がん剤治療より生存期間が2倍になることが、東北大などの研究チームが実
施した臨床試験で分かった。また、呼吸困難につながる間質性肺炎の副作用も改めて確認。チー
ムは間質性肺炎の既往者を除くことを条件に、新たな治療法として推奨するよう提唱している。
 24日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表した。
 08年に日本で肺がんのために死亡したのは6万8847人で、がんの死因で最も多い。うち
約80%が腺がんなどの「非小細胞肺がん」で、細胞のがん化にかかわる遺伝子「EGFR」
の変異が原因とされる。その変異は日本人女性の肺がん患者の3分の2、男性の15%で見つか
っている。
 チームは06年にイレッサの臨床試験に着手。遺伝子変異が見つかった非小細胞がんの患者
230人の半数に最初からイレッサを使い、残る半数は抗がん剤が効かなくなった後にイレッ
サを投与した。
 その結果、最初からイレッサを使った場合の平均生存期間は30.5カ月で、抗がん剤のみ
の13.9カ月と比べ2倍に延命できたことが分かった。抗がん剤後にイレッサを使用した患
者の生存期間は23.6カ月だった。
 一方で、イレッサを最初から使った患者の2.6%で間質性肺炎の重い副作用が発生し、う
ち1人が死亡した。また、遺伝子変異がない場合に投与すると症状悪化の傾向がみられた。
【山田大輔】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100624-00000013-mai-soci
(ヤフーニュースより引用)


これは、女性の肺がん患者で遺伝子性の癌を患っている人に朗報のニュースだ。


この肺がんの治療薬「イレッサ」は、すでに臨床で使われているので、希望すればすぐにでも
使えるのではないだろうか。


「イレッサ」とは、抗がん剤のように癌細胞を殺すのではなく、癌(腫瘍)の何かの成長因子受容体
の働きを阻害し、腫瘍組織の増殖能を低下させる作用の治療薬らしい。


今回の臨床試験での平均生存期間が30ヶ月というのは、3年近い延命なので、この治療薬の
効果は非常に大きく、患者さんには勇気を与えるだろう。


06. 2012年3月25日 19:19:41 : uAGR4FNfpU
「全生存期間をエンドポイントとしたイレッサの延命効果は未だ確認されていない」

薬害オンブズパースン会議さんの意見も参考に
(一部抜粋)
http://www.yakugai.gr.jp/inve/fileview.php?id=58

3) 有効性の欠如(延命効果がない)
これまでイレッサの延命効果をみた臨床試験が海外で4つ実施されたが、いずれも抗がん剤の有効性の指標とされる延命効果は認められなかった。日本での承認直後に明らかとなった2つの試験では、逆に寿命短縮の傾向さえ認めている(INTACT-1およびINTACT-2)。続いて、2004年12月のイレッサ単独とプラセボを比較したISEL試験でも延命効果が否定されたことを受け、アストラゼネカ社は2005年1月にEUでの承認申請を取り下げた。さらに、2005年5月に発表された臨床試験(SWOG0023)では、目標登録数の約半分の人数が登録されたに過ぎなかったが、試験を続けても良い結果が出る見込みがないと判断され中止となった。この結果をふまえて、米国FDAは、新規症例に対するイレッサの投与を禁止する措置をとった。
そして、2007年2月には、イレッサの承認条件として実施された国内第V相試験の結果が報告され、日本人を対象とした国内臨床試験においてもイレッサの延命効果が証明されなかったことが明らかとなった。承認条件として実施された臨床試験で有効性が証明できなかった以上、日本においても速やかに新規患者への投与が禁止されるべきであるが、厚労省は使用継続を認めた。
その後、対象を腺癌で喫煙歴なしまたは軽度喫煙の患者に限定したIPASS試験、及びEGFR遺伝子変異陽性患者を対象としたNEJ002試験において、標準化学療法に対しイレッサが有意に優る効果を上げたとされるが、その主要評価項目は無増悪生存期間であり、延命効果の本来の評価指標である全生存期間では有意差は示されていない。また、IPASS試験のサブグループ解析では、EGFR遺伝子変異陰性群におけるイレッサの腫瘍縮小率は1.1%にとどまり、変異陰性患者に対しては無効であることが示された。
これらの臨床試験結果を受けて、EUは、2009年7月にイレッサを承認したが、その適応は「成人のEGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移を有する非小細胞肺癌」とされ、EGFR遺伝子変異陰性の患者に対する適応を否定した。
また、米国においては、アストラゼネカ社は、2011年9月30日をもってイレッサの新薬承認申請を取り下げ、今後米国においてイレッサの販売承認を求める計画はないとして、正式承認取得を断念したことを表明した。

(4) 利益相反
海外臨床試験で相次いで延命効果が否定されたことを受け、厚労省は、2005年1月から専門家による「ゲフィチニブ検討会」を開催したが、検討会は、同年3月、日本肺癌学会作成の「ゲフィチニブ使用に関するガイドライン」を参考に使用されることを条件にイレッサの使用継続を認める意見をまとめた。しかし、検討会の委員やガイドラインの作成委員には、イレッサの治験に参加したり、アストラゼネカ社提供の広告記事でイレッサの使用を推奨するなど、アストラゼネカ社との経済的な関係があることを疑わせる肺がん専門医が多数含まれており、その公正さが疑われる。
実際に、これら専門医のうち、薬害イレッサ訴訟の被告側証人となった医師5名については、いずれもアストラゼネカ社と経済的関係を有していたことが、反対尋問等を通じて明らかとなった。

2011-11-10 イレッサの再審査に際し、最低限、EGFR遺伝子変異陰性患者に対する使用を禁止すること等を求める「抗癌剤イレッサの再審査に対する意見書」を厚生労働大臣に提出。

今後の課題
2011年10月31日、薬事・食品衛生審議会は、イレッサの適応を「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺がん」に変更することを了承した。この適応変更が実現すれば大きな前進である。しかし一方で、変異陽性患者においても、全生存期間をエンドポイントとしたイレッサの延命効果は未だ確認されていないのであり、今後もその動向を注視していく必要がある。


07. 2012年3月26日 22:19:06 : oTwJIYm3Hw
俺は抗がん剤は効かない薬だと思う(今のところ)身内もいっぱい癌で亡くなりましたすべて抗がん剤治療で、しかも治療から一年ぐらいです。若い人からお年寄りまで・・・治療前は元気だったのに・・・
ある人が言ってましたが抗がん剤は毒でしかなく成分はなんていったかな?そうマスタード(サリン)の成分と同じらしいです。
俺は癌になってもそんなものは打ちたくないし断固拒否です。



08. 2012年4月03日 16:55:03 : Tj8g5LBqpw
大腸癌の手術後に勧められた抗がん剤は拒否。肺に転移していますが、自然民間療法で延命中です。抗がん剤ビジネスに嵌らないように。

09. 2012年4月04日 22:18:26 : 8f1TFv6MPM
去年死んだ母はイレッサを使っていたよ。
確かに、一時的ではあるがガンは消失するが、数年間だけだ。しかし、消失したからって飲むのを止めたらまたガンが出てくるから飲み続けるしかないのだ。

それでも、ある時期から効かなくなり、別の抗ガン剤(タルセバなど)を使い始めた。
しかし、それも効かなくなって、あらゆる痛み止め(オキシコンチンなど)を飲み始め、その副作用を抑える薬を飲むという悪循環の中、苦しみながら死んでいった。死亡当日は顔に黄疸が出て明らかに肝臓が機能していないとわかった。毒を毎日食らっているのだからそれを解毒するために肝臓を酷使していたからイカレたんだろう。無論肝臓に転移しているというのもあるだろうが。

確かイレッサを使っていたときは髪がごわごわして頭皮にかさぶたが出来るという副作用はあったね。

要するに抗ガン剤は治療薬ではないのだ。母は自他共に認めるドラッグマニアだから薬を飲み続けて起こる悪循環を指摘しても、本人が自覚しているにもかかわらず結局薬を飲み続けた。これはもう信仰と言うべきものだ。

患者の意見を尊重しても、その患者がバカだと親族が苦しむことになる。
抗ガン剤を飲むと結局長期間苦しむことになると思うね。


10. 2012年12月15日 08:30:10 : EbTuICn4TU
体外実験では実証にならない。
実際に体内での効果と害を調べないと不完全。

11. 2013年3月30日 17:30:05 : txKoq6KBVw
イレッサは危険だって署名運動してるのをみたことあるぞ。

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